桜さくら堂

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愛のエネルギー家事 加茂谷真紀著/感想レビュー・要約など

仕事に育児に家事に、それから自分磨きと趣味などなど・・・

毎日100%活動してもまだまだ満足できないというあなた。

 

自分の役割をどれもこれも完璧にしたいけれど、エネルギーや時間が足りなくて、

家事が出来ずに落ち込んだり、イライラしているあなたに、ぜひ本書・愛のエネルギー家事を読んでいただきたいです。

 

一読すれば、ふっと肩の荷がおりて気持ちがやさしくなるのを感じることでしょう。

 

愛のエネルギー家事・加茂谷真紀著/すみれ書房

お題「我が家の本棚」

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≪感想≫

 

仕事を持って、子供を持って、介護をして、ご近所や親戚などのお付き合いやパートナーとの事、なんやかや日々やらなければならないことや、やりたいことがたくさんあって、料理・洗濯・掃除に買物などの家事とこまごました雑用など、あなたはきっともうへとへとな毎日を過ごされているかもしれませんね。

そのため、つい家事の部分が疎かになってしまって、散らかった部屋を見て苛立ってみたり、子供に「片づけなさい」と当たってみては落ち込んでしまったりしていませんか?

 

それはかつての私の姿でした。

それでも力をふりしぼって、200%もこなそうと頑張ってみたりして。

でも、それは無理な話なんです。スーパーマンではないのですから。

 

愛のエネルギー家事は、無理は無理と気づかせてくれて、では、その無理なものをどのようにしていったらいいのかを、著者自身の体験をもとに教えてくれています。

それはとりもなおさず、愛情を元にした家事についての考え方です。

 

もしあなたが「愛の存在」だったら、いまこの瞬間、何をしますか?

 

と、加茂谷真紀さんは問いかけます。

そして、その答えが、あなたが今すべきことになります。

誰でも毎日、子育てと仕事、仕事と介護、ボランティアと家事など、今できることの最良のことで100%活動しているのだから、それ以上のことは、出来ないということに罪の意識を持つ必要はないといいます。

つまり、家事をしないことの大切さを教えてくれています。

 

また世の中には様々な情報があふれていて、自分の心、自分の思いとは逆のことを勧めてきたりします。

たとえば断捨離がいいと言っても、あまり少なくなり過ぎてもまた寂しいものです。

人それぞれに大切なものや適量があります。

私は本が好きなのですが、紙類は運気が下がるので本は家に置かない方がいいという方もいて、迷ったことがあります。

本書では逆に、本は愛のエネルギーを発するのだといいます。

私はこれで救われました。もちろん、多すぎるのもいけませんが。

 

愛のエネルギー家事の元となっているのは、物や人に対する愛なのです。

ものに対しても、「いっしょに生活し、暮らしと家事を助けてくれる大切な仲間です」といって家族のように扱います。

ここには自分を含めて、家族も物も、とても大切にする真に豊かな愛がある生活のヒントが書かれています。

私もぜひ、マネしたいなと思うようになりました。

 

≪要約≫

 

第1章 手のひらから伝える愛情

 

家の中にさみしい子ども、無視されている物がいないか。目をやる。心を配ることから始めてみましょう。

やりたいことを、やりたいときに、やるだけで、自然に家が整います。

「やらなくては」と苦しく思うことは、きっと「やらなくて大丈夫」な家事です。

「部屋が汚い!」と焦ったときは、一度片付けを忘れて「できたこと」を数えましょう。そして、

 

もしあなたが「愛の存在」だったら、いまこの瞬間、何をしますか?

 

と、自分の胸に聞いてみましょう。

ある人は、片付けを後回しにして子供を抱きしめました。

ある人は、ベッドに入ってぐっすりと眠りました。

また、ある人は・・・

 

第2章 基本は「さわること」

 

物をかわいがることが掃除の基本です。

でも、忙しくて疲れすぎていると、物をかわいがることが出来ないで無視するようになります。

そうすると、家は無気力・無関心なあきらめのムードがただよって、家のエネルギーが落ちてしまいます。

だからといって、疲れすぎたり忙しすぎたりしている時に無理にやることはないそうです。

掃除をしないことで「大切にされた何か」がありかもしれません。

 

家事の大切さの反対側に、家事をしないことの大切さもあります。

幼いお子さんがいらっしゃったり、体の調子が悪かったり、親御さんの介護をされていたり、外で仕事をされている方が、掃除が出来ない日があるのは、当たり前です。

そのことに罪の意識を持つことはないのです。

どんな状況でも、あなたは100%できているからです。

家事と介護、子育てと家事とボランティア、家事と仕事と介護など、その100%が何で構成されているかは人によって違いますが、100%できていることに間違いはありません。

 

第3章 うれしくなる料理

 

ひと口食べたら元気が出る。

明るい気持ちになる。

そんな愛のエネルギーに満ちた料理に必要なのは、テクニックでも特別な材料でもありません。

あなたの手のひらに心をこめることで、「うれしくなる料理」を生み出すことができるのです。

  • 食材をほめながら料理しましょう。
  • 直にさわって作る料理には、愛情がたっぷり残ります。なかでもギョウザは、みんなが大好きなパワーフードです。
  • なるべく心臓の近くで作業しましょう。

 

疲れすぎて、疲労が限界を超えているときは、だれかのパワーを借りましょう。

食事を作れないときに、人のエネルギーを借りてチャージすることは、最高で最良の選択です。

疲れているときに限らず、外食することはとてもいいことです。

「なんとなくいいな」と肌感覚で感じるお店を探すと、きっと愛のエネルギーに満ちた食事を外でも味わえます。

 

 

第4章 太陽と水のパワーを享受する

 

リフレッシュ、リセットのパワーをくれるのが、洗い立ての衣類なのです。

いつもありがとう、いつも幸せ、いつも元気、いつも楽しい、そういった言葉を心に思い浮かべて洗濯物を干したら、そのエネルギーは確実に「いい気分」として衣類に残ります。

 

入浴は古い思念や電磁波が洗い流され、肌や毛穴から新鮮なエネルギーを吸収することで、新しい自分になれるのです。

 

1日の疲れを水の力で洗い流しましょう。

洗濯も入浴も素晴らしいリセットになります。

 

第5章 住む人に心地よい空間をつくる

 

家族がくつろいでいたら、片づけなんて忘れて、自分が真っ先にくつろいでみましょう。

物が出ていることによる罪悪感や、神経質に片づけることで、エネルギーの大半を費やしてほしくありません。

 

本を場所はパワースポット。

本の持つ愛のエネルギーは格別のものです。

本棚がある家は、いまはわからなくても未来に向けて大きな幸せの木を育てる力のある家です。

 

良書を手放さないようにしましょう。

読み返さずとも、静かにパワーを与え続けてくれる本というのが、たしかにあるのです。

 

 

第6章 物と友情を通わすために

 

家の中の物は家族の仲間であり味方です。

買い物のポイントはひと言でいうと、友情を感じられる物を買う、という考え方です。

 

たとえば、ある服を買うとします。

それを着ると心地よいですか?

着ると肌色もよくつやつやに見えて、自分の気分を上昇させるパワーがありますか?

 

「買いたいな、ほしいな」と思う物に出会ったら、「うちの子になる?」と聞いてみましょう。

そして、迎えいれたら(買ったら)、新しい物へのご挨拶は欠かさずしたいものです。

「よく来たね」

「うちの子になってくれてありがとう」

「よろしくね」

と、言葉をかけましょう。

 

今日からいっしょに生活し、暮らしと家事を助けてくれる大切な仲間ですので、ぜひ心をこめて笑顔で挨拶をしましょう。

 

 

著者:加茂谷 真紀さん

80年続く寝具店に生まれ育ち、某企業にて多忙な職務につきながら、家事・子育てを両立してきた。

40歳を過ぎた頃から、右手で人や物の持つエネルギーを感じ取れるようになる。

都内ベジタリアンカフェからスカウトされ、2013年から月に2回の無料鑑定を始める。

毎回予約がすぐに埋まる人気セッションとして好評を博している。

東京生まれ。家族は山男の夫と、欧州在住の娘。

 

 


愛のエネルギー家事 [ 加茂谷真紀 ]

 

 

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