桜さくら堂

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プレバト・ランキング 俳句 ≪ 2020年1月16日 木 ≫

お題 /  1月の浅草と着物

                       ≪  敬称略  ≫

 

  MC     浜田雅功

  アシスタント 玉巻映美

  俳人     夏井いつき 

 

【第1位】 近藤サト 才能アリ 70点

 

   落椿 爪皮の 紅きを妬む

 

下駄の先の方に防寒用のカバーをかける

あれ、爪皮って言ったんですけど、

だいたい赤なんです、女性の物って。

子供の時にすごく憧れて、

母とかおばあちゃんとか履いてたんですよ。

それを寒い冬の道を歩いてゆく足元に椿が落ちていて

それを妬むという、

なんかこう女っぽい情景……

 

【第2位】 星野真理 凡人 68点

 

   はたはたと はたかれており 春小袖

新しい年を迎えるにあたって、

新しく用意した春小袖なんですけど、

それを着た後に衣紋掛けにかけられて、

はたはたとはたかれている様子

「は」を並べることで、「ハハハハ」と明るい感じにならないかな。

 

 

春小袖「新年の季語」……新年のために新調した晴着

 

   夏井いつき : はたはたと はたかれ 春小袖の皺は

 

【第3位】 市川由紀乃 凡人 55点

 

   着衣始め 母娘で歩む おさんば道

 

 母が女の子を授かりたくて、

京都伏見稲荷大社の「おさんば道」に願掛けに行ったという話を聞かせてもらって、

新しい着物を着て、母と原点の場所を歩くという想い 

 

着衣(きそ)始め「新年の季語」……新年の春着を初めて着ること

 

   夏井いつき : 着衣始め お産場稲荷を 母と吾と

 

【第4位】 高畑淳子 凡人 53点 

 

   母に見え 冬羽織着た 鏡の我

 

お母さんにあまり似てないはずなのが、

鏡に映った自分を見た時に、

あ、お母さんかと思った

 

   夏井いつき : 母とみまがう 鏡に冬羽織の 吾よ

 

【第5位】  波乃久理子  凡人 50点  

 

   寒空や レンタル晴着 ツンツルテン

 

外国の方がレンタルすると短いですよね。

ツンツルテンで可愛いなっていう

 

   夏井いつき : 浅草寒空 レンタル晴着の つんつるてん

 

*** 昇格試験 ***

    特待生2級   ミッツ・マングローブ

 

   抜き衿寒し 酔客の うしろ影

 

ホステスさんやクラブのママさん達は、

ぐっと衿を抜く着方をするわけじゃないですか。

お客様をお見送りするわけですよ

そういう時に、うなじが冷たい

 

  昇格試験のポイント : 季語「寒し」の是非      

 

 結果 1ランク昇格 ⇒ 特待生1級

 

 昇格の理由 : 臨場感がある!

 

 永世名人への道

       名人10段 ★★ 梅沢冨美男

 

   爪革の 紅のさくさく 霜柱

 

爪革でね、下駄にカバーされているの、

結構赤いのが多いんです。

着物を着せてもらって、さくさく

霜柱の周りを遊んでいるという俳句です。

 

  評価のポイント : 「さくさく」の是非

 

   結果 : 1つ前進! ★★★

 

 前進の理由 : 「さくさく」で、3つも伝えている。

          壊していく音、動作、感触

 

 ※ YUYUの気ままな感想コーナー

 

   波乃久理子。さんの俳句は、

   現代の日本の着物風景をとらえていて

   いいなって思いました。

   以前、友人が着物で初詣に行った時、

   一番前までいってお参りをしていたら、

   後ろからお賽銭がどんどん投げられてきて、

   着物の襟もとに入ってしまったことを思い出しました。

   お賽銭は投げてはいけませんよね。

  

   私、お正月が明けてから風邪をひいてしまいました。

   それがどんどん悪化してしまい、

   ようやく良くなってきました。

   気管支が弱いので、困ったものです。

   皆さんも、お気を付けください。