『7つの習慣』という本が話題になっているけど、
超ぶ厚くて難しそう・・・。
まんがも出てるって知ってるけど、それってどうなんだろ?
自己啓発本ってわりと読んできたけれど、
結局、なにも変わらなかったし、今さらめんどう・・・。
と思っているそこのあなた!!
そう、そんなあなたのために、
7つの習慣のまんがをさらに超カンタンにお話します。
このブログを読むだけで、わざわざ階段で7階までのぼらなくても、
あなたはエレベーターに乗ったままで、7つの習慣のてっぺんまでお連れします。
ようやく第6の習慣まできました。
あなたはやっとと感じるでしょうか? それとも、
あっという間だったでしょうか。
いずれにしても、頂上はもうすぐです。
さて、ここまであなたとご一緒して、私はあなたのことが少しだけ解ってきました。
それは、あなたは向上心があって、
自分の人生を少しでも良くしたいと考えていらっしゃるということです。
そうでなければ、日々の仕事や生活で疲れ、さまざまな誘惑がある中で、
こんな自己啓発のお話になんか、ここまでつき合って来なかったでしょうから。
そしてまた、あなたは忍耐力があって真面目な方だということも解ります。
きっと成功までには、あと一歩のところまで来ている方が多いはずですよ。
🌹 物語(まんが)のあらすじ 🌹
バーテンダーをめざして修行を始めた歩。
バー「セブン」での様々な出会いを通して、
歩は少しずつ本物への階段を上っていく。
🌹 おもな登場人物 🌹
★ 中田 歩
主人公。亡き父が開いていたバーを再開すべく、
バーテンダーの修行を開始する。
★ 正木 零司
バー「セブン」のマスター。
熱意に押されて、歩をアシスタントとして雇う。
★ 八神 貴臣
「セブン」の常連。有名なイタリアン・レストラン
「オッターヴァ・ヴォ―チェ」のオーナー。
★ 六波羅 信:フリーの作曲家
★ 六本木 佑香:高校2年生
★ 六車 さとみ:高校2年生
第6の習慣 シナジー(相乗効果)を創り出す
人と組んで何かをしようというときは、どうしても共通点ばかりに目が行きがちだ。
だが、相違点をぶつけ合うからこそ、互いのよさを生かし合い、シナジー効果で大きな成果を得ることができる。
六波羅信はフリーの作曲家で、女子中高校生がターゲットのお菓子のCMをコン形式で依頼されるが、自分の才能に限界を感じていた。
そんな折に六波羅は、バー・セブンで女子高生の佑香とさとみが三村から会社の仕事について聞いているのを聞いて、「高校生がこんな店に来てていいのか?」といい、トラブルになってしまう。
六波羅さんはイラついていたみたいだね。
佑香ちゃんたちの立場からは「六波羅さんが大人になって譲ってくれたら」だけど、
六波羅さんからしたら「目上の人を敬え」っていう話になっちゃうよ。
違う者同士だから、ぶつかるんだ。
そこでコミュニケーションを諦めてしまっては、何も生まれない気がするけどな。
他者とのコミュニケーションが相乗効果的に展開すると、頭と心が解放されて新しい可能性や選択肢を受け入れ、自分のほうからも新しい自由な発想が出てくるようになる。
ーー『完訳7つの習慣 人格主義の回復』P.384ーー
いくつか作曲した中から提案する曲が絞り込めていないことをバー・セブンで話すと、歩は佑香とさとみに意見を聞いてみることをすすめる。
2人からは音楽関係の仕事について尋ねられる。六波羅はアーティストや演奏家だけでなく、裏方の仕事やリトミックという知育に音楽を使う仕事があることを教える。
違いを尊重することがシナジーの本質である。
人間は一人ひとり、知的、感情的、心理的にも違っている。
……誰もが……「自分のあるがまま」を見ているのだということに気づかなくてはならない。
ーー『完訳7つの習慣 人格主義への回復』P.407ーー
その結果、六波羅がつくった曲がコンペに通り、女子高生の佑香は幼児リトミックに興味がわいたり、さとみは貧困とか国際問題に取り組みたいなど、将来の方向性が見えてくるようになったのだった。
ダイアナプリンセス オブ ウェールズ H・T1999アメリカ
本当の意味で効果的な人生を生きられる人は、自分のものの見方には限界があることを認められる謙虚さを持ち、
心と知性の交流によって得られる豊かな資源を大切にする。
ーー『完訳7つの習慣 人格主義の回復』P.408ーー
コヴィーはシナジーを「人生においてもっとも崇高な活動」としています。
シナジーを創り出せば、今まで存在しなかった新しいものを創り出せるからだという。
お互いの相違点に価値を見出さない場合が、重なり合う部分のC(妥協)でより小さい。
シナジーは2つの三角形の外側の辺を伸ばしていく先に出来る大きな新しい三角形の部分になる。
2人がそれぞれ能力を発揮し合うことで、大きな成果が生まれる。これが「第3の案」になる。
理論はそうだが、これを実践するのは難しい。
他人の批判ばかりする同僚や強引に意見を押しつけてくる上司、自己主張ばかりする友人など、共感するのは無理と考えても当然だ。
しかし、相手はどうあれ、自分がどう生きるかは自分の問題だ。
どんな相手に対しても違いを尊重してシナジーを創り出せる。そう信じて、根気よく人と接していくから、第3案に到達できるのだとコヴィーは言っている。
そうはいっても、凡人の私にはなかなかの課題です。
最初はハードルを下げてもいいんじゃないのかなって、思います。
まずはお互いに共感しやすい人と、限定した課題についてシナジーを創り出してみてはどうでしょうか?
そうですね、たとえば趣味関係とか。
誰だって最初から上手くいったりしないですからね。
私は作品の合評会っていうのを時どきやっています。
今はコロナで出来ないんですけれど、
これって、それぞれから個別で意見や感想をもらうのと、
みんなで集まってワイワイ意見を自由に言い合うのとでは、ぜんぜん違うんですよ。
なぜかみんなで集まって話し合うと、
あなたのでも私のでもない、誰の案でもない、
全く違うすごくいい案が、その場で浮かんできたりするんですよ。
これってたぶん、第3の案なんじゃないのかな。
コロナが終息して、
早くみんなで集まりたいなあって切に思います。
↓↓↓ こちらが7つの習慣のまんが版です。
忙しい毎日でも気軽に読めていいですよね。
↓↓↓ さらに興味がある方は、こちらの本がいいですね。
あなたが探していたすてきな言葉に、きっと出会えますよ。
完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ]
~スティーブン・R・コヴィー~について
スティーブン・R・コヴィー(Stephen Richards Covey)は、世界で最も影響力のあるビジネス思想家の一人で、リーダーシップ論の権威。
ユタ大学、ハーバード大学経営大学院などで学び、教職を経て「7つの習慣」をはじめとするリーダーシップ論を提唱。
1989年、ビジネスコンサルタント会社「コヴィー・リーダーシップ・センター」を設立。1997年に合併し、「フランクリン・コヴィー社」の副会長となる。
以後、世界各国の政府や企業のリーダーに対し、広くコンサルタントとして活躍。
日本では、著書『7つの週刊 成功には原則があった!』(ジェームス・スキナー、川西茂訳)、『第8の習慣「効果」から「偉大」へ』(フランクリン・コヴィー・ジャパン編、共にキングベアー出版)などで話題となった。
2013年、『完訳7つの習慣 人格主義の回復』(フランクリン・コヴィー・ジャパン訳、キングベアー出版)が刊行され、新たに注目を集めている。
ユタ州立大学商経学部終身教授。2012年、79歳で永眠。
(まんが)小山 鹿梨子
マンガ家。『別冊フレンド』講談社の読み切り「保健室の鈴木くん」でデビュー。
主な作品に『もやし男と種少女』、『シェリル・キス・イン・ザ・ギャラクシー』(全4巻)、『校舎のうらには天使が埋められている』(全5巻、いずれも講談社など。
(監修)フランクリン・コヴィー・ジャパン
「7つの習慣」をベースとしたセミナー・研修を展開。
企業の各種セグメントを対象に、リーダーシップ向上、生産性向上、組織の実行力向上を目的とした指導を行う。
教育面では、中学・高校への「7つの習慣」の導入・定着支援により、生徒の行動力や目標達成力などを高める活動も積極的に実施している。
特別に淹れたコーヒーであなたの好きな本を読むのもいいですよね。
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