桜さくら堂

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介護保険の更新申請に行ってきました。

介護保険の更新申請

介護保険の更新時期はその方の状態によって違いますので、介護保険証の三つ折りの真ん中の上から3行目の認定期間という所を見てください。2行目が認定日となっていますが、ご利用するにあたってはこれはあまり意味がありません。それで、その認定期間が終わるほぼ2か月前位に保険者(市区町村)から、更新についてのお知らせと申請用紙等が本人宛に届きます。申請は、有効期間が満了する日の60日前から、満了の日までです。なので、31日まである月は、1日に出しても受け付けてもらえなかったりします。

 書式は市区町村によってまちまちですが、ほぼ同じような事を記入するようになっています。記入は簡単です。介護保険証に記載されている保険証番号や住所、現在かかっている医療機関名や主治医等を記入します。住所は現住所ではなくて、介護保険証に記載されている住所を書いてください。病院とか介護保険の施設に入っていれば、そこの名称と住所も記入します。下の方に、「本人の著名」という欄がある場合もあります。これは更新の結果の写しを必要に応じて、本人や家族やケアマネ等に渡してもいいですよ、という同意です。ケアプランを作成する時に参考の資料にしますので、ここは書いておいてください。

 申請書を出す所は、介護保険証の三つ折りの左側の下にある市区町村です。現在、違う所に住んでいても、そこが保険者になりますので、お間違えのないようにしてください。もし、遠い場所だったら、郵送でも大丈夫です。介護保険のお知らせが来た住所に送れば、だいたいは大丈夫です。申請書と介護保険証を一緒に出すのがいいでしょう。その場合、2か月近く介護保険証が手元になくなってしまうので、あらかじめコピーをとっておいた方が安心かもしれません。介護保険証の代わりになる書類を送ってくれる所もあります。また市区町村によっては、介護保険証を一緒に出さなくてもいい所もありますので、お電話で聞いてみるといいでしょう。

 介護保険の更新申請は、特に難しいことはありませんので、本人が書けなければご家族様が書いてお出しになってもまったく問題はありません。また、申請順に更新の手続きが進んでいきますので、お早めに提出するのがいいかもしれません。更新なので、今までの介護保険の期間が満了した翌日から、新しい介護保険証に切り替わります。

主治医の意見書 

 介護保険の更新には、主治医の意見書が求められます。でも、これは市区町村が、医療機関に依頼するので、本人やご家族様が何かをするということではありません。意見書の費用の負担もありません。ただ、更新時期になったら、いつも行っている病院に受診しておいた方がいいかもしれません。受診するのは内科が多いですが、整形外科でも胃腸科でも脳神経外科でも精神科でも、主治医であればOKです。小さな所の方が、わりと早く意見書を書いてくれる傾向があるようです。大きな病院の場合は、担当の医師があまり病院に来ない場合もあったりすると、遅くなってしまうこともあるかもしれません。

 サービス付き高齢者住宅にご入居されている方で、更新申請書に医療機関名を記入する際にご家族様に確認をしたところ、「病院がどこだかわかりません」という方がいました。「健康なので、2年間、どこにもかかっていません」と言うのです。(-_-;)

働きざかりの若い人でも、何の病気が隠れているかわからないから、最低でも年に一度位は、身体のチェックやメンテナンスが必要です。ご高齢者だったら、なおさら定期的な受診をして予防した方が良いような気もするんですが、ご家族様も色いろですね。介護保険を使うなら、忙しいかもしれませんが、せめて主治医位は決めてほしいところです。

はじめての介護保険の申請

  65歳の誕生日(第1号被保険者)になると介護保険証が、市区町村から送られてきますが、それには介護度が記載されていません。初めて介護保険を使う場合には、市区町村に申請を出して、介護度を決定しなければ利用ができません。申請後に調査員がやってきて状態の確認をします。それと先ほど↑上記で説明した主治医の意見書を元に、要支援1~要介護5までの介護度が決定されます。40~64歳の第2号被保険者でも、特定疾患がある人は介護保険を利用することができます。詳しくは市区町村で聞いてみるのが良いでしょう。

 初めての申請に時には、介護保険証と本人や家族とかがわかる身分証、印鑑、いつもかかっている病院の診察券等を持っていかれると良いと思います。申請書にはマイナンバーを書く箇所がありますが、ほとんどの市区町村ではマイナンバーを書かなくても受け付けてくれます。書き方は、窓口で聞くと丁寧に教えてくれます。簡単です。結果が出るのは申請を出してから1~2か月かかったりしますが、最初の申請と、区分変更の申請をした時には、申請日にさかのぼって利用できます。なので、早めに申請だけでもしておいた方がいいと思います。

区分変更申請 

 これは病気や怪我や、あるいは何でもなくても加齢とかで、状態や生活能力が今までよりも著しく変化した場合に、介護保険の更新時期が来る前に、もう一度、認定調査をしてふさわしい介護度にしてもらうために申請します。もちろん、今までよりも良くなった場合に申請をすることもあります。本人や家族でもできますが、ケアマネが申請する事がほとんどと思います。

普通の更新と違って、区分変更申請の根拠となる理由を書かなければなりません。それと、区分変更申請を出した日からは、暫定の介護度によってケアプランを作らなければなりません。請求も出来ないので、月初めに申請したいところです。でも、退院とか早急にしなければならないことが多いですね。いずれにしても、介護度は見た目と違うこともありますので、見極めが難しいですね。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜ロイヤルパークホテル 70階 スカイラウンジ シリウス で食事をしました~(*^-^*)

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横浜ランドマークタワーの最上階のスカイラウンジからの景色です。

ここからは港町ヨコハマを眼下に、広大なパノラマを眺めながらのお食事ができるという天空のラウンジになります。景色がいいので、画像も大きくしてみました。ラウンジ席、バーカウンター、コンパーメント席と、合わせて192席あります。

f:id:sakurado:20180805171055j:plain 席からはこんな感じで、ベイブリッジが眺められたりします。夜にはピアノ演奏もあるそうですよ。演奏時間を書いておきますね。

日~木      19:00       20:00       21:00       22:00  (各回30分)

金・土・休前日  19:00       20:10       21:20       22:30   (各回30分)

席は入って中央から左側の方が、景色がよく眺められていいですよ。ちなみに、

68階には、フレンチレストラン ル シエール

     日本料理      四季亭    があります。

スカイラウンジ シリウス のお電話での予約・問い合わせは、

             045-221-1155  ( 受付時間 10:00 ~19:00 )

横浜ロイヤルパークホテル

〒220-8173

横浜市西区みなとみらい2-2-1-3

045-221-1111( 代表 )

駐車場は、ランドマークタワービルにあります。

 

 

「 コーヒーが冷めないうちに 」 川口俊和著 サンマーク出版 の感想

プロローグ  なんちゃって

 2017年に本屋大賞にノミネートされた本ですね。結果は10作品中10位でした。でも、気にすることはありません。芥川賞の「コンビニ人間」が9位でしたし、その前年2016年の本屋大賞で10位だった「火花」も芥川賞でしたからね。

前置きはさておき、私がこの「コーヒーが冷めないうちに」を手に取ったのは、以前電車の広告で目にしていたからです。

「過去に戻れる喫茶店を訪れた4人の女性たち……」のキャッチコピーに、ぐぐっと興味をそそられました。さらに「4回泣けます」とありました。なるほどそういうことか、とだいたいの想像がつきました。当時私は、人間関係で疲れていました。特に社内の。それで、癒しがほしかったのです。4回泣けるのは、オーバーだろうと思いつつも、そのうちに休日にでも読んでみようと思っていました。しかし、本を買う前に電車内の広告も変わり、日々の忙しさにまぎれていつしか忘れ果てていました。

 ところが、ある日、まあ、いつものように古本屋をぶらぶらしていたら、偶然、この「コーヒーが冷めないうちに」の本が目に止まったのです。ああ、そういえば、この本が読みたかったんだ、と手に取りました。店員の態度が悪かったけれど、読みたい気持ちが勝ったので買いました。なぜなら、職場は変わったものの、相も変わらず私は人間関係に悩んでいたからです。進歩がないですね⤵……あ、でも、ブログでは小見出しをつけるのを学びましたよ。それで、意味もなく小見出しをつけています(笑)……と、これもまた、前置きになってしまいました。

やっと、感想です。

 舞台となる路地裏の小さな喫茶店「フニクリフニクラ」は、明治時代にオープンした古い喫茶店で、地下にあります。カウンター席が3席と2人掛けのテーブル席が3つしかないという狭さです。窓がなくシェードランプで照らされた店内は、昼夜の区別なくセピア色に染まっています。3つある時計は、全て違う時間を示していて、なんだかいわくありげな雰囲気が漂っています。いかにも何か起こりそうな舞台設定で、なんだかわくわくしてきますね。

 ただ、過去に戻れるという都市伝説が起こるのが、すごく面倒な設定になっているんですね。めんどくさいルールがたくさんあります。

1、過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない者には会う事ができない。

2、過去に戻ってどんな努力をしても、現実は変わらない。

3、過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席立った時だけ。

4、過去に戻っても、席を立って移動することはできない。

5、過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。

さらに、過去に戻れる席にいつも座っているのは……、とってもやっかいな人物で、っていう設定です。それにコーヒーが冷めきってしまうまでに戻らなったら、すごいリスクがあります。

 それでも、どうしても過去に戻りたいという人達の話です。あ、一人だけ、未来に行った人物もいますね。

第1話 『恋人』結婚を考えていた彼氏と別れた女の話

第2話 『夫婦』記憶が消えていく男と看護師の話

第3話 『姉妹』家出した姉とよく食べる妹の話

第4話 『親子』この喫茶店で働く妊婦の話

となっています。

第1話の主人公である清川二美子は早稲田大学を首席で卒業し、英語、ロシア語、フランス語、ギリシア語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語が反せるバリバリのキャリアウーマンでモデルのような美人です。その二美子が、3歳年下の彼氏と別れ話を始める所から、物語がスタートします。なにしろ狭い店で、常連客ばかりの喫茶店です。話はつつぬけです。五郎が二美子を残して、アメリカに行くという所からです。興味津々ですね。

 その後、二美子が喫茶店の都市伝説を聞きつけて、再来します。そうして、キャラとはうらはらなそそっかしい行動をします。もはやギャグです。こんなんで泣けるんだろうか? という疑問がわいてきました。同時に、第2話と第3話、第4話の登場人物が、ちらちらと現れて、伏線を残していきます。

 第1話は、この場合リスクを冒して昔に戻って彼氏に会うよりも、アメリカに行って会った方が現実的なんじゃないのかなという疑問が残りましたね。今時のキァリアウーマンなら、そういう行動をとるんじゃなかと思ったので、ちょっと泣けませんでしたね。

第2話は、認知症の話ですね。これは切実ですが、わざわざ昔に戻るという理由に薄いような気がしました。昔のクリアな旦那さんに会うと、逆に現実に戻った時にさらに辛くなるのではと思ったりもしました。

第3話は死んでしまった妹の本当の気持ちが、過去に戻って初めてわかったのです。それは全話を通して、みんなそうなんです。相手がこう思っているんじゃないかっていう思い込みって、誰にでもありますよね。

第4話だけ、未来に行くのです。未来の場合、行った日時に会いたい人がそこにいるという保証はないわけです。そこがミソです。それでも行くのです。

 全体を通して、全員時間を旅して、現実は変わらなったんです。でも、心が変わったのです。心が変わると、生き方が変わって、未来も変わるんですね。泣けたかって?

はい、泣けましたよ。私の場合、2回でした。幽霊も出てくるし、登場人物も個性豊かで、なかなか魅力がありました。面白かったので、あっという間に読み終えてしまいました。「コーヒーが冷めないうちに」読み終える事はできませんでしたけれど、私も過去に戻れたらなあと、しみじみと思いました。

ちなみに、2017年に本屋大賞をとったのは、「蜜蜂と遠雷」でした。参考までに。

 

 

 

 

「 微差 」 斎藤一人著 サンマーク出版 の自由気ままな感想

 「微差」という本の中で、斎藤一人さんはこんなことを言っています。

【 何か商売する時に、これは人のためにもなる。自分のためにもなる。そして、社会のためにもなるというものは、絶対成功します。 】

 これは、なるほどと思いました。さらに、仕事が上手くいくコツを、ていねいに教えてくれています。ありがたいですね。恵まれている人は周りにそういった師のような人がいますが、私の場合は、自分でやってみて、失敗して、痛い思いをして、あ〜、これじゃダメなんだーってわかるという、実に非効率的な歩みでしたね。(笑)今も、そんな感じです。

 微差については、こう言っています。

【 踏み台をかついでいって、山頂で踏み台を出して乗れば、日本史上最高に高いところに立てるのです。せこい話かもしれないけれど、この微差で大差なんです 】と。

説得力がありますね。なんとなくそんな気がします。それにこの位なら、私にも出来そうに思えるからうれしいですね。人生何でも細かい努力が大事だということなんですね。

 それでね、斉藤一人さんは、のろのろした歩みを認めてくれているような話もしているんです。

【 とりあえず、やってみる。やってみたら、「ここがマズかった。今度はこうしよう」とか、やってみてわかることがあるのです。そうすると、それを改良して、またそこへ来て改良して、また来て改良して……という。それが神の仕組みなんです。ぐるーーっと回って、重続しながら上に上がるのです 】

 うーん、私の場合は、とりあえずやってみるまでは良かったのだけれど、改良が足りなかったのかなぁ?

 それにしても、こんな風に上手くいくコツを教えてくれる斉藤一人さんに感謝しています。斉藤一人さんの「微差」の、自由気ままな感想でした。

ではでは。

 

 

 

 

聞き上手になるには?

 

 ケアマネージャーの仕事の1つとして、『 傾聴 』というのがあります。

1.アセスメント

まず、初対面の方にお会いした時に、挨拶の次にケアマネージャーがする大事な仕事が、アセスメントです。アセスメントというのは、相手の現在の健康状態や身体の機能、家庭環境、経済状況、生い立ちやどのような暮らしをしてきたか、これからどうしたいのか、何に困っているのか等のご本人の思い、ご家族の気持ちや要望等の情報を聞き取ることです。

 情報はあればあるほど、きめ細かいプランを立てられますが、聞き辛いことも、ままあります。なにしろ初対面で、立ち入ったことを聞かなければならないので、なかなか難しいです。たとえばおトイレのこと。それから家庭の人間関係とか。中でも聞きづらいのは経済状況でしょうか? でも、これは大事なんです。サービスをつける時に、どのくらい負担が出来るのか知っておく必要があります。お金はどれだけかかってもいいからどんどんサービスを受けたいって言う人もいれば、なるべくお金がかからないサービスを探してくださいっていう人もいますからね。

 ケアマネ会議の時に、いつ経済について聞いたらいいかという話になったことがありました。あるケアマネは、最初に事務的に聞いた方が聞きやすいと言っていました。そうしたら、別のケアマネが、最初に経済の事を訪ねたら、後で「初対面なのにお金のことを聞いてくるなんて失礼なケアマネだ」っていう苦情の電話があったそうです。難しいですね。 

 私はなかなか聞きづらいので、後回しになってしまう事が多いですね。だいたいは家の中の様子とか、持ち物とか、あるいは会話の中から拾ってきたりしますね。それに近い話題になった時に、さり気なく聞いてみたり。でも、失敗もあります。

 高齢者のご夫婦2人暮らしの方を担当したことがありました。今住んでいる家の他にもう1軒家を持っていて、そこで昔商売をしていたそうです。時期を見てその家を売ろうと考えているとのことでした。息子さんは医師で、もう一人いる娘さんは薬剤師、その夫は医師だそうで、お金はじぇんじぇん困っていないというようなことを話していました。

 この老夫婦の要望は、「定期的に病院に通院するので、介護タクシーを利用したい」とのことでした。以前にも介護タクシーを使っていたので、引っ越してきたここでも使いたいということでした。 夫の方は要支援1で、妻の方は要介護3でした。この妻が腰痛なため、時どき整形外科に通院していたのです。

 そこでプランを作り、担当者会議を開催し、話し合って納得した上でご利用が始まりました。ところがいざ利用が始まってみると、介護タクシーの業者から電話がかかってきて、「料金を払ってくれない」と言ってきたのです。そこで事情を聞いてみると、「料金が高い」とのことでした。介護タクシーの介護保険が適用になるのは、乗り降りなどの介護の手間がかかる部分だけで、走行距離は普通の料金になるのですが、そこも介護保険で安くなると勘違いしたらしいのです。以前もそうだったはずですし、いくら説明しても納得してくれず、とうとう払ってくれないので、娘さんに事情を話して支払っていただいたことがありました。

 その後、この老夫婦は認知症の兆候があったということがわかりました。間もなく娘さん夫婦が、介護のために近くに越してきましたので、それからは必ずキーパーソンの娘さんを交えてサービスを決めるようにしました。

2.モニタリング

 居宅ケアマネには、月1回以上、ご利用者様のお家を訪問してモニタリングをしなければならないということになっています。そこでご利用者様の健康状態とか生活のご様子とか、つけたサービスがきちんと提供されているか等などを見たり話を聞いたりして確認するという仕事があります。これも大事です。1か月の間には、特に何があったわけでもないのに状態が大きく変わって、今までの支援が合わなくなっていることもよくあるからです。

 そこで様子を見るのに合わせて、本人からお話を伺うというのが大事です。お年寄りの中には、困ったタイプが大きく分けて2つあります。もう、1年くらい無人島にいて誰とも話をしたことがなかったように話す人がよくいます。機関銃のようにダダダダダッっと、話をするタイプですが、これが結構な割合でいます。おばあちゃんと機関銃(的トーク)ですね。

 すごいですよ。話をやめたらもう命がないみたいに話をします。しかも、相槌が打てないくらい、というか、打てません。ぜんぜん途切れないんです。こちらとしては、まず健康状態を確認したいのです。あるいは、生活の様子とか、困ったことはないかとか、とにかくそういった事を聞きたいと思っているのですが、そういう人にかぎって、お孫さんお話とか若かったころの事とか、全く関係のない事を話します。

 でもね、これも心を癒すのに大事だと思って、聞きます。聞くのはカウンセリングの方も言っておられますが、疲れます。それでカウンセリングは1時間位となっているのだそうです。相互に話す会話は、疲れないそうです。そこで私もそれにならって、モニタリングは1時間位にしようと思っています。

 しばらく聞いていると、そういう人は、また最初に戻って同じ事を言い始めますね。そうして、3回くらいくり返しになると、仕方がないので「すみません、ちょっとだけいいですか」と謝ってから、「お身体の調子はどうですか?」って聞きます。するとまた、ここからダダダダッっと、お身体の調子を話し始め、途中から少しずつ逸れはじめ、こちらを無視して話は迷路に入っていくという感じでしょうか。

 もう一つのタイプは、これと全く逆のタイプになります。話を投げかけても、

静けさや 蛙飛び込む 水の音・・・ ボチャン、シ―――――ン……。

みたいな。ボチャンが、投げかけた質問ですね。

ボチャン、シ――――――ン。

ボチャン、シ――――――ン。

ボチャン、シ――――――ン。

あ、もちろん、短いお応えはありますよ。ただ、こんな感じということです。

色いろ工夫はしているんですが、やっぱりまだ信頼が得られていないのか、それとも、話をするのが好きでないのか、質問の意味が解らないのか、聞き取れないのか、あるいは警戒しているのか……。こちらも難しいタイプで、こちらも多いですね。それで様々な話をふっていくうちに、興味がある話題にぶち当たることもあります。

 こういう素っ気ないタイプの人に有効な質問が、「お生まれはどちらですか?」というのでしょうか。皆さん、生まれ故郷の話や親の話、若い頃のお話は好きな方がほとんどなので、会話に困ったら、過去にもどってみたりしています。

 あと、訪問するたびに、「あんた誰?」と言われて、いつも「初めまして」からの人ととか、しばらく話をしてから、「ところで、(あなたは)誰でしたっけ?」と聞かれたり、なんていうことも、わりとよくあるんですよ。

3、相談業務

  ケアマネへの相談と言っても、介護のことばかりではありません。日々の買い物の相談から、家族関係の重~い相談や、病気の事や友人知人の人間関係の悩み、じつにさまざまな相談事が持ち込まれてきます。ただ話を聞いてくれればそれでいいというようなものから、どうにも解決策が見つかりそうもないものまであります。すっきりとはいかないまでも、今よりは良くなる方向性を見つけていきたいなぁと思っています。

 それで相談に来る方も、やっぱり2つのタイプがあるんですね。まず、ご要望をすぐにハッキリと「あの人と同じデイサービスは嫌だから、違う所に変えてほしい」とか、「食事はご飯ではなく、パン食にして」とか、すごくわかりやすいタイプですね。

 もう一つのタイプは、遠慮があるのかなかなか言い出しません。すごく遠回しで、最初は相談があるとは思わないような感じなんですね。うっかりすると、普通の会話をしてそのまま返してしまいそうです。でも、なんとなくこう、何か引っかかるので、ゆいったりした雰囲気を醸し出すようにして待っていると、ようやく本題をぽつりと話し始めたりするんですね。たぶん、話したくないので、前置きが長くなってしまうのかもしれませんね。

 4.気づいたこと 

 

ある時、私も同じ事をくり返し言っていることに気づきました。それで、どうして何度も言ったのかなあって、よおく考えてみました。そうしたら、相手の反応が鈍かったので、本当に私が話したことがわかってくれているのかよくわからなかったんですね、それで、もう1回、同じことを言っていたという事に気がつきました。

 もしかしたら、あんなに何度も同じことを言うのは、そういうふうに話したこと相手がわかってくれているのかわからないから、というのもあるのかなあ、と思いました。

そこでもっとはっきりと相づちを打つようにしました。特にいいのが、相手が言った言葉の最後の部分をくり返して言う相づちです。たとえば、「今日はあれして、これして、いろいろと忙しくて、お昼ご飯も食べてないから、すごくお腹が空いてるんです」という内容だったら、「そうですか、すごくお腹が空いているんですね」と相づちを打ちます。そうすると、相手は納得してくれるようです。

 お話を聞くというそれだけのことですが、奥が深いなあと感じる今日この頃です。

ではでは。

 

 

ソーラーライト殺虫器を買いました〜(^o^)

 ご存知ですか? ソーラーライト殺虫器、これはすごいですよ!! 

 ホームセンターで、夜の灯りにソーラーパネルのライトを探していたら、なんと殺虫効果があるソーラーライトがありました。さっそく買いました。

 これはスイッチをON1にすると殺虫灯になって、スイッチをON2にするとガーデンライトになるんですね。ガーデンライトは白色LEDの明かりですが、殺虫灯はラベンダーのような色の灯りになります。

 それでどうやって虫を殺すのかというと、これがすごいんです。説明書によれば、

『 虫が電撃グリッドに触れると強力電圧で瞬間的にショック死させて駆除します 』とあります。製品仕様によれば、殺虫時の瞬間電圧約800Vとあります。よくわからないけど、なんだかすごいですね~~💦 太陽の光を貯め込んで、電圧800V出すんですかね? 

 それで効果はどうかというと、はっきりとはわからないんですが、今年は蚊がいないような気がします。今年は、まだ蚊に遭遇していません。でも、これはもしかして今年の暑すぎる異常気象のせいかもしてないし、蚊に遭遇しない理由は、はっきりしたところはわかりません。

 だた、気休めにはなるし、色合いもいいので外の雰囲気が良くなっていいですね。他にも白っぽいのやら赤っぽいのやら、電球みたいのやら、色々なソーラーの灯りがあるんです。いつも置きっぱなしにしているのですが、晴れの日の夜はずうっと夜中から明け方までソーラーの明かりが灯っています。

 ソーラーの灯りに興味がわいたのは、あの東北の震災からです。太陽の光だけでいいっていうのは、すごくいいなと思うようになりました。関東でも電力の制限があったから、最初のうちはローソクを使ってみました。これも、まあ、ロマンチックな雰囲気があって良かったのですが、やっぱり火事が心配ですよね。それで結構気を使っているうちに、面倒になってやめてしまいました。

 そこへいくとソーラーの明かりはいいですよ。放っておいても大丈夫だし、経済的だし、防犯にもなるしね。さらに殺虫効果もあるなんて、すばらしいですよ~~💛 これも、ささやかな癒しになっています。

 ちなみに商品名は、『 DCM LEDソーラー殺虫器 』 といいます。

ではでは(*^-^*) 

自分を「ごきげん」にする方法 スポーツドクター 辻秀一著 サンマーク出版 の感想です。

ごきげんってすごく大事だなって、≪ 自分を「ごきげん」にする方法 ≫ を読んでよくわかったような気にはなりました。だけど、頭ではわかっているけれど、実際はすごく難しいですよね。なにしろこの世の中は、嫌な事で満ちあふれていますからね。

 スポーツドクターの辻秀一氏は、『 心の状態は「脳」がつくる 』と本の中で語っています。ごきげんな心が、ごきげんな人生をつくるのだそうです。ライフスタイルを磨いていくと、外側からやってくる出来事から解放されて自由に生きられるのだと教えてくれています。

 そういえば、斉藤一人さんも、同じようなことを言っていましたね。不機嫌になるとテンションが下がって、悪いことが起こるから気をつけなければならないって言っていますが、本当にそうだと思います。私もなるべくいつもテンションを上げておきたいものです。不機嫌な人間に引きずられないで、自分の機嫌は自分でとる、これですね。

 辻秀一氏はスポーツドクターなだけあって、面白いエピソードが紹介されていました。どんなスポーツでも、最後までやらなくても、実はその前に結果がわかるのだと言っていました。

 マラソンにしても、それまでどんな練習をどんなふうにどの位やってきたか、身体のコンディションや精神状態をどう上げてきたか等を詳細に検証すれば、スタートラインに立った時点で、誰が勝つかすでに結果は出ているというのです。

 そこで剣道の世界チャンピオンになった栄花直輝さんに、こんな質問をしたのだそうです。

「柔道だと相手と組んだ瞬間とか、バスケなら試合が始まって少したつと、相手が自分より強いか弱いかわかります。剣道でもそれがわかるのですか。わかるとすれば、それはいつですか。構えた瞬間ですか。それとも打ち合ってからですか」

 この質問に、剣道の世界チャンピオンの栄花直輝さんは、

「座っているだけでわかります」

と、答えたそうです。

 なぜかというと、座るというたったそれだけの行動にも、その人の心の状態(その人自身の人間力)が反映されるからなのだそうです。外側の出来事に、自分の心を持っていかれるのではなく、ゆらがず、とらわれず、いつも自分が最高のパフォーマンスが出せるように、機嫌のいい心の状態をつくる努力をしたのです。その過程でスキルが磨かれて、栄花直輝さんも、ここぞという一撃を必要な時に出せるようになったのだろうと書いてありました。

 ゆらがずの心の状態に、ゆらぐ心は絶対に勝てないからだそうです。なんだか、カッコいいですね~~。

 シカゴ大学 心理学教授のチクセントミハイ教授が、フローとゾーンについて解説していました。

 ゾーンに入ると、何をやっても上手くいく気がして、不安も焦りもなく、気持ちが集中して、自分が持てる最大の力が発揮できます。ゆらがず、とらわれず、無に近い状態です。

 ちょっと前に、ゴルフでローリー・マキロイが勝ちまくっていた時期に、ゾーンという言葉を連発していましたね。いいですね、ゾーン。スポーツだけではありませんね。

 私もたまに好きなことをやっている時には、フローに近い状態になることがあります。ちなみにフローは、ゾーンの前の段階です。フローについてはこう言っています。

一つの活動に深く没入して、それ自体が非常に楽しいので、純粋にそれ自体が非常に楽しいので、純粋にそれをすることのために、多くの時間や労力を費やしている状態です、と。いいですね~~、フロー。自分のための時間が、もっとあったらなあって、いつも切に思っています。

 自分を「ごきげん」にする方法 スポーツドクター 辻秀一著 サンマーク出版 の

自由気ままな感想でした。ではでは。