桜さくら堂

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リストラからのミラクル人生小説「ひなた弁当」山本甲士著 感想

新型コロナの影響で倒産や人員削減を行うことになった所も増えていると聞きます。

若い人も大変ですが、たとえば50歳くらいで住宅ローンを抱えながら子供達がまだお金がかかる大学や高校へ行っているとなったら、それこそ深刻な問題ですよね。

かといって訴訟までして会社にしがみついてみても、陰湿ないやがらせ悪い環境への左遷が言い渡されたりして……家族からはやいのやいの言われて安息の場もなく、鬱になってしまいそうですよね。

ひなた弁当はまさにそんなどこといって取り柄の無い普通のサラリーマンが直面した会社での重圧やリストラという現実をリアリティを持って描かれているだけでなく、そこから運命をミラクルに好転させていった主人公を描いた小説になっています。

作者の山本甲士氏は左遷やリストラの話が多いですが、この小説も後半の主人公の変身ぶりは溜飲が下がる思いがします。

 

この本「ひなた弁当」を読んだあなたはストレスからも解放され、目の前にひとすじの希望の道筋が見えてくるかもしれません。男女を問わず、会社の人間関係に疲れ、さまざまな困難やご苦労をされているたあなたに、安らぎをもたらしてくれる一冊です。

          f:id:sakurado:20210407093030j:plain ひなた弁当 小学館

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作者の山本甲士氏の本に出会ったのは、書店の店頭でした。

山本甲士氏は地方の知り合いもいない場所に左遷され、口を聞いてくれなくなった小学生の息子さんに読んでもらおうと思って小説を書き始めたとか。

中年になってからの、まさに遅咲きの作家さんですね。

 

本の裏表紙には、

「人員削減を行うことになった勤務先で、五十歳目前の芦溝良郎は、上司に騙され出向を受け入れる。

紹介先の人材派遣会社では名前を登録されただけで、きつい仕事ばかりを紹介され長続きしない。

家族からはこれまで通りにしてくれと言われ、スーツ姿で朝から出ていく」

とあります。

う~~ん、これは辛いですねぇ~~。

この上司に騙されというのは、「上の者は会社の忠誠心をみるためにリストラを受け入れるかどうかを聞いてくる。だから、イエスと言ったら会社に残れて、ごねたら首になる」というものだった。これを信じた良郎は、イエスと答えた。

ところが、受け入れたとしてそのままリストラされてしまう。

上司もリストラの対象になっていて、部下のリストラを成功させたら会社に残れると言われて良郎を騙したのだった。

      f:id:sakurado:20210407101428p:plain ひどい上司ですね~~💦

さらに人材派遣会社では犯罪まがいの仕事を紹介されたり、宅配便の仕分けなどの重労働で持病の腰痛がひどくなり、「これ以上やったら体を壊すし、そうなったら会社としても困る」と言われて放り出されてしまう。

そして、ついに良郎に心の病の兆候が出てくる。

中年になってからの職探しは、本当に大変だと改めて思います。

f:id:sakurado:20210407101521p:plain前半は、まったく救いがなく重苦しい話です。

 

行き場もなく市民の森公園で「つまらない人生だった」と振り返っていると、

かつて同じ職場にいた派遣社員の女性に出会います。

この女性はリストラにあってから、NGOと個人が共同して出資してつくったという発展途上国の雑貨を輸入して販売する会社の社長をしていました。

ここで元気をもらってから、少しずつ人生が動き出して行きます。

 

最初は公園で拾ったどんぐりを食べてみるという奇想天外な所から出発し、野草を採取したり魚を釣ったりして、自然の中からタダで食材を調達するようになっていきます。そこで出会った初老の老人にノビルをあげたり、若者に釣りを教えたりして、気弱だった良郎も、だんだん逞しくなっていきます。

しかも、それを上手く調理して、他では類をみない「ひなた弁当」というのを開発して販売していきます。なにしろ、全部自然から調達ですからね。

これが口コミで人気が出ていくと共に、釣りを教えた若者がじつは引きこもりの青年で、そのお礼に父親が新聞で宣伝してくれたりして、ひなた弁当は軌道にのっていきます。

きわめつけは、野草を採取していた時に親しくなった初老の老人は、じつはリストラにあった元会社の大株主だったというおまけがついて、大岡裁きがあったりして。

大岡裁きって、ご存知ですか?

「この桜吹雪が目に入らんのか」って、啖呵を切るやつですね。

まあ、とにかく、f:id:sakurado:20210407103737p:plain

読んでいて楽しかったです。

溜飲がおりるというか、胸がすくというか、

主人公から勇気をもらえて

もうちょっとだけ、頑張ってみようか――ッ

っていう気分になるのが、この「ひなた弁当」でした。

 

作者の山本甲士氏は児童文学も書いていて、

向日性のある作家さんですから、読んでいると元気が出てきます

自分ってダメかもって落ち込んでいるあなたも、

悩んでいたことがウソのように消えてしまうかも💛

ひなた弁当 [ 山本 甲士 ]

価格:682円
(2021/4/7 15:30時点)
感想(1件)

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f:id:sakurado:20210407104406p:plain 読者のみなさま、こんにちは💛

          🌸桜さくら堂🌸に訪問いただきまして、

          ありがとうございます!!

 

🌸今日の桜さくら堂の改良したところは、

 新しいイラストを使ってみました。

 今回初めて、イラスト無料素材いらすとやさんのを使ってみました。

 このいらすとやさんは誰でも知っているのだそうで、

 YUYUは昨日、初めて知りました。

 (´゚д゚`) なんということでしょうか!!

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