桜さくら堂

いらっしゃいませ! 今日もあなたのために、とっておきのお話をご用意しました。

映画「終わった人」舘ひろし主演 を観てきました~♪♪

前半の定年退職する辺りは面白かったですよ~~。舘ひろしさんのキャラもいい具合にハマっていました。「終わってしまった人」という実際は暗くなってしまいがちな内容なのですが、舘ひろしさんという真逆なタイプを使ったために、逆にコメディになっていて楽しめました。そこをねらったんでしょうか?

原作は読んでいません。原作と映画は別物だと思っています。原作を読んでから映画を観ると、原作が映画をじゃましてしまうからです。逆に、映画を観てから原作を読むのは、OKです。今までの経験から、そんなふうに感じています。今回は運よく、まだ原作を読んでいませんでした。

そういえばTVで、舘ひろしさんは撮影の待ち時間に本を読んでいると言っていました。「マンガを読まないのですか?」という質問に、「絵が入ると想像を限定してしまうから」みたいなことを言っていましたね。流石だな、と思いました。その通りですね。でも、私はマンガも読みますけどね。マンガはマンガの良さがありますから。

舘ひろしさんが読んでいたのは、ラグビーの本でしたね。学生時代にラグビーをやっていたそうで、そこは映画と一緒なんだな~と思いました。

後半が変に真面目になってしまって、テンションが下がりました。前半は舘ひろしさんのキャラが田代壮介を上回り、後半は田代壮介のキャラが舘ひろしさんを上回って、舘ひろしさんを消し去って面白さがググっと下がってしまったという感じですね。

 いずれにしろエンタメに徹するか、真面目に定年後の問題を追及するかの、どちらか軸足を持って行かないと、どうしても鑑賞後に何も残らないというか、感動も、面白さも薄れるというか、そんな感じがしました。わかりやすく言えば、最初から最後まで、舘ひろしのキャラでいくか、田代壮介のキャラでいくか、ってことですね。

そうですね、故郷の友人がありきたり過ぎますね。福祉で着地っていうのも、なんか良い子でまとめようとしている感じがしますね~。だって自発的じゃなくて、友人に誘われてって感じだもの。IT会社のもそうだけど、それって、どうなんでしょう? まだ、定年後の自分探しが完結してませんよね。私だったら、

舘ひろしさんのキャラで行くかな~~。たとえば中高時代に田代壮介と真逆の人生を生きていた幼なじみを出しますね。東大に入った優等生の真逆といえば、そうですね、暴走族のヘッドってとこでしょうか……え、それは、舘ひろしさんだって( ゚Д゚)

普通、そう思いますよ。真面目に生きてきた人は、自由奔放に生きていた人が気になるって。つまり優等生役の舘ひろしさんが、本来の舘ひろしさんの人生にあこがれるわけです。ややこしいですね。でも、舘ひろしさんの過去を知っている人は、ぷぷっと笑ってしまいますね。ここで最初の頃と、トーンが合うわけです。そうして、

田代壮介役の舘ひろしさんが、還暦過ぎてから、大型バイクの免許を取ろうとするわけです。みんな止めます。あぶないって。あぶない定年族ですね。本来はバイクが上手い舘ひろしさんが、さんざん手こずって下手な乗り方をするところなんかも楽しめそうですね~~。これの方が、文学をやろうとするよりも真実味があって面白いような気がします。

逆に昔つっぱっていた暴走族の幼なじみが、やけに真面目になっていたりしてね。大型バイクの免許を取って、二人で……って、ワクワクしませんか? だからね、原作を読んでいると、こういう発想を飛ばすことが出来なくなるんです。なんだか、違う作品になってしまいそうなので、この辺で終わりにします。「終わった人」って作品なので。

ってことで、自由気ままな感想でした。