こんな本を見つけてしまった。。。
猫の俳句。
密かなマイブームの猫ちゃんと俳句が、アッポ・ぺ~~ンですよ。
こ~~んな面白こと思いついたのは・・・
どなた様の句集かと開いてみれば、「猫俳句大賞」の入選句ですと。
猫は髭から眠るもの/堀本裕樹・編著/幻冬舎
「猫のことを詠んだ句であればどしどし送ってください」というこの本は、
堀本裕樹さんが編著とありますので、たぶん、これは堀本さんが思いついたのではないかと推察しますが・・・まずは、お代官様の衣装を着て、こう言いたい。
「おぬしも猫好きよのう」
この本には、第1回~第3回までの入選句が載っていますが、応募総数が3万句になるといいますので、猫好き&俳句好きのかたもたくさんいて、ワタクシも心強いことです。
是非、第4回目はワタクシも参加して、応募総数を増し増ししたいところです。
審査員にはさらに、
第1回目 町田康さん
第2回目 新井素子さん
第3回目 角田光代さん
という猫好きで知られる小説家の方々がゲスト審査員をつとめていて、大賞や佳作の皆さまの句には、感想が添えられています。
な~~んて、すてきに楽しいことでしょうか。
さらにお三方のエッセイまで挟み込んであるという豪華なもので、もうお腹いっぱいになったのでした。
≪猫と俳句。
最初にこの”縛り”を聞いた時、私は思った。んなもん、「猫可愛い」のオンパレードになるのでは?
で、実際。例外はあるものの、私が読ませていただいた作品は、大体の処、煎じ詰めれば、書いてある内容は一緒。”猫可愛い”。・・・けど・・・。
ああ、成程。俳句って奥深いんだ。そんなことも、同時に、判ってしまった。
凄いな、俳句。単純に、「猫可愛い」って詠んでいる句は、当たり前だけれどひとつもない。可愛いってことを連想させる言葉も、遣っている句、あんまりない。なのに、なんて、可愛いんだろう、ここに描かれている猫達は。≫
この新井素子さんのエッセイの一部を引用させていただいたのですが、この短い中にこの本の全てが要約されていますね。さすが小説家です。
そこでワタクシからは唯一つだけ。
この本『猫は髭から眠るもの」を読まれるときは、きちんと座って読んではいけません。ましてや机に向かって読むなど、もっての外です。
まずは猫をなでなでしながら、猫のようにネコろんで読むのがベストですね。
その時、猫がちょいちょいと本にいたずらしても怒ってはダメです。
第三回の大賞作品が・・・
何してもほめられてゐる子猫かな 中里とも子
これは子猫じゃなくても、そういうもんです。
・・・これが猫道ってものです。
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