人生、ピンチにつぐピンチです。
高校生の頃、私は進学したいな~~って思っていました。
しかし、わが家は母子家庭。
父が長期入院で残した病院への借金を返していたため、超貧しかったのです。
進学するためには、ある程度の学費を自分で稼いで貯めなければなりません。
勉強+労働ですから、かなり不利な条件です。
ある晩、勉強をしていたら、1つ違いの兄が、
「うるさいから、寝ろ」
と言ってきました。
音楽などはかけてないので、音といえばボールペンの擦れる音と本のページをめくる音くらいなものでした。
母と兄と私の3人家族で、男である兄の言うことは絶対でした。
逆らうと殴られます。すると、逆らった私が悪いと母が言うのです。
やんちゃな兄は高校2年で私立をやめてしまったので、夜遅く妹が勉強なんかしているのが嫌だったのかもしれません。あるいは兄として心配だったのかもしれません。
いずれにしろ、夜は勉強ができなくなりました。
私の進学にも暗雲が漂いはじめました。
だけど、その時、
「あ、夜はいいや。朝早く起きよ」
って思いました。
兄は朝に弱かったのです。案の定、どんなに朝早く起きても、兄に何か注意をうけることは全くありませんでした。
そして、朝早く起きてみると、
「なんだか頭がスッキリとして、すごく気分が良くて、夜の3倍くらい捗る」
ということでした。
そういうわけで、普通の人よりもずうっと遅れを取りながらも、朝の3倍で挽回することができたのでした。
あの時、兄に「うるさい、もう寝ろ」って言われなければ、朝の良さに気づかずにいたことでしょう。
あれから、ずうっと早起きです。
朝の爽やかで英知に満ちた自分だけの素敵な時間には、インスピレーションもよく浮かんできます。悩みごとも、朝になると名案を思いついたりします。
自分だけのために珈琲を飲みながら、ゆったりと物語の構想を練ったり、好きな本を読んだりするのはすごく楽しいことです。資格試験の勉強もやっぱり朝がいいですね。
なぜだか朝は時間がたっぷりと豊かにあって、時間が流れるのもすごくゆっくりと感じるのです。早起きでプラスになったことは数知れずあります。
だから今では、早起きの習慣のきっかけを作ってくれた兄に、本当に感謝しています。
・・・とゆうわけで、夜の時間を禁止されてピンチに陥ったのですが、早く寝て疲れを取って、一日の最もいい時間を使うというチャンスに変えることができました。
ピンチはそのままではピンチですが、チャンスの種でもあります。
どうやら小さなチャンスの種を見つけてうまく育てれば、大きなチャンスにつながるようになっているようですね。
今、なにかピンチに直面しているあなたに・・・
それをオセロのようにクルックルッと裏返し、どれもみ~んなチャンスに変えていきましょう。
さあ、みなさん、ご一緒に・・・
ピンチ、ピンチ、
チャンす、チャンす、
らん、らん、らん♬
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