アポロ1号が訓練中に炎上大爆発し、パイロットが全員死亡する事故が起きた。
原因は電気コードの火災だった。
酸素100%の船内にビニールコードがあれば、それが重大な結果をまねくことが、NASAスタッフの誰もが気づかなかった。
責任はどこにあるのか。いったい誰にあるのか。
厳しい追及に、NASAは次のように回答した。
《 責任はわれわれの想像力にある 》
われわれは、あらゆる場面を想定し気づいているべきだった。
想像力は、クリエイターの専売特許ではありません。
子供からご長寿の皆さんまで、あらゆるシーンで想像力必要とされています。
たとえば、想像力があると・・・
・先々のことが予測できるので、やることの優先順位をつけて効率よく物事を片づけることができるので、時間の余裕ができます。
・相手の求めていることを想像できるので、先回りして行動したり、気が利いた応対ができるので人に好まれます。
・不測の事態をシュミレーションする能力に優れていますので、危機管理能力が高くイレギュラーな出来事にも柔軟に対応することができます。
そんな想像力は誰でも、日々の積み重ねで育てることができます。
◆想像力を育てる5つの方法◆
1.多様な価値観にふれてみましょう。
視野を広げるために、自分とは違う他者のさまざまな価値観にふれるようにしましょう。
スマホからの情報だけだと、自分の興味がある情報だけに偏りがちです。
一般の人が観るTVニュースや新聞などからも幅広い情報を得るようにしましょう。
多様な職種や価値観の人が集まるコミュニティーに身を置いてみたり、苦手なタイプや年代の違う人とも話をしてみましょう。
2.幅広い分野のアンテナを張ってみましょう。
知識ゼロからは、何も想像をすることはできません。
いろいろな分野の基礎知識があれば、それだけ想像の幅も広がっていきます。
ネットから本を注文していると、自分の興味に近い本ばかりが表示されます。
たまには本屋さんや図書館の本を眺めてみると、意外な発見があるかもしれません。
また、人が勧める本を読んでみたり、映画を観るのもいいかもしれません。
今まで行ったことがない所へ出かけてみるのもいいでしょう。
3.「人」にもっと興味と関心を持ちましょう。
想像力が乏しい人の多くは、他者への興味も薄い傾向にあるそうです。
「他者がどう感じているか」という視点が欠けているため、自分勝手な人と誤解されてしまうこともあるかもしれません。
まずは、人の話を聞いてみて、「この人は何を考えて、何を求めているのか」を考えてみましょう。
4.反対の立場から、物事を考えてみましょう。
ある物事に対して、「自分はAだ」と思ったら、「Bと思う人は、なぜそう思うのか」をセットで考えるようにして、公平な立場を意識して、つねに「反対の立場」の視点も持つようにしましょう。
5.仮説を立てる習慣を持つようにしましょう。
最近、こういうことが流行っているけれど、何が受けているんだろう?
など、日頃から自分なりの仮説を立てるようにして、想像力を育ててみましょう。
また、他人がそれに対して、どんなふうに考えているかを聞いて、自分が立てた仮説との比較検討をしてみましょう。
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