介護でなによりもつらいのは、ストレスの蓄積とお金の問題ですよね。
体力も時間もお金もふんだんにかけられるのは、
一部のすごく恵まれた人だけでしょう。
愛情がないからお金をかけないのではなくて、
かけたくてもかけられないのが実情ではないでしょうか?
もう無理! って、何もかも投げ出してしまう前に、
デイサービス(通所介護)の介護費用を安くできる方法を
ケアアマネージャーの経験からいくつか提案しますね。
デイサービス(通所介護)を安く使う(無駄をはぶく)
まず基本的なことを知っておくのが大切です。
知らないで受け身でいると、介護費用はどんどんかさんでいってしまいます。
かといって節約のために切ってしまうにしても、
どの介護が必要で、どれがいらないのかを知っておくことが大事です。
通所介護(デイサービス)は、食事や入浴をしたり、リハビリを行ったり、他の利用者との交流の場になったりと、心身機能の維持と生活を補う場として大切な場所となっています。
ご家族にとっても、ほぼ一日預かってもらえるので、安心して仕事をすることができますよね。
デイサービスは、介護度によって料金が異なります。
重くなるほど、高い基本料金になっています。
また、サービス事業所によっても料金が異なっています。
1.安いデイサービスを選ぶ
規模やタイプの違い
デイサービス(通所介護)は、施設の規模(利用者数)が小さいほど利用者が少ないため手厚い介護が出来ると考えられています。そのため、小規模なデイサービスほど基本料金が割高になっています。
特養などと併設されているデイサービス(通所介護)に比べて、単独型のデイサービスの方が基本料金が高く設定されています。
加算の違い
同じサービスに見えても、サービスの内容と加算サービスの有無と種別、時間帯によって、料金が違ってきます。
デイサービスの加算は事業所ごとに異なっています。
加算がついている事業所はそれだけ、利用者の負担が大きくなりますが、
加算の対象になっている事業所は、そうでない事業所に比べて質は期待できますが、約2割程度の費用の差があります。
それぞれメリットとデメリットがありますので、ご自分やご家族にとって、どれがふさわしいのかを担当のケアマネージャーに相談して決めることをおすすめします。
無駄に多い加算がある事業所は、料金も割高になってしまうので注意が必要です。
デイサービスの加算はたくさんありますが、主な加算は下記のようなものです。
・介護職員処遇改善加算
・個別機能訓練加算
・口腔機能向上加算
・サービス提供強化加算
・入浴加算
・認知症加算
・中重度ケア体制加算など
お昼代や諸経費の違い
お昼の料金設定は、デイサービスによってまちまちです。
1食1,000円以上の所もあれば、600円程度の所もあります。
施設内でする趣味などの材料費が高い所や、ほとんどかからない所もあります。
また、どのデイサービスでも月1回程度の外出やお楽しみ会、誕生日会などの行事があり、思いの外費用がかかったりします。
他の利用者も参加するので、一人だけ出ないというのも交流の面で問題が残ります。
デイサービスを選ぶ際に、そういう費用がどの位かかるのかも聞いておきましょう。
2.送迎の費用を節約する
送迎はデイサービスで行ってくれます。
これは送迎の費用として、後で使った分だけ請求されます。
もし、送りだけや、お迎えだけでも、家族が行えば、その分だけ料金から差し引かれます。
一応、毎日の送迎はお願いしていても、家族の仕事が休みだったり、デイサービスに行く都合がある時だけでも、単発的に送迎を行うことで送迎費用を安く抑えることが出来ます。
3.節約しない方が良いもの
入浴(加算)
入浴の加算は50単位という安価です。
(1回500円で、利用者(あなた)の負担は、1割負担の人は1回50円です)
皮膚疾患やなんらかの異常を職員が発見する絶好の機会でもあるので、
健康維持と身体の衛生のために入浴はぜひおすすめします。
リハビリテーション(加算)
デイサービスのリハビリにも加算がついていますが、長期的にみると、
身体能力が改善したり維持することで、介護度も変わってきます。
介護度が軽くなれば、基本料金も安くなります。
逆に重くなれば、当然基本料金が高くなります。
また、それだけでなく介護に付随するさまざまな労力にも違いが出てきます。
そういう意味でも、今の状態が良くなるように、
あるいは少しでも維持できるように、リハビリをすることをおすすめします。
さて今回は、デイサービス(通所介護)での無駄を少なくする
という観点からのお話でした。
お役に立てると幸いです。
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