桜さくら堂

いらっしゃいませ! 今日もあなたのために、とっておきのお話をご用意しました。

プレバト 俳句タイトル冬麗戦 【 決勝 】 2020年1月3日(金)

お題 /  お鍋

                       ≪  敬称略  ≫

 

  MC     浜田雅功

  アシスタント 玉巻映美

  俳人     夏井いつき 

 

【 優勝 】 Kis-My-Ft2  横尾渉 名人4段

 

     包丁始 都心は 計画運休

 

都心に雪が降って、

前もって計画運休で電車が動かないと。

予定も無くなってしまって、何をやろうかな?

じゃあ、ゆっくり久しぶりに料理でもしてみようかな

と思った句ですよ。 

 

夏井いつき : 包丁始 都心は 計画運休 

 

【第2位】 東国原英夫 名人10段

 

    湯豆腐の湯気 アインシュタインの舌

 

宇宙の真理を追求したアインシュタインの舌に

湯豆腐の湯気を当てたら、どんな発見をするのだろう?

 

【第3位】 フルーツポンチ 村上健志 名人10段

 

    双六の 駒にポン酢の 蓋のあり

 

鍋を食べていた。

親戚が集まって、正月双六をした。

駒が足りなくてポン酢の蓋を使っている。

 

 【第4位】 梅沢冨美男 名人10段

 

     湯豆腐に すの立ちはじむ 四方の春

 

湯豆腐が季語。

四方(よも)の春も季語。膨大なお正月の季語。

あえてサラッとしている(湯豆腐の)季語を使った。

皆でワイワイ飲んでいくうちに、豆腐にすが入る。

お酒を飲んだり楽しく話している。

季語が2つのチャレンジをした。

 

夏井いつき : 湯豆腐に すの立ち四方の 春の酒

 

【 第5位 】 FUJIWARA 藤本敏史  名人10段

  

      スイミーの 音読二回 おでん炊く

 

小学生の時の国語の宿題で

親の前でスイミーを2回読むというのが出た。

おでんの支度をしている(母親の)後ろで読んだ。

 

夏井いつき : ごんぎつね 音読二回 おでん炊く

 

【 第6位 】 Kis-My-Ft2 北山宏光 特待生5級 

 

      湯豆腐や くるりくるりと 昆布回る

 

 蓋を開けた所を詠もう

オノマトペで出来ないか

昆布が廻っている様子

 

夏井いつき  : 湯豆腐の 昆布ほのほのと 回り出す

 

【 第7位 】 千原ジュニア 名人初段

 

      風邪の孫 祖母の御飯を 平らげる

 

僕が孫。

風邪ひいた時に、おばあちゃんがおじや作ったら、

風邪ひいてるのに全部平らげた。

 

夏井いつき : 祖母の飯 平らげ風邪の 子の朝

 

【 8位 】  皆藤愛子  特待生4級

 

     ほろ酔いの帰路 すき焼きの 仄かな香

 

すき焼きを食べた帰り道に、

髪の毛に染み付いた甘じょっぱい香りを感じながら、

ほろ酔いで帰るようす

 

夏井いつき : ほろ酔いや すき焼きの香の 残る帰路

 

【 第9位 】  中田喜子  名人3段

 

      祝ひ歌 山川響く みかん鍋

 

お正月に のど自慢の人が、

祝い歌を歌って、山や川に声が響いて

食卓にはみかん鍋がある

 

夏井いつき : みかん鍋 故郷の山河 祝ひ歌

 

YUYUの気ままな感想コーナー

 

オノマトペ ほのほの  も悪くないですね~~

安房直子氏の「北風が忘れたハンカチ」に出てきた、

 ほと、ほと、ほと、ほと……

 ああ、それは、雪の音でした。

のオノマトペを思い出しました。こうも書いてあります。

 ほと、ほと、ほと、ほと、

 小さな小さな音でした。けれど、やさしいあたたかい音でした。

白い花が散るときも、こんな音がするでしょうか。

月の光がこぼれるときも、こんな音がするでしょうか。

ほのほのも、

やさしいあたたかい音のように感じました。