桜さくら堂

みなさま、こんにちは!🌸児童文学を中心にして、絵本やYA、一般の書籍の感想や解説を書いています。時々はおいしい珈琲店や日々のつれづれも……(⋈◍>◡<◍)。✧♡あわただしい日々の中で、桜さくら堂にちょっと寄り道して、ひと休みしてみませんか?💛

介護 ケアマネージャー モニタリング訪問 ある日あの時の〔?〕③

 

80代の女性のお宅を訪問したときに、

「うちのもの(茶菓)は、食べたくないんでしょ」

と言われて、じいっと睨められたことがありました。

 

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f:id:sakurado:20210503120441p:plain モニタリングとは?

ケアプランがきちんと機能しているか、月1回以上、ご自宅に訪問して検証します。

ご家族やボランティアも含めて、現在利用しているサービスがきちんと機能しているかどうかを、本人やご家族様、事業者などから聞き取りをしたり、本人の状態を見て確認をします。

もし、合わなくなった支援内容は変更したり、中止をしたりします。

新たに困ったことが起こって、支援内容に不足が生じたら追加をします。

 

基本的に私は、利用者さんのお宅での茶菓はお断りをしています。

このお宅だけでなく、すべてそうしているのです。

 

最初に利用者さんのお宅を訪問したときに、

「自分のは持っているので大丈夫ですってマイボトルを見せると、それからは茶菓を出さなくなくなるから」

っていうのは、ケアマネの新人だったころに、先輩のケアマネージャーから教わった方法です。

 

このお宅にもそう言って、お茶などをお断りしました。

ところがこの利用者さんは、それでも毎回モニタリングで訪問するたびに、メロンや饅頭やいろいろ出してきます。

それを断り続けたら、こう言ったのです。

「うちのような忌み嫌う家のものなんか、食べられないんでしょ」

と。

 

その女性の双子の息子さんの長男は、精神疾患で自殺をされていました。

次男さんも同じ病気で入院中です。

ご自身もうつで入院をされたことがありました。

旦那さんも亡くなって、一人暮らしをしています。

この女性は皆から嫌がられていると、とても卑屈になっているようでした。

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溶けていくアイスクリームを見ながら、今までの自分の方針を考えました。

それから、かつて住宅型老人ホームに入所されていたAさんのことをふっと思い出しました。

「いえいえ、そんなことありませんよ」

と言って、私はその甘ったる~いアイスクリームを食べました。

 

じつはその頃、ダイエットをしてまして、時どき、自分にご褒美として好きなお菓子を食べるのを楽しみにしていました。それがちょうどこの日でした。

あ~、これで、しばらく大好きなあれは食べられないな、とちょっぴり残念にも思ったりもして・・・不謹慎だけど。

 

利用者さんを見たら、ほっとした表情をされていました。それから、利用者さんもにこにこしながら同じアイスクリームを食べていました。

それ以来、その方は、茶菓をすすめてくることはなくなりました。

これも仕事のうちかも・・・と思った出来事でしたね。

 

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Aさんというのは90代の生活保護を受けながら、入居者が20名くらいの古い老人ホームに入居されていた男性です。東北の生まれですでに家族は亡くなったり行方不明だったりして身寄りはありませんでした。

Aさんは日雇いのような仕事を転々とされてきて、どこかに定住もされなかったようです。デイサービスに行くようになると、お風呂に入る時に自分の衣類を隠そうとしたり、他の人が脱いだ洋服から物を取ろうとするという報告がたびたびありました。

たぶん、そういう環境で生活をしてきたから、その癖が出るのだろうということでした。

施設内でもたびたび、いろいろ物がなくなったりしました。施設の物だったり利用者さんの持ち物やお金だったりしました。そして、それはたいがいAさんの部屋で見つかるのです。

それがあまりにも頻繁に起こるので、とうとうホームの施設長は業を煮やし、担当ケアマネである私に「もう、これ以上面倒見きれないから、ここを出ていってもらいたい」と言ってきました。

Aさんは自分のものはがっちりと何一つ他人に渡そうとしない反面、隙あらば人から物を盗ってやろうとするような人でした。

 

そんなAさんが、ある日、自分の部屋のベッドに座って、私を手招きするのです。

何だろうと行ってみると、手にビニールの袋を持っていて、中にはバナナやまんじゅうやお菓子が入っていました。それは今日施設でのお楽しみ会で配られたものでした。

それを私の方につき出して、ベッドの横をぽんぽんたたいて、

「食べろ」ってしきりに言うのです。

「え~~っ、いいから、Aさんが食べなよ」と出てきてしまいました。

Aさんにとって月1度のせっかくのおやつなんだし、それに茶菓は食べないという私の方針もありました。

 

それから数か月して、Aさんは亡くなりました。

その少し前から、ほとんど食べなくなっていました。

 

そのAさんを想うとき、

あの時、いっしょに1つだけでも

「ありがとう、おいしいね」って言って食べれば良かったなあ・・・

って、今でも胸が痛みます。

 

 

それからは、林檎や梨1~2個とか、時どき受け取ることもあります。

受け取ると、すごくうれしそうにするので。

でも、ほとんどは断ってますよ、特に値段が高そうなものはね。

f:id:sakurado:20210425072055p:plain ケースバイケースですが、

茶菓をおいしいっていただくのも、ある意味、支援なんじゃないのかな

って思ったりもします。

どうでしょう?

偉い人には怒られちゃうかもしれないけどね。

 

 

 

 

 

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