桜さくら堂

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「これまでにしたことのない話」斎藤一人 サンマーク出版 の感想です。

 斎藤一人さんが「これまでにしたことがない話」って、いったい何を語っているのかなと思って、思わず手に取ってみました。期待通りに、面白い本でした。そうして、斉藤一人さんらしく、実用的なんですね。すぐに生活に役立つ本です。と言っても、斎藤一人さんは気持ちとか考え方とかを語っていることが多いので、精神的実用書っていうところでしょうか。面白いですね~~。

 この「これまでにしたことがない話」という本は、どういうことを語っているかというと、≪ 願い事を叶える方法 ≫ という誰でも知りたいがやさしく書いてあります。どう実践したら、叶うのかを教えてくれています。本当に簡単です。斉藤一人さんは、いつも先に答えを教えてくれるんですね。やり方を教えてくれるのです。その答えの通りに行動すればいいだけです。

 斎藤一人さんが言うには、願い事を叶えるには、その願い事を真我に届けなければならないのだそうです。真我っていうのは、これはたぶん私の考えでは、「神様」のことなんじゃないのかなって思います。あるいは大宇宙とかお釈迦様とか、そういう偉大な何かのような感じでしょうか。そういえばインスピレーションとかも、この超意識から来るらしいですよ。

 それで、その超意識に願い事を届けるやり方を、斉藤一人さんが教えてくれているのです。潜在意識に願いを入れやすいのは、ふだん、ぼーっとしている時とか、眠いときとか、無意識の状態のときなんだそうです。

≪ 要するに、顕在意識のバリアがゆるんだ時に入りやすい。潜在意識のさらに奥にある超意識(真我)に願いごとを届けるには、潜在意識の中が満ちるほど、願いごとでいっぱいにしなければならない。そのためには、初めは無意識でも、願いごとがそらんじて言えるほど何度も何度もくり返し言わないとダメなんだよ。

潜在意識がその願いごとで満ちてきたとき、千個に一個くらい、自然に超意識に到達して、その願いが叶うんだ。だから「千回の法則」というんだよ ≫ と。

 実に実践的です。やってみようと思います。

 ただ、ちょっと困ったことがあって、私の場合、夜眠る前に願いごとを考えようとすると、すぐ眠ってしまうんですね。寝つきがいいので。っていうよりも、疲れ果てているといった方が正しいかな。でも、なんとか頑張ってみようと思います。過去を振り返ってみると、本当に心の底から願っていたことは、叶っていたような気がします。叶う時って、そればっかり考えていたように思います。

 さらに斉藤一人さんは、「これまでにしたことがない話」の中で、こう締めくくっています。

≪ 願いが届いて到達する道のようなものができてくると、願いごとが叶うスピードが速くなる。だんだん加速するんだ。これを「加速の法則」というんだよ。だから、日ごろ使っている言葉や思っていることがスゴく重要なんだ。あなたの人生を創っているんだよ。それが、あなたの成功に導く超意識、内神の力なんだよ。これが本当の言霊の力なんだよ。 ≫

 なるほど……。ついでに、斉藤一人さんの、成功の言霊も書いておきますね。

≪ 自分にはできないけど 神にはできる ≫