桜さくら堂

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熱中症対策です~(*_*;

f:id:sakurado:20180714165301j:plain猛暑の中、外で働いている皆さん、豪雨災害に遭われた皆さん、外にいる皆さん、家の中にいる皆さんも、熱中症にお気をつけてくださいね。

 かくいう私も、熱中症になったことがあります。気をつけていたにもかかわらず、熱中症になってしまいました。水分も摂っていたし、無理もしていないつもりだったのですが、たぶん対策が不十分だったのだと後になって思いました……。

  今は暑い日には、1時間おきくらいに水分を摂ったり、首の周りに保冷剤を入れた布を巻いたり、帽子やサングラス、日傘をさすなど必ずしています。あと、無理をしないで、休める時にはしっかり休んで夜も涼しくして寝て、体力を落とさないように心がけています。

 「まさか自分が、熱中症になるなんて」って、熱中症になったほとんどの人が思っていると思います。なので、今日は私が熱中症になった体験を通して、何らかの参考にしていただければと思います。

 その日、私は障がい者の方が住んでいるアパートやグループホームを回って、「今年の最高気温ですから、熱中症に気をつけてくださいね。クーラーをつけて、水分をちゃんと摂って、日中はなるべく外に出ないでくださいね」なぁんて、お昼ごろまで外回りをしていました。道路もジリジリとして、車は火傷しそうなほど熱かったです~~💦

 お昼過ぎ辺りから食欲がなくなってきて、怠くなって、頭もぼう~っとしてきたのですが、疲れたせいかなって思っていました。その後、どんどん気持ちが悪くなってきました。それでも、なんとか仕事が終わる午後6時前ぐらいになると、さらに頭が痛くなってきて胸がムカムカして、我慢できずに吐いてしまいました。なんとか家に戻ってきましたが、それからからがもう大変で、吐き気が止まらないんです~~。何度も吐いてひどいので、午後8時頃でしょうか、家族に病院に連れて行ってもらいました。

 食あたりかなって思っていたのですが、診察の結果、熱中症とのことでした。診察室の脇のカーテンで仕切ってある処置室で、点滴を2本も打たれました。点滴を打っている時も、まだ吐き気が止まらないで、ひどかったです~~。

 実はそんな中、脇の診察室に救急車から連絡が入ってくるのが聞こえてきました。

「これから、脳梗塞と思われる人の受け入れはできますか?」

という問い合わせで、病院側では「出来る」と答えたようです。それから、急に周りがあわただしくなりました。あと30分で救急車が到着するということらしいのです。こっちは気分悪いながらも、つい聞き耳を立ててしまいました。

 それによると、朝に来るはずだった弟が来なくて、夕方になっても全く連絡が取れなかったということでした。不審に思った兄がマンションの5階に住んでいる弟の部屋を見に行ったところ、ピンポンを押しても出ないので、ドアポストから中をのぞいてみました。すると、弟が倒れているのが見えたというのです。あわてた兄は隣の部屋から5階のベランダに出て、弟のベランダに移って窓を割って部屋に入って助け出した……という、まるでアクションドラマのような展開の話がなされているのです。

 看護師さんは、あと20分とか、15分とかカウントダウンを始めて、バタバタと緊迫した雰囲気だし、なんだか診察室の脇で私も手に汗握る感じで、病院のスタッフでもないのに待っていました。

 やがて救急車が到着しました。その人が担架で運ばれて、診察室に入ってくる緊迫した雰囲気が伝わってきました。そうして、担架から診察台に患者さんを乗せるあのリズムある1,2,3のかけ声が……と思ったら、どうも様子がおかしいのです。バラバラでゆったりとしたかけ声というか、間延びした声というか、しかも笑い声も混じっているのでした。あれ?って拍子抜けすると同時に、どうしてなんだろ?って思いました。

 医師の指示で、その患者さんがレントゲン室に運ばれていきました。すると、看護師さんが、

「救急隊員、まだいる? いるうちに、移乗を手伝ってもらおう」

って、話していました。

 その後の看護師さんの話をまとめてみると、つまりは患者さんは相当太っているらしいのです。今いる看護師さんが力を合わせても、担架から診察台に移せないくらいにということで、つまりはそれがこの猛暑で倒れた一因でもあるようなのでした。

 点滴が終わって、よろよろした足取りで病院の廊下を歩いていると、そこにはうなだれた感じで座っている男の人がいました。この人が、あの5階のベランダをつたって弟を助けたというスタントマンのような兄なのかと思って見ました。でも、そんなことはもちろん言いません。

 ただ、私は熱中症も軽症だったけれど、重症で入院したり、運悪く命を落としてしまう人もいるのだから、気をつけなければならないと思いました。それに熱中症ではなくて、脳梗塞にとかになってしまう人もいるのだから、猛暑にはくれぐれも気をつけなければと思いました。

 それからあんまり太ってしまうと、いざっていう時に看護師さんに必要以上に迷惑をかけてしまうし、笑われちゃうんだなと思って、これも気をつけようとしみじみと思いました。

ー画像は、バニー・カクタス(オプンチア属)という多肉植物です。かわいいので、思わず買ってしまいました。