🍀介護認定の結果が届いたら、つぎはどうしたらいいの?
🍀もし、結果が不満だったら?
🍀更新はどうしたらいいの?
更新を忘れてしまったら?
更新前に心身の状態が変わってしまったら?
🍀40歳~64歳までは、どんな時に介護保険が使えるの?
🌸さて、いよいよ介護認定がおりてからになります。
よくある疑問の声について、わかりやすくお話いたしますね。
🍀介護認定の結果が届いたら、つぎはどうしたらいいの?
🌸判定された介護度(要支援1~要介護5)を受け入れてサービスを利用する場合は、介護サービスの内容についてプランを作る必要があります。
プランは自分でも作ることもできますが、専門的なことがらが多いので地域包括センターやケアマネージャーに依頼して作成します。
ケアプランを作成する費用は、全額介護保険で負担しますので、ご利用者は無料です。
◆要支援1~2:地域包括センターが担当します。ケアプランに沿ったサービスを提供する事業所と本人(または家族など代理の人)が契約して、介護予防サービスを利用することになります。
◆要介護1~5:ご自宅で生活されている人は居宅介護事業所のケアマネージャーに、施設に入っている人は施設のケアマネージャーに、ケアプランの作成を依頼します。
ご自宅の方は、ケアプランに沿って各事業所と契約をして、ホームヘルパーや福祉用具、デイサービス等の各サービスを利用します。
施設の方は、ケアプランに沿った内容で施設の介護サービス等を受けます。
🍀もし、結果が不満だったら?
🌸2つの対処法があります。
1.審査請求(不服申し立て)をする。
都道府県に設置されています。請求は通知を受けた日から3か月以内で、それを過ぎると受け付けてもらえなくなります。本人か代理人がします。
請求が通れば、市区町村が決定した認定結果の全部か一部が取り消されます。
但し、数か月かかります。難しい場合は1年近くかかることも。
2.区分変更申請をする。
判定をいったん受け入れて、翌月か翌々月に改めて認定調査の申請を行います。
審査請求(不服申し立て)は長期間かかりますし、必ずしも通るとは限りません。また通ったとしても、市区町村の判定が取り消されるだけで、再度認定調査をやり直すことになります。
また市区町村もこのケースの場合は、認定調査も厳しくなるようです。
一般的にはよっぽどでない限りは、穏便にいったん受け入れて、再度、区分変更申請を提出するようにしています。これですと、区分変更申請でまた不服だったら、最後の手段として審査請求ができるからです。
お役所とは仲良くやっていった方が、お互いにWin-Winですからね。場合によっては、こちらの(利用者さんの)都合を聞いてもらうこともあるわけですから。
🍀更新はどうしたらいいの?
更新を忘れてしまったら?
更新前に心身の状態が変わってしまったら?
🌸更新の時期になったら、ご自宅や施設などに更新申請の書類などが届きます。
内容は初回の介護認定と同じです。
最初から氏名や生年月日、住所、介護認定の内容などが印刷されているので、ご自分で記入するのはわずかです。
もしわからないことがあったら、今お持ちの介護保険証を持って介護保険課(市区町村で名称が異なる)へ行けば、ていねいに教えてもらえます。
何かのサービスを利用していれば、ケアマネージャーや施設の相談員などが代わりに申請してくれます。
🌸有効期間が過ぎて申請を忘れてしまったら、認定の効力が切れてしまいます。
その場合は、新規での申請になります。
もし切れてサービスを利用していたら、全額(10割)負担になってしまいますので、注意しましょう。
更新申請は有効期間満了日の60日前から、満了日までの間に行うことができます。
ふつうはケアマネージャーが把握してやってくれますが、一応確認をしておいた方が安心です。申請はいつも自分でやっているという方は、申請忘れがないようにしましょう。
🌸更新申請の時期が来る前に、心身の状態が悪くなってもっとサービスを使いたい場合や、逆に軽くなった場合は、区分変更申請を市区町村にしましょう。
これもケアマネージャーがやってくれますが、自分でも出来ます。
心身の状態が悪くなったら、たくさんのサービスが必要なので、それに見合った介護度にしなければなりません。
また特別養護老人ホームは入所要件が要介護3以上なので、もしそういう施設に入所をお考えだったら、重くなったらなるべく早く認定調査をしてもらいうといいですね。
また逆に、老人ホームやデイサービスは、介護度によって料金が違いますので、軽くなったら介護度が低い方が安くすみます。
区分変更申請の用紙は、どのように悪くなったのか、その原因と状態などを書く場所がありますが、それ以外は更新申請と同じです。
区分変更申請で注意したいのは、必ずしも思ったとおりの結果にはつながらない場合もあるということです。
意外と逆に軽い介護度が出てしまったという人もよくあります。
専門職の人によく相談してから申請をするのがいいですね。
🍀40歳~64歳までは、どんな時に介護保険が使えるの?
🌸40歳~64歳は「第2号被保険者」といいます。
第2号被保険者は、介護状態になっている原因が16の特定疾病にあたる場合に認定を受けます。
特定疾病とは、どのような病気なの?
- ガン末期:医師が進行性で治癒が困難だと判断したがんであること。
- 関節リュウマチ:体じゅうの関節に炎症が起こり、痛みやこわばりがある状態。
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS):筋肉が萎縮し筋力が低下する病気。
- 後縦靭帯骨化症:後縦靭帯が骨化してして肥大し脊柱管を圧迫し障害が起こる。
- 骨折を伴う骨粗鬆症:日常生活程度の負荷でも骨折を引き起こす。
- 初老期における認知症:アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体認知症
- パーキンソン病関連疾患:パーキンソン病、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症
- 脊柱管狭窄症:脊柱管が狭くなり神経が圧迫され起こる病気。
- 早老症:遺伝子の異常により起こる病気
- 多系統萎縮症(MSA):シャイ・ドレ―ガー症候群、線条体黒質変形症、オリーブ橋小脳萎縮症
- 糖尿病神経障害、糖尿病腎症、糖尿病性網膜症:糖尿病が原因の合併症。
- 脳血管疾患:脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血などの疾患の後遺症。
- 閉塞性動脈硬化症:足の血管の動脈硬化がすすんで起こる足の疾患。
- 慢性閉塞性肺疾患:肺や気管の炎症で、喀痰、呼吸困難がある病気。
- 両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
まず自分に優しく、それから人にも優しくしましょう。
優しい人はつい自分を労わるのを後回しにしてしまいがちですよね。
もっと自分を大事にしてもいいんじゃないのかな。
読者の皆さま、こんにちは💛
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