俳句が増えてきましたので、過去の俳句をまとめることにしました。
俳号は「YUYU」でもいいのですが、ちょっとだけ改まって、
『 瑚幸 』 としてみました。
俳句を詠み始めた時期は定かではないのですが、今記録に残っているのは、2015年のちょうど今頃、筑波山へ行ったときからの句になります。
あの頃は9月下旬はもう涼しくなっていて、山道を走ると、緑の山々の木々の間に薄く色づいた紅葉がちらちらと見え隠れしていました。
〖薄紅葉〗
薄紅葉筑波の山に見え隠れ 瑚幸
うすもみじつくばのやまにみえかくれ 2015.9.21
薄紅葉〖秋の季語・植物〗
まだ十分に紅葉しきらない状態をいいます。まだらに色づきそめた山々もまた趣きがあります。
薄紅葉、私の俳句もこんな状態だったような気がします。
〖萩〗
ケアマネの事務所への道萩の道 瑚幸
けあまねのじむしょへのみちはぎのみち 2015.9.24
事務所までの道は駅から遠く坂道がたくさんあって、事務所につくと汗だくで、いつもまずは全着替えをしてから仕事を始めていました。
だけどその道々には、いろいろな花が咲いて疲れた心を癒してくれました。
朝は「いってらっしゃい」、帰りには「お疲れさま」。
草花は話をしないけれど、心に語りかけてくるのでしょうか。
どんな植物も、いいものですね。
いつもありがとうございます。