桜さくら堂

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秋の燈やトルストイてふインク壺〖秋の燈〗俳句

夏が暑すぎたせいで、今年は秋の訪れがとてもうれしく感じます。

本を読んだり書き物をしたり、誰かと語り合ったり・・・「燈火親しむ」という季語にぴったりの季節です。

もっとも統計では、日本人の約6割がひと月に1冊も本を読まないのだとか。

私はその残りの4割のほうです。本は友達ですから。

手紙離れも進んでいて、まさに今日から郵便料金が値上がりして、ますます手紙離れが進みそうです。それでも私のような根っからの手紙好きは、値上がりしても関係なく手紙を書きますが。

時代に逆行しています、わたし。

 

数年前にモンブランのトルストイというボトルインクを、オークションで落札しました。すでに完売したもので再販もなく、倍以上のお値段でした。

もったいなくてずっと机の奥にしまっていました。

それが運よく、このたび前から欲しいと思っていた『星の王子さま』というモンブランの限定モデルの万年筆を新品で購入できたので、これを機会に使ってみることにしました。これも数年前に完売して入手困難なモデルでした。

インクの色はスカイ・ブルーです。

 

 

秋の燈やトルストイてふインク壺

あきのひやとるすといてふいんくつぼ

 

秋の燈〖秋の季語・生活〗燈火親しむ・秋燈・燈火の秋

秋の夜の燈火である。春燈の艶な感じに対して、澄明の感じがある。春燈には遊びを思い、秋燈には学問を思う。

ー 略 ー

なお、燈(ともしび)と灯(てい・盛んに燃える火)とは別字だが、俗間燈の略字が灯だと思っている。

ー 日本大歳時記 講談社 山本健吉 より ー

 

トルストイといえば「戦争と平和」が有名ですね。

昔むかし、学生のころに先生のススメで読んだのですが、内容はもうすっかり忘れました。ダメですねぇ。猫に小判、馬の耳に念仏で( ´∀` )

もっともあの頃も、あの超大作を読みきったことに満足して、表面だけの浅い読み方だったような気がします。ダメダメですねぇ。ブタに真珠です( ´∀` )(笑)

今はもうどんな長編も、読む根気すらなくなってきています。やはり若い頃のエネルギーがある時に、なんでもやっておくのがいいですねぇ。

 

 

 いつもありがとうございます。

 

 

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