『7つの習慣』という本が話題になっているけど、
超ぶ厚くて難しそう・・・。
まんがも出てるって知ってるけど、それってどうなんだろ?
自己啓発本ってわりと読んできたけれど、
結局、なにも変わらなかったし、今さらめんどう・・・。
と思っているそこのあなた!!
そう、そんなあなたのために、
7つの習慣のまんがをさらに超カンタンにお話します。
このブログを読むだけで、わざわざ階段で7階までのぼらなくても、
あなたはエレベーターに乗ったままで、7つの習慣のてっぺんまでお連れします。
🌹 物語(まんが)のあらすじ 🌹
バーテンダーをめざして修行を始めた歩。
バー「セブン」での様々な出会いを通して、
歩は少しずつ本物への階段を上っていく。
🌹 おもな登場人物 🌹
★ 中田 歩
主人公。亡き父が開いていたバーを再開すべく、
バーテンダーの修行を開始する。
★ 正木 零司
バー「セブン」のマスター。
熱意に押されて、歩をアシスタントとして雇う。
★ 八神 貴臣
「セブン」の常連。有名なイタリアン・レストラン
「オッターヴァ・ヴォ―チェ」のオーナー。
★ 四倉 明彦 大学院生(経営)和菓子屋の息子
第4の習慣 Win-Win を考える
あなたは〖交渉〗には、勝者と敗者がつきものと考えていないだろうか。
自分の利益を主張するばかりでは、周囲の信頼は得られない。
歩はお昼から夕方まで〖和ごはん菜々味や〗で働いて生活費にしている。
(バー『セブン』からは、お給料をちょっとだけもらっている)
菜々味やでは、お客さんが待っている間寒そうにしていたり、テーブルの間を通るのが不便そうにしているのに気づいた歩は、家にあったひざ掛けを提供したり、テーブルを減らしたりした。店長が問い詰めたが、売り上げは逆に上がったのだった。
バー・セブンでは大学院生の四倉に、
「こんな小さい店で人に使われて楽しい? 俺は経営大学院まで進んで経営学を勉強している。外資系の大手とかコンサル会社とか、俺にはそういう世界がふさわしいわけよ。おねーさんもこんな立ち仕事で日銭かせぐんじゃなくて、上を目指したら」
と言われる。
歩はムカッとしたが、「……いえ、いまの私の器では、これが精いっぱいですから……」と笑顔で応えた。
四倉は我に返って、失礼を詫びて帰っていった。
居合わせた八神は、
歩が自分から会話を降りることができたことをほめた。
「会話を降りる?」
「もし相手を言い負かそうとする返答をしていたら、どんどん緊張が高まって最後はケンカになっていたかもしれない。
そこで意地をはらず、会話がエスカレートしないように、さっと相手に譲って降りた。見事だよ」と。
私たちはえてして、強いか弱いか、厳しいか甘いか、勝つか負けるか、物事を「二者択一」で考えるからだ。
しかし、このような考え方には根本的な欠陥がある。
原則に基づいておらず、自分の権力や地位にものを言わせる態度だからだ。
ーー『完訳7つの習慣 人格主義の回復』P.289ーー
「折れたわけでも負けたわけでもない。
でも面白いもので、そうやって相手のために先に譲ったほうが かえっって得することって多いんだよね」 と八神。
公的成功は、他者を打ち負かして手にする勝利のことではない。
関わった全員のためになる結果に達するように効果的な人間関係を築くこと、それが公的成功である。
ーー『完訳7つの習慣 人格主義の回復』P.313ーー
四倉の父親はケガで入院しており、和菓子屋を四倉に継ぐことを願っていた。しかし四倉は地方のちっぽけな商店で和菓子をつくるのを嫌がっていた。
再びバー・セブンにきた四倉は、経営学を学んだのは、大企業を動かすこととか新しいビジネスを発掘すること、小さい組織を大きく育てていくことなど、経営学を実践で活かす夢があるんだと、歩に語った。
そうやって話しているうちに四倉は、和菓子も日本ならではの食べ物だし、海外に展開するのも面白いかも・・・と気づいていく。
結局、四倉は卒業してから実家の和菓子を継ぐことに決めた。そして、シリコンバレーで日本のお茶のペットボトルが流行っているから、それに合う和菓子を仕掛けてみるとのことだった。
「歩ちゃんがあのとき、自分の意見を差しはさまずに深く話を聞いてあげたからだね」とマスターがいった。
「深く聞くっていうことにはね、それだけで人を導く力があるんだよ」と。
Win-Win の根本には、全員が満足できる方法は十分にあるという考え方がある。
・・・全員が勝者になれると考えるのである。
Win-Win は、・・・あなたのやり方でもなければ、私のやり方でもない、もっとよい方法、もっとレベルの高い方法だ。
ーー『完訳7つの習慣 人格主義の回復』P.289ーー
人間関係の6パターン
Win-Win :自分も相手も勝つ。両者が納得する第3の案を発見する。
Win-Lose:自分が勝ち、相手が負ける。競争、orエゴを通すため自分だけが勝つ。
Lose-Win:競争や衝突を回避し、相手は満足し、自分は言いなりになる。
Lose-Lose:相手も自分も負ける。相手を負かしたい一心で、損する行動をする。
Win :自分だけの勝ちを考える。他人の不幸や不利、迷惑を考えない。
Win-Win またはNo Deal:Win-Winにならないなら、取引をしないという選択。
・Win-Winを成立させるために必要な資質は2つ。
🌸自分のWinを求めて相手に対し誠実な気持ちを伝える「勇気」と、相手にWinを与える思いやりだ。
🌸Win-Winが難しい場合、No Deal(取引しない)の選択肢が理想となる。互いの価値観や目標が明らかに違うなら取引を降りる。信頼関係を維持できれば、次の機会に協力できるからだ。
「幸せの量は決まっていて、誰かがひと切れ取ると自分が損をする」という欠乏マインドから、豊かさマインドに切りかえよう。
豊かさマインドとは、「すべての人が満足することは可能だ」という発想。
幸せの量は一定ではなく、新しく作りだしていけるという考え方だ。
この豊かさマインドは、多くのお金持ちの共通認識のようですね。
古今東西のリッチな人は、みんな異口同音にそう言っています。
かの斎藤一人さんも同じようなことを言っていますね。
豊かな波動が、豊かな現実を引き寄せるんだと。
プリンセスミチコ1966年イギリス 皇太子妃時代の美智子妃殿下
人からの信頼とは、あたかも銀行口座のように増減するものなのだ。
友人との約束を守ったり、気遣いをすれば、信頼口座の残高は増える。逆に、無礼なふるまいや不誠実な態度を取れば、信頼口座の残高は減る。
信頼残高を増やす情報は、6つ。
1.相手の価値観や重視していることを理解しようとすること。
2.小さな思いやりや礼儀を大切にすること。
3.約束を守ること。
4.お互いに期待していることを明確にし、誤解を生まないようにすること。
5.誠実さを言動で示すこと。
6.あやまちは心から謝ること。
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何度も読むことで、7つの習慣がしっかりと理解でき実践につながります。
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あなたが人生の宝物とする言葉に、きっと出会えるはずですよ。
完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ]
~スティーブン・R・コヴィー~について
スティーブン・R・コヴィー(Stephen Richards Covey)は、世界で最も影響力のあるビジネス思想家の一人で、リーダーシップ論の権威。
ユタ大学、ハーバード大学経営大学院などで学び、教職を経て「7つの習慣」をはじめとするリーダーシップ論を提唱。
1989年、ビジネスコンサルタント会社「コヴィー・リーダーシップ・センター」を設立。1997年に合併し、「フランクリン・コヴィー社」の副会長となる。
以後、世界各国の政府や企業のリーダーに対し、広くコンサルタントとして活躍。
日本では、著書『7つの週刊 成功には原則があった!』(ジェームス・スキナー、川西茂訳)、『第8の習慣「効果」から「偉大」へ』(フランクリン・コヴィー・ジャパン編、共にキングベアー出版)などで話題となった。
2013年、『完訳7つの習慣 人格主義の回復』(フランクリン・コヴィー・ジャパン訳、キングベアー出版)が刊行され、新たに注目を集めている。
ユタ州立大学商経学部終身教授。2012年、79歳で永眠。
(まんが)小山 鹿梨子
マンガ家。『別冊フレンド』講談社の読み切り「保健室の鈴木くん」でデビュー。
主な作品に『もやし男と種少女』、『シェリル・キス・イン・ザ・ギャラクシー』(全4巻)、『校舎のうらには天使が埋められている』(全5巻、いずれも講談社など。
(監修)フランクリン・コヴィー・ジャパン
「7つの習慣」をベースとしたセミナー・研修を展開。
企業の各種セグメントを対象に、リーダーシップ向上、生産性向上、組織の実行力向上を目的とした指導を行う。
教育面では、中学・高校への「7つの習慣」の導入・定着支援により、生徒の行動力や目標達成力などを高める活動も積極的に実施している。
特別に淹れたコーヒーで大好きな本を読むという至福のひとときを、
ぜひご自分にプレゼントしてください。
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