プレバト才能ランキングは、面白いですね~ (^O^)
特に≪俳句≫ですかね、あと≪水彩画≫なんかも楽しめますね。数年前からこの番組だけはいつも観ているんですが、≪俳句≫は出演者の掛け合いがいい感じで、共感する部分が多いですね。梅沢さんなんかは大人なので、ちゃんとご自分の立ち位置をわかっていらして『悪役』を担ってくれているのでいいですね。
やっぱり、いい人ばかりで本音が聞けないと面白くないですからね。そこいくと、最近は人間臭さが出ていて皆さん、いい味を出しているんじゃないのかなって思って、楽しませていただいています。
『俳句』っていうと難しいとか、高尚なイメージがあって、普通の人からは敬されていた部分を、なんだかぐぐっと身近に引き寄せてくれたような気がします。
夏井いつき先生の解説や添削も、毒舌家という評判はありますが、添削内容は流石ですね。今までは気分転換やストレス発散、楽しみで観させていただいていたのですが、最近、素晴らしい句が多くなってきてそのまま流してしまうのがもったいなくなってきました。そこでこの間から、ノートに記録するようになりました。( ..)φメモメモ で、時どき見直して、う~ん、いいなぁと感心したり、なるほどねとか勉強させていただいています。
ノートに書いているのは、夏井いつき先生が添削した方の句です。悪しからず……。それで、添削された句をもう一度、自分だったら……と気に入った順番に並べ替えてみたりしています。
今回の『 金秋戦 』もいい句が揃いましたね~。今年から、予選と決勝になったのですね。最初は戸惑いました。ご覧になっていない方のために、そのすてきな句を書いておきますね。(敬称略)
金秋戦 2018 予選・お題 「紅葉の絶景」 プレバト才能ランキング
1位 紅葉ふるコントラバスを弾くはやさ (添削なし)ノンスタイル石田明
2位 アクセルを戻し750CC紅葉踏む 千原ジュニア
3位 欹てる闇の羽音や紅葉谷 中田喜子
4位 千本鳥居辿り紅葉の神隠し 岩永徹也
5位 色ながら散るや今宵の横恋慕 ミッツマングローブ
6位 地の噴きし血潮か紅葉谷足下 千賀健永
7位 色変えぬ高座に遺す扇子一本 三遊亭円楽
8位 荒れ兆す庭の満天紅葉かな 柴田理恵
この中から、上位3名が決勝に残りました。ただ、ここに書いてあるのは、夏井いつき先生の添削後の作品なので、この中では、そうですね、ノンスタイル石田さんの「コントラバス」、千原ジュニアさんの「750cc」、三遊亭円楽さんの「扇子一本」なんかが、自分としては好きかなって思います。
金秋戦 2018 決勝・お題 「郵便ポスト」 プレバト才能ランキング
優勝 廃村のポストに小鳥来て夜明け (添削なし)梅沢富美男
2位 無月なり紙ナプキンの置手紙 (添削なし)フルーツポンチ村上健志
3位 出席の葉書投函秋日和 (添削なし)千原ジュニア
4位 月清かパリの封筒切るナイフ 藤本敏史
5位 ニュータウンの剥げたポストや月煌々 横尾渉
6位 合鍵はポストへ返し秋夕焼 中田喜子
7位 秋雨や投函口にたじろぐ指 ノンスタイル石田明
8位 赤ちゃんポストに赤ちゃん動く星月夜 東国原英夫
この中でいいなと思うのは、梅沢富美男さんの「ポストに小鳥」と、横尾渉さんの「剥げたポスト」かな、テーマが近いんですけれど。
ついでに今年の夏の戦いも、いい句がありましたよ。
予選で敗れた千賀健永さんが、本選で出す予定だった句も夏井いつき先生がいい句だということで紹介してくれましたので、それも書きますね。
炎帝戦 2018 決勝・お題 「ラジカセ」 プレバト才能ランキング
優勝 旱星ラジオは余震しらせおり (添削なし)梅沢富美男
2位 村祭りラジカセが笛担当す (添削なし)村上健志
3位 短夜や付録ラジオの半田付け (添削なし)藤本敏史
4位 ジャズを聴くモナリザめける夜店の人 立川志らく
5位 夏の雲ぼくらは日陰探検隊 横尾渉
6位 簀戸抜けてラジカセの声ころがり来 中田喜子
7位 ラジカセは呻く幽霊憑きしてふ 東国原英夫
番外 ベイエリアから届く短波や処暑の風 千賀健永
(*^-^*) いい句がいっぱいありますよね~~。
梅沢富美男さんの「旱星」は文句なしです。フルーツポンチ村上健志さんの「ラジカセが笛担当す」も、上手いなあと思いました。千賀健永さんの「ベイエリアから届く短波」も異国情緒があって素敵ですよね~~。
これからも、どんな名句に出会えるのか楽しみにしています。