ユリ科ユリ属のオリエンタルリリーさんの花言葉は、気高さ。
堂々と伸びやかに咲き誇る姿の中に、気品や可憐な雰囲気を感じさせる
ことに由来しているそうな・・・。
大輪に咲いた花が2つと、大きな蕾が1つ、小さくて固い蕾が1つ付いたピンクのオリエンタルリリーの切り花を買ってきました。
2つの花は甘く芳醇な香りを部屋いっぱいに漂わせていましたが、やがて萎れて大小2つの蕾だけが残りました。
そこで茎を短く水切りをして、2つの蕾だけを小さな花びんにさしました。
まだ白っぽい蕾はこのまま咲かずに萎れてしまうのかなと見ていたら、日ごとに蕾がふくらんでいって白からピンクに、そしてどんどん濃くなってきて、ついにおもむろに1枚ずつゆっくりと花びらを開いてゆきました。
それが、これです↓↓↓
最初に開いていた2つの花よりはやや小さめですが、同じように良い香りを部屋いっぱいに漂わせて、
「ごきげんいかが?」
と、言うのでした。
そうしてワタクシを、うっとりと幸せな気持ちにさせてくれました。
この花は3日ほど経つと、だんだん香りが薄れていって、数日後に花も1枚ずつ落ちてゆきました。
残ったのは写真にあるようなまだ青く固く小さな蕾でした。
これも同じように短くして、花びんに入れておきました。
さすがにこんなに小さくて固いのでは、ここから花を咲かせることは無理だろうと思いました。
ところがどうでしょう。
この蕾も小さいままだんだんふくらんでいって、やがて色も薄く小さいまま花びらを1枚1枚開いてゆきました。
ただ大きな蕾とは違って、とても急いでいるようにあっという間に咲いたのです。
それが、これです↓↓↓
傍によると、甘い香りもほんのりとします。
この花は最初の花の半分くらいの大きさでしたが、健気に一週間も咲いていたのでした。
切り花でこんな所なのに、文句ひとつ言わずに、
自分が与えられた環境で精一杯咲いていたオリエンタルリリーは、
その花言葉の気高さにふさわしい心意気のある美しい花でした。
そして、ワタクシもこのようにありたいものだと思いました。
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