ニューヨークのデパートでサンタクロースとして雇われたクリス・クリングルは、
本物と見まがうほどサンタクロースそのもので博愛主義なところが絶大の人気を博します。
そして、またクリス・クリングルというのはサンタクロースの別名ですが、
彼は「自分は本物のサンタ」だと主張し、ついには裁判で決められることになってしまいます。
もし、本物のサンタでないと判決が出たら、
彼は精神異常者として強制入院させられることになってしまいまいます。
サンタクロースは 〈心〉ですよ。
クリス・クリングルが言います。
三十四丁目の奇蹟・DVD/20世紀フォックス・エンターテインメント・ジャパン株式会社
STAFF
監督/脚本:ジョージ・シートン
製作/ウィリアム・パールバーグ
CAST(声の出演)
ドリス・ウォーカー:モーリン・オハラ(武藤礼)
フレッド・ゲーリー:ジョン・ペイン(吉水慶)
クリス・グリングル:エドマンド・グウェン(川久保潔)
ハーバー:ジーン・ロックハート(石井敏郎)
スーザン:ナタリー・ウッド(皆口裕子)
クリス・クリングルを雇ったのは、メイシ―百貨店で働いているドリス・ウォーカーという離婚経験のあるキャリア・ウーマンです。
ドリスには6歳になるスーザンという女の子がいますが、サンタクロースはいないという現実的考えで教育しています。
また、ドリスに想いを寄せている若手弁護士のフレッドにも心を閉ざしています。
しかし、サンタのクリスと接していくうちに、ドリスもスーザンも変わっていきます。
若手弁護士のフレッドが、クリス・クリングルの弁護のあたりサンタクロースであるということを証明しようとするのです。
そして、スーザンとドリスが、ニューヨーク裁判所内のクリス・クリングルに宛てた手紙が、奇蹟を起こしていきます。
この映画は、1947年度のアカデミー賞を3部門受賞しています。
助演男優賞(エドマンド・グウェン)、オリジナル・ストーリー賞(原案・ヴァレンタイン・ディヴィス)/脚本賞(脚色・ジョージ・シートン)
昨年のクリスマスの時期に、あすなろ書房から出版されている『34丁目の奇蹟
ヴァレンタイン・ディヴィス/片岡しのぶ 訳』を読んで感想を書いた時に、
原作が1947年のアメリカ映画の『Miracle on 34th Street』だと知り、映画の方をぜひ観てみたいと思ったのでした。
その時DVDが発売されていたので買おうと思いつつ、12月の慌ただしさから気づいた時にはすでにクリスマスも過ぎていました。
クリスマスが過ぎてからサンタの映画を観るのもなんかなぁと思い、来年の(つまりは今年の)クリスマスの頃に必ず観ようと思ったのです。
でも、それもいつしか忘れてしまい、
そして、今年の12月に、ブログにも少し書きましたが、新しく美容院を探そうと思い立ったのです。
じつは今まで行っていた美容院は、いろいろあって自分には合わないと思っていたのですが、かといって別のもっと納得する美容院を見つけるのも大変なので我慢していたのです。
でも、例の「小さな夢ノート」に、「自分に合った美容院が見つかりました」と書いて、探し始めました。
これが、まあ、なかなか大変なことでした。
美容院はたくさんありますが、自分に合うとなると、なかなか・・・
くたびれ果てて、でも、このビルに美容院が入ってないかしらと見上げたら、美容院は無かったけれど、そこに『・・図書室』の文字がありました。
こんなところに図書室なんか、あったかしら?
そういえば・・図書室という名前は知っていたけれど、ここだったん?
・・・と思いつつ、行ってみました。
静かです・・・まあ、図書室なので、それは当たり前なのですが。
人が少なくて、閲覧用の席もたくさんあるのに利用している人も少なくて、そして何より、自宅からわりと近いのです。
入り口を入って突き当りのディスプレイのところは、クリスマスの本が並んでいます。
そして、そこにはこの『34丁目の奇蹟』のDVDも真正面を向いて置いてありました。
それを見たとき、
「この1年、すっかり忘れていたけれど、私、これが今観たいと思っていたんだったわ」
と、思い出しました。
サンタクロースは 『心』 ですよ。
と、クリス・クリングルは言います。
相手を思いやる温かな心
サンタクロースを待ち望んでいる子供の願いを叶えてやろうとする親の心
誰かを愛する心
目に見えないけれど確かにある愛の心を、
そっと包んで、リボンをかけて届けているのが、サンタクロースなのかもしれませんね。
『34丁目の奇蹟』のDVDをクリスマスに私のもとに届けてくれたのも、
きっとサンタクロースなのだと、私は思います。
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