介護でなによりもつらいのは、ストレスの蓄積とお金の問題ですよね。
体力も時間もお金もふんだんにかけられるのは、
一部のすごく恵まれた人だけでしょう。
愛情がないからお金をかけないのではなくて、
かけたくてもかけられないのが実情ではないでしょうか?
もう無理! って、何もかも投げ出してしまう前に、
利用票を理解して、介護費用を安くできる方法を
ケアアマネージャーの経験からいくつか提案しますね。
利用票は利用する月の初めまでに、必ずケアマネージャーが渡していますが、
見ていないの利用さん(あなた)が多いようです。
1.利用票を理解する
利用票とは?
介護費用がひと月どのくらいかかっているのかが計算してあるのが利用票です。
利用票が読めるようになると、どのサービスをどのくらい使っていて、費用がどのくらいかかっているのかが実際に解るようになります。
それが解るようになると、費用対効果や無駄なサービスを使っていないか等を自分で考えることもできるようになってきます。
1枚目
利用者のお名前と生年月日、被保険者番号、介護度や利用票の作成日などの基本情報と、現在利用しているサービス内容が書いてあります。
利用しているサービスは、右側に利用する時間と訪問介護やデイサービス等の事業所名があり、その下に加算がずらっと並んで書いてあります。
その右側には日付があって、日付の下には予定の欄に【1】という数字が書いてあります。これが、利用する予定の日です。
これはあくまでも予定で、その下の空欄になっているところが、実績で、実際に利用した時につけます。
注:サービス内容が多いと2枚以上になる場合があります。
2枚目~
それぞれのサービスが何回利用して、その単位数と、合計の単位数、費用などが書いてあります。
これも予定なので、たとえばデイサービスをお休みした場合などは後で実績で差し引かれて計算されます。
注:サービス内容が多いと2枚以上になる場合があります。
月間計画表
1か月のサービスの利用を表にして渡してくれるケアマネージャーもいます。
ひと月の利用日時がわかって、とても便利です。
2.利用票をチェックする
ケアプランで1週間のサービス計画を立てても、体調が悪くてデイサービスに行かなかったり、家族が家にいて介護をしてくれるのでキャンセルしたりと、実際には利用しないこともよくあります。
福祉用具を返却したり、別のものと交換したにもかかわらず、前月のままになっている場合もあります。
利用票をチェックして、 自分でも実際に利用した日を記入しておけば、間違って休んだのに利用したこととして請求されてしまうことを防げます。
3.チェックする内容
提供時間帯
本人や家族(あなた)が必要とし、話し合った通りの時間帯になっているか?
サービス内容
週間サービス計画書の通りになっているか?
キャンセルしたサービスや変更したサービスが反映された内容になっているか?
月間サービス計画
居宅サービス計画書(第1票、第2票)が反映された予定表になっているか?
4.要介護度が変わるとサービス利用票は?
介護度が上がったり、下がったりすることで、利用限度額が変わってきます。
それに伴ってサービス利用料が変わるサービスがありますので、注意が必要です。
要介護度と関係なく利用料が設定されているサービス
- 訪問介護
- 訪問看護
- 訪問リハビリテーション
- 居宅療養管理指導
- 夜間対応型訪問介護
- 福祉用具の貸与、購入
- 訪問入浴介護
- 住宅改修
要介護度によって利用料が違うサービス
- 通所介護(デイサービス)
- 通所リハビリテーション
- 認知症対応型通所介護
- 短期入所生活(療養)介護
- 定期巡回・随時対応型訪問介護
- 複合型サービス
- 小規模多機能型居宅介護
- 認知症対応型共同生活介護
- 特定施設入居者生活介護
- 特別養護老人ホームなどの施設介護
このように介護度が上がると利用限度額だけでなく、利用者(あなた)の支払う利用料も上がるサービスもありますので、注意が必要ですね。
いかがでしたか?
今回は、介護保険の利用料の根拠になるサービス利用票についてのお話でした。
本気で節約しながら、より良いサービスを望むのなら、
このサービス利用票を少しだけでも解るようになっていた方が良いでしょう。
少しでもお役に立てると幸いです。
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