桜さくら堂

いらっしゃいませ! 今日もあなたのために、とっておきのお話をご用意しました。

プレバト・ランキング ≪2019年10月10日≫秋の俳句タイトル戦 金秋戦 大予選会

 

予選会のお題 / 冷蔵庫

                       ≪  敬称略  ≫

 

MC     浜田雅功

アシスタント 玉巻映美

 

        夏井いつき 選

 

【 1位 】 松岡充  特待生2級  決勝進出 

 

駆け抜けた 残暑の泡の ハイボール

 

夏を通して映画の撮影をずっとしてたんですよ、炎天下の夏、ずっと。

それの打ち上げで、初秋に、みんなで打ち上げしている時に、乾杯してるハイボールの泡が、「あっ、終わってしまう夏、駆け抜けた夏やな……」という感じでしたね。

いや~~、1位ですか!

 

【 2位 】 千原ジュニア  特待生1級 決勝進出

 

長き夜の ジャーの隣に 立つ杓文字

 

家で奥さんも子供も寝て、1人でちょっと夜中に小腹が空すいたな……みたいな時にパッとジャーを見ると、最近の杓文字は自立するじゃないですか。

いけよ、いけよ って言うてる感じみたいなのを詠んだつもりなんですけど

 

【 3位 】 NONSTYLE石田 特待生1級 決勝進出

 

明日もまた生きる チルド室に葡萄

 

子供の頃、ぼく貧しかったんで、葡萄とかっ貰い物でしか食べられなかったんですけど、1日で食べきるのがもったいなくて、残すんですよ。

リアルにいくと、野菜室に入れた方がいいんですけど、なんていうかお宝感があって、チルド室に入れたくなってしまう。

これ、葡萄があるから、明日もなんかちょっと生きれるみたいな、子供ってちょっと大げさじゃないですか。前向きな句を詠んでみた。

 

【 4位 】 皆藤愛子  特待生5級 

 

別れ蚊を 払う一人の 台所

 

台所で弱弱しい秋の蚊がよってきて、

それを払ったら、余計寂しさが増したという句です。

 

【 5位 】  鈴木光    特待生3級

 

本を閉じ 秋の灯しづか 製氷温

 

 秋の夜は長いので、よく読書とかするんですけど、

本を読み終えて読書灯の下で余韻に浸かっていると、音が静かで 

その時に冷蔵庫の氷を作る音がして、

ふと我に戻される……そういう句です。

 

夏井いつき :  秋灯に 本閉づ 製氷温かすか

 

【 6位 】 Kis-My-Ft2 北山宏光 特待生5級 

 

秋の夜や 母の怒号と ピアスホール

 

冷蔵庫見た時に、いろいろ食材がある中で、すごいこう家庭かんを感じたんですね。

最初、写真を見た時に、あ、自分の家族どうだったかなと思ったのが、

やっぱ、こう反抗期のことを思ったんですね。

ピアス開けて、お母ちゃんに怒られたな……っていうところの発想を

 

【 7位 】 三遊亭円楽  特待生1級

 

秋天に 産廃の冷蔵庫 口を開け

 

 あの冷蔵庫の行く末を考えてね、

産業廃棄物になって、白物が山になっているところでもって、

かっと口を開けて、秋の空を飲み込もうとしているのか、

「口を開け」っていうのは、喋りはじめる

「今までさんざん便利だって言ってたのに……これかい」

みたいな、ちょっと寂しさを呼んでみた。

 

夏井いつき: 秋天に 口開け 産廃冷蔵庫

 

 【 8位 】 立川志らく  特待生1級

 

鶴瓶落とし 喋るな黙れ 冷蔵庫

 

 ショックで言葉が出てこない。

冷蔵庫を開けると、近頃光のセンサーでいろいろ喋ったりするじゃないですか。

それが鶴瓶落とし。

秋で急に日が暮れて、イライラしたり落ち込んでいる時に

しゃべるとうるさいなと。

喋んないでくれ、黙ってくれと。

鶴瓶落としっていうのは、妖怪でもあるんで、

その妖怪と喋る冷蔵庫とかけて

わたしとしてはいけると思った。

 

 夏井いつき: 真夜中の 喋るな黙れ 冷蔵庫

 

 【 9位 】 Kis-My-Ft2 千賀健永 特待生1級

 

野菜室 百リットルの 香立ち秋

 

秋になると、秋の野菜室が……たくさんあるじゃないですか。  

100リットルっていうのは、野菜室が100リットル入るので、 

100リットルと入れたんです。

ばっと開けると、秋の香りが流れ込んでくるよっていう句だ。

 

夏井いつき: 秋の香立つ 百リットルの 野菜室 

 

※ YUYU の気ままな感想コーナー

   明日もまた生きる チルド室に葡萄 

 なんかこう、しみじみとして庶民的な感じが、

 すごくいい句だな~~って、YUYUは思いました。

 〇〇があるから、辛い明日もまた生きられるっていう人って、

 すごくたくさんいるんじゃないのかな。

 〇〇でのり切ったとか、

 〇〇でしのいだとか、

 子供じゃなくても、誰でもあるんじゃないのかなぁ。

 〇〇は、他人からみれば、

 たいがいささやかな物だったりします。

 

 みなさんはどうでしょう?

 家族が作ってくれたお弁当だったり、

 好きな音楽だったり、

 本だったり、

 ゲームをするとか、

 ゴルフ、お酒、

 子供の寝顔、 

 〇〇ちゃんの笑顔とか……。

 私はかつて、つらい日々を、

 お弁当で、がんばれた時期がありました……。

 

 YUYUは、今回は、

 NONSTYLE石田さんの句に、

 1票!

  で~~す (*^^*)