筑波山と筑波山神社について
西の富士、東の筑波といわれている筑波山は、美しく日本百名山になっていますよね。昔から筑波山は、お山全体がご神体として信仰の対象にもなっています。
男体山御本殿には、伊弉諾尊(イザナギノミコト)、女体山御本殿には、伊弉冉尊(イザナミノミコト)が祀られています。この二神は日本人の祖神(おやがみ)として「古事記」「日本書紀」に、ご神徳が書かれています。
伊弉諾尊と伊弉冉尊が結婚して神々を生み、国生みをされたことで、ご神徳として、
縁結び、夫婦和合、家内安全、子授け、子育て、国土経営をされたこと等から、開拓、国家運営、社運隆昌、職場安全、工事安全、交通安全、豊作や大漁などの産業面、さらに、厄除、方位除、心願、安産、合格祈願などに祖神様の強力なパワーをいただくことができます。
これは本当で、私の場合、本当に困ってどうしようもなくなった時とか、人生の転機とか、どうしても叶えたい願いがある時とかにお参りにいきます。私にとっては相性がいいのか、あるいは誰にとってもそうなのかはわかりませんが、素晴らしい所ですね。もう少しすると、紅葉も美しくなります。夜景もきれいですよ。
筑波山神社の近くに専用の駐車場ができて、1時間まで無料で利用できます。坂の上にあります。いったん階段を降りて、参道の石段を百段くらい登っていくと筑波山神社に着きます。
実は筑波山神社の駐車場の裏から、ゆるい坂になっていて、ここからだとお年寄りの方とか、お身体が不自由な方とかがわりと楽に筑波山神社まで行けるようになっています。でも、お元気な方は、やっぱりちゃんと参道を登っていった方がいいかもしれませんね。
石段を登り切った左側に、君が代の碑のさざれ石があります。
摂社 稲村神社(天照大神)
安座常神社(素戔嗚尊)
小原木神社(月読尊)
渡神社(蛭子命)
四六のガマの油売り口上
休日には、参道の途中で、かの有名な四六のガマの油売りの口上をやっていたりします。
おもしろいですよ。
ちゃんと椅子も置いてあって、ゆっくりと楽しめました。四六のガマは、動物愛護の観点から、ここに置いてありませんとか言っていました。参道を右にそれた売店に、その四六のガマがいますので、興味がある方は寄ってみるといいかもしれません。さらに、ガマの油も口上の人は売っていないそうです。この方は、口上をやっているだけなんですね。知り合いらしい人が見学していて、どうもこの方の本業は「先生」らしいです。かけ声やひやかしの声からすると、そんな感じでした。(´ω`*)
アクセスなど
鎮座地
茨城県つくば市筑波1番地 〒300-4532
電話 029-866-0502
TXつくば駅 つくばセンターから、筑波シャトルバスで40分
筑波山神社入口から徒歩10分です。