セーラー・ムーンではありませんよ。(古っ)
SAILOR万年筆のボトルインクの四季織シリーズは時折ネットでお見かけしていて知っていましたが、先日、行きつけの文具店で〖夜桜〗というボトルを見かけたら欲しくなってしまい、真夏だというのに買ってしまいました。
それがこれです↓↓↓
大人な感じの落ち着いたピンク色です。
MONTBLANCのボトルインクの桜は持っていますが、これは濃いピンクで、桜とうたっていなければマグノリア(紫モクレン)のような色合いです。
セーラーのボトルインク・夜桜は一瞬で気に入ったのですが、
(いつものやつ、ひとめ惚れですね♥)
夏だし・・・と迷って一旦帰りました。
でも、やっぱり欲しくなってしまい、1週間後に行ったら、まだ売れ残っていたので買ってきました。
コピー用紙にガラスペンで書いてみました。ちょっと滲むようです。
子供の頃から、なぜか文具、特に筆記具が好きだった私は、入学祝いに万年筆が欲しいなぁ~~♥と思っていたのですが、誰からも貰えなかったので自分で買いました。
ワインカラーの3千円くらいのセーラーの万年筆だったような気がします。
それまでは雑誌の付録についていた万年筆しか手にしたことが無かったので、とても煌めいて見えました。
ペン先は細字で、書いてみるとインクの出が悪くて書きづらかったのですが、万年筆とはこんなものなのかなあと思いながら、友達への手紙などを書いていました。
それでもカリカリと万年筆で文字を書くことは、心はずむことでした。
月日が流れて、就職してもやっぱり同じ万年筆を使っていましたが、ある日、ペン先を痛めてしまいました。
買ったのは文具店ですが、ずいぶん歳月が経っていましたので、万年筆の専門店に持っていきました。そういうお店は敷居が高かったのですが、相談したら親切にメーカーに修理に出してくれました。
戻ってきた万年筆は、元通りにきれいなペン先になっていて、いざ書いてみるとインクの出も良くてとても滑らかな書き心地でした。
その時、もしかしたらこの万年筆はたまたま私が手にした万年筆だけ書き心地が悪く本来はこんなに滑らかに書けるものだったのか、
それとも、修理だから丁寧に何度も書いて確かめてくれたのか、どっちなんだろうと思ったりもしました。
今では故郷の万年筆専門店も、当時持っていたワインカラーのセーラーの万年筆もありませんが、セーラーの夜桜のインクを見て、そんなことを懐かしく思い出しました。
夜桜・・・ふと、セピアな桜を思い出すような色ですね。
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