こんな人は、まずウォーキングしよう!
・・・と、脳内科医・医学博士の加藤俊徳さんが言っています。
・イライラする・怒りのコントロールができない
・やる気がでない
・ADHD・物忘れが多い・記憶力が低下している
・依存症がある
・疲れが取れない
・心の病がある
・よく眠れない・睡眠障害
これはもう私を含めて、日本人全員ですねぇ・・・💦
最強のウォーキング脳 加藤俊徳著/時事通信社
身体を鍛えると脳が鍛えられ、脳を鍛えると身体が鍛えられる。
脳を使わなければ身体が衰え、身体を使わなければ脳が衰えるしくみになっている。
長年にわたり脳の研究をしてきた脳内科医・医学博士の加藤俊徳博士は、
人間の脳は、運動系・感情系・視覚系・思考系・聴覚系・理解系・伝達系・記憶系の脳番地に分かれ、
各脳番地に密接な関係をもち、影響を与える重要な脳番地が、運動脳だと力説されています。
さらに、さまざまな運動の中でも
ウォーキングは、この運動脳にスイッチを入れ、脳全体を鍛えることができる最も簡単かつ効果的な方法なのです。
ウォーキングは、個人に合わせてさまざまな種類があることを知りました。
それが、あなたが抱えている悩みや目標に合わせて歩くウォーキング16種類です。
16のアレンジ・ウォーキング
1.アイデアが浮かぶポケットタスク・ウォーキング
「いいアイデアが浮かばない」
そんな時にはいったん休憩して歩きましょう。
運動脳の前後には、発送を生み出すスイッチがあるからです。
ポケットにタスク(課題)などを書いた紙を入れておくと、課題に意識を持ち続けることができてアイデアが浮かびやすくなります。
2.決断力が上がるコースチェンジ・ウォーキング
いつも同じ道を歩いていると徐々に変化を感じなくなり、脳に与えられる刺激が弱くなります。
定番のコースをあえて途中で変えてみます。
大切なポイントは、自分の意思でコースを変えるということです。
このウォーキングは自分で自分の脳に命令をしなければ行うことができないので、決断力を上げることができます。
3.記憶力&決断力が上がるストップ&ゴー・ウォーキング
歩いては止まる。また歩く。
ウォーキングに「止まる」という動きが加わるわけですが、足を止めるのは自分の意思が必要です。
「休みたい」と感じたら、無理をせずにスパッと止めることを決断すればいいのです。
ストップ&ゴーを繰り返すことには、記憶を定着させる効果もあります。
4.遅刻の癖が治るタイム管理・ウォーキング
時間管理ができない人は、何時に起きれば間に合うか、何時までに帰ればつぎの用事に間に合うかを調整することができません。
その日に歩くルートについて、何分でどの地点に着くか、どのくらいのタイミングで折り返せば時間に会うかを管理しながら歩きます。
こうしたウォーキングは「計画を立てる」ことになるため、思考系脳番地などを刺激することができます。
5.ストレス解消&生産性アップの脳オフ・ウォーキング
現代社会はただでさえ情報過多です。
暗い道や静かで人通りのない道をボーっと歩くことで、入ってくる情報が少なくなります。
歩いている間にそれぞれの脳番地を休ませ、情報整理ができます。
仕事の合間に取り入れると良い休息となり、その後の生産性も高まります。
ただし、安全性を確保できる場所で実践しましょう。
6.集中力を高める瞑想・ウォーキング
歩きながら「今ここ」に意識を集中させます。
鼻から大きく息を吸い、「1・2・3・4」と数え、その倍ぐらいの時間をかけて口から息を吐きます。
この間、なるべく他のことは考えず、呼吸に意識を向けるようにします。
7.計画性が身に付く買い物・ウォーキング
普段の買い物をする時、歩いてスーパーに移動するだけで、さまざまなプランニングができます。
歩きながらメニューを考えたり、どのような食材が必要か考え、整理すると脳番地がまんべんなく活性化されます。
商品を眺めながら歩いていると、時間や距離を気にしなくても、あっという間にウォーキング量を稼ぐことができます。
8.目的や夢を実現しやすくなるターゲット・ウォーキング
旅をしていると疲れを感じないで、平気で1日2万~3万歩も歩けるものです。
これは目的を持ち、ドーパミンを出すことがいかに大切かを教えてくれています。
例えば「赤い花」「数字の8」「猫」など、その日に見つけたいと思うものを決めて出発します。
すると不思議なことに、普段は気付くこともなかったこれらのものがどんどん見つかるようになり、歩数も稼げます。
9.理解力が深まるラジオ・ウォーキング
ラジオなどを聴きながら歩くと、すでにウォーキングによって運動脳が刺激されているところに、聴覚系や理解系などの脳番地がより刺激されます。
またラジオに限らず、英会話や会議記録など、勉強や仕事の音源を聴くのも効果的です。
座りながら聴いているよりも、内容がより深く理解できます。
10.集中力アップ&イライラ解消のしりとり・ウォーキング
しりとりをすると記憶力がアップします。
全く名前が浮かんでこないで、5分、10分と時間がかかっても、脳にとっては悪いことではありません。
大切なのは、歩きながら考えることです。
その間もウォーキングをしているわけですから、脳全体は刺激されます。
11.認知症予防に積み上げしりとり・ウォーキング
それまでに出た単語をすべて思い出して口にしながら、しりとりを1つずつ積み上げるように足していくというものです。
例 「ネコ」⇒「ネコ、米」⇒「ネコ、米、メダカ」
毎日、このウォーキングをすることで、脳の成長を確かめられます。
昨日は5つまでしか言えなかったけど、今日は6つになったというように、記憶力が上がったことを実感できます。
12.脳を開放し稼働させるマッサージ・ウォーキング
ウォーキングには、痛みやコリを自覚する効果があります。
歩いていると、関節が痛い、身体が凝るといった症状が現れます。
ウォーキングは全身の血液を循環させるので、痛みやコリの改善が期待できます。
身体のバランスが崩れている人、痛みやコリのある人は、歩く際のフォームに意識を向けてみましょう。
ただし、歩き過ぎは関節痛などの原因となりますので、頑張りすぎないようにしましょう。
13.悩みがちな自分を変える内臓強化・ウォーキング
同じ距離を歩いているのに、いつもより疲れたり、足が重く感じるのは、内臓に異変があるからかもしれません。
脳と腸は「脳腸相互作用」がありますから、腸の不調が脳にも影響を与え、脳の不調が腸に影響を与えます。
自己認知力の弱い人ほど、悩みがお腹にくる傾向があります。
そんなときにウォーキングすると、頭の中を占拠していた悩みが徐々に消えていきます。
お腹に集中していた痛みが歩くことによって分散し、どこかへ消えていくという効果もあります。
14.注意力を上げる人混みすり抜け・ウォーキング
なるべく早い速度で人の流れに沿って歩き、前にいる人を追い抜き向かいから来る人をよけて、人にぶつからないように歩きます。
サッカーの一流選手がドリブルで相手をかわすかのようなイメージで歩くので、俊敏性を高め集中力の向上が期待できます。
向かいから来る人がでのような動きをするのか観察し、察知するのは、視覚認知の強化になります。
ぶつからないように集中することで、脳に無駄に悩み続ける余裕を与えないという効果もあります。
15.自律神経を鍛える腹式呼吸・ウォーキング
腹式呼吸はヨガの基本的な呼吸でもあります。
呼吸をしているうちに疲れが取れ、自然と力がぬけます。
鼻から息を吸うときにお腹を膨らませ、口から息を吐くときはお腹をへこませます。
ポイントは、なるべくゆっくりと息を吐くことです。
酸素がたくさん入り疲れにくくなったり、脂肪の燃焼や体幹が鍛えられるなどの効果があります。
16.場の空気が読める人になるスナップショット・ウォーキング
近所で気になるもの(桜の開花、植物の芽、カエルの卵など)を観察するためにウォーキングして、スマホのカメラで撮影します、
毎日、定点観測することで日々の変化を知ることができます。
同じ場所で同じものを見ることが、ウォーキングを続けるためのモチベーションとなります。
定点観測できるものを見つけて、毎日歩くためのモチベーションにしましょう。
ウォーキングはこれほど良かったのか、しかも脳は鍛えられるのかなど、目からうろこ1000枚の最強のウォーキング脳でした。
なんとなくウォーキングはいいらしいを、医科学的根拠をしっかり示しながら、ウォーキングの効果を統計をもとに示しています。
また運動不足を深く追求して、運動負債によるさまざまな症状も教えてくれています。
運動不足を解消するウォーキングは、健康維持のためにマストな運動です。
今まで私がやっていたのは、なんちゃってウォーキングでした。
これを、ちゃんとウォーキングにしようと深く反省を促された本でした。
あなたも、ちょっと歩いてみませんか?
著者・加藤俊徳博士
脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。
株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。
MRI画像診断、発達障害、ADHDの診断・治療の専門家であり、脳番地トレーニングの提唱者。
薬だけに頼らない治療の一環としてウォーキングを提唱する。
みなさん、こんにちは💛
いつもご訪問をありがとうございます。🌟
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あなたのお役に立てるとうれしいです。
今日はたくさん書いてちょっと疲れましたので、
これから散歩に行こうかなと思います。
そうですねぇ・・・
お花屋さんコースの散歩で、お花屋さんの定点観測をしようかな?(笑)
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