2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ただかれは、ていねいに 一粒ずつ、一粒ずつ、 荒れ地にドングリを埋めこんでいった。 かれは、カシワの木を 植えていたのだ。 あすなろ書房 木を植えた男 ジャン・ジオノ 作/寺岡 襄 訳/黒井 勉 絵 お題「我が家の本棚」 今週のお題「読書の秋」 わたしは…
安房直子さんの作品は、冒頭の1行を読んだだけで、もうすでにその不思議な世界にぐうっと引き寄せられてしまいます。 そこからあなたは、もうふしぎな物語の世界に入っていって、気づいたときにはすでにふしぎな世界の住人になっていることでしょう。 北風…
現代を生きていると、本当に「無駄なもの」が多い。 無駄なものは、僕たちから時間や気力などの大事な資源を奪っていく。 とありました。 そうか、これだったのか! 気力を奪っていたのは、無駄なものだったのか! と気づかされます。 炎上される者になれ! …
「おかあさんに、感謝の手紙を書きましょう」 って先生にいわれて、げんきは手紙を書きはじめます。 だけど、ユースケや他のみんなのように、 「いつもごはんをつくってくれてありがとう」 なんて、ありきたりの言葉ではありません。 げんきが書いたのは・・…
編集者ぶたぶたには、5つのお話がありますが、 山崎ぶたぶたさんはもちろん、編集者になって登場します。 もっとも1編だけは、元編集者になっていますが。 ぶたぶたさんは主人公ではないんですが、どのお話でも、主人公の悩みを素敵に解決に導いていきます…
秋です。 青空がきれいなこんな季節は、サイクリングやお散歩がいいですね。 私の散歩コースは、図書館めぐりと、お花屋さんめぐりがあります。 お花屋さんは家の近くに、4軒あるんですね。 散歩しながら、家々の木々やお花を観賞しながら、お花屋さんも眺…
霧のむこうのふしぎな町/柏葉 幸子/竹川 功三郎・絵/講談社 感想 主人公は小学6年生のぽっちゃりした女の子のリナ。 夏休みに「たまには変わったところもいいもんだぞ」というお父さんの勧めで、霧の谷というところへ向かった。 リナは1人で静岡から東…
万年筆の良さっていうのは、一本の線であってもインクの濃淡が出て味わがある文字になるっていうか、温かみがある文字になるっていうか、そういうところなんじゃないのかなあって思います。 こう力を入れたところは若干太めの線になったり、とめのところは濃…
野ばら/月夜とめがね 小川未明・作/中川貴雄‣絵/宮川健郎・編 [岩崎書店] 野ばら 月夜とめがね 野ばら 大きな国と小さな国の国境に、国境を守るために兵士がやってきていました。そこは野ばらが茂っていて、朝からみつばちが飛んいました。 大きな国の…