乗るつもりだった電車に乗れずに、次の電車を首を長くして待っていると・・・
あ、来た来た、やっと来た‼
遠くにぽつりと小さな電車の姿が見えます。
もはや遅刻か、それとも間に合うかのぎりぎりな感じです。
進むのやけにのろくないか、あの電車・・・
電車来るでんでん虫がごとのろく
でんしゃくるでんでんむしがごとのろく
蝸牛〖夏の季語・動物〗蝸牛(くわぎゅう)・でで虫・でんでん虫・まいまい
マイマイ目の有肺類で、陸生の巻貝。木や草に這い上がり若芽や若葉を食べます。
螺旋形の殻を負い頭に屈伸する二対の角があり、その長い方の先端に目があり、明暗を判別します。食用になる種もあります。
句は、電車とでんでん虫で韻を踏んでみました。
比喩はいくつかの使い方や文字がありますが、「ごと」という比喩は、電車のゴトンゴトンという響きを意識して使ってみました。
(でんでん虫がごと⇒蝸牛が這っているように)
こちらが1分、1秒でも早くとあせっていると、本来速く走っているはずの電車がやけにのろく感じたりします。
首を長く伸ばして待っている姿も、蝸牛に似ているような・・・
「なにノロノロ走ってるんや。おまえはカタツムリか~~いっ」⇚きんに君の口調で、どうぞ(笑)
いつもありがとうございます。