国際クルーズターミナルに着いたのは、受付まで少し早かったのですが、Hの足取りがやけに軽快になってきました。うん、いい感じ。ターミナルに停泊しているマンションのような客船を見てテンションが上がってきました。
まず入り口の外に、ずら~~っと荷預かりコーナーが並んでいます。
今回、特大のキャリーケースを2つ準備したのですが、1つはすでに宅急便で送ってあります。本来なら2つ送る予定でしたが、最後の最後までHの健康状態で迷っていたため、1つは荷造りが遅れてしまい当日に持っていくことになりました。
ここで預けて、後でキャビンまで届けてくれるとのこと。
そこで、Hが衝撃のひと言。
「カギは?」
「え、カギって⁉」そこで、ハタと気づきました。
(゚д゚)! オー・マイ・ガーッ!
なんということでしょう。キャリーケースのカギは、家の棚に・・・・わたわたしていたので、家に置いてきちゃいました。
そういえば昔、大学生だった子供がアメリカから戻ってくる時、キャリーケースに入れていた当時5~6万位したiPodが、忽然と消えてしまったことを思い出しました。
でも、これには特に貴重品は入れてないし、「ま、いっか」と思い、とりあえず預けることにしました。
とはいえ、無くなるとやっぱり困るので、一抹の不安が・・・さっそくテンションが急降下する私でした(;^_^A
気を取り直して、パスポートとクルーズチケット(乗車券)を持って、チェックインカウンターへ行きました。この船は外国の船のため、乗船するには日本を出国することになるそうです。そして、MSCベリッシマはイタリア客船なのだから、イタリアに乗船ということでしょうか。
ここでクルーズカードを渡してくれます。これには名前、デッキ、キャビン番号、避難場所、メイン・レストラン名、インターネットなどが記載されていて、今後はこれを使ってお買い物や食べ物の決済、下船や乗船をすることができます。
これはスムーズにいきました。
乗船すると、船内はもうどこを向いても キラキラ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°です。
エレベーターもキラキラ✨、階段もキラキラ✨
ラウンジやバー、ビュッフェがすでに利用できて、どれでも食べ放題飲み放題です。
Hがそれをよく知っていて、さっそくエレベーターでデッキ15(階)のビュッフェに行って、昼食を摂ることにしました。
ここがまあ、広くて迷子になりそうなほど、どこまでもどこまでも世界各地の色いろな料理がバイキングで提供されています。
お腹がいっぱいになったので、少し船内を散策して、ここのプールサイドのリクライニングの椅子でしばらくお昼寝をしました。
ここがマイ・キャビンで、11階の東側です。
陸が見えるように東側で、揺れが少ないように下の方で、うるさくないようにエレベーターから遠い部屋を希望しました。
キャビンは上の方の部屋か下の方の部屋か、左側か右側か、エレベーターに近いか遠いかなどの希望にそった部屋を準備してくれて、どれも同じ料金になるようです。
でも、ほとんど揺れないし、エレベーターは近くても静かなようでした。
キャビンに入ったのが3時30分頃でしたが、45分には避難訓練が始まりました。
こういう船旅では、最初に全員が乗船したところで避難訓練をやるのが義務付けられているようです。
私達の避難場所は、7階でそこまで階段を使って移動して、そこでチェックをして救命ボートのところを経由して部屋にもどります。
キャビンからの眺めです。左奥には、フジテレビの建物が見えます。
いよいよ出航です。静かに・・・とても静かに岸から遠ざかってゆきました。
ドアのノック音がするので開けてみると、キャリーケースが2つ、宅急便で送ったのと一緒に部屋の前に届けられていました。すぐに中を確かめると、特に無くなったものはありませんでした。
まあ、そりゃそうだよね~~、と思いつつも一安心です。
夕食のメインレストランは、時間と席が決まっています。でも、部屋で食べてもビュッフェでも、有料のどこかでもOKなんですが、とりあえずは私達の指定のメインレストランに行くことにしました。
すると、(=^・^=)他のお部屋の人と、大きな丸いテーブルで同席になっています。
とても話好きなような関西のご夫婦です。そこでコース料理を食べながら、歓談をすることになりました。なんだか、とても面白い感じの人達のよう。朝早くに新幹線に乗って来たのだとか。
料理はごく普通のコース料理なので、うん、そうだねっていう味で、特筆することは特にないですね~(*^^*) ただ給仕の人が外国の人なので、メニューを指さして注文する感じだったでしょうか( ´∀` )
レストランを出たところのインフィニティアトリウムでは、いつも何かのピアノやギターなどの演奏や歌を歌ってくれています。時どき、ビートルズのメロディーとか知っている歌も歌ってくれます。
シャワーを浴びて、ベッドに寝ると、これがちょうどいい柔らかです。
旅先では時どき硬すぎるベッドとかがあって、そういうベッドだとすぐに腰が痛くなって困ってしまいます。ここは10日間も利用するので、ベッドの固さを心配していましたが、すごくいい感じで、船は全く揺れを感じないので、家にいる時よりもよく眠れました。
こうして乗船1日目は、やっぱり山あり谷ありのボリューム満点で暮れてゆきました ♪ とさ。
いつもありがとうございます。