金沢港大浜ふ頭です。夜明け前のおだやかな朝の海です🚢
金沢も情緒があるいい街なので、あちこち行きたいところなのですが、函館、秋田とずいぶん歩き回ったこともあって、少し足が痛くなってきました。
それに金沢は何度か訪れたこともあるので、無理をしないで少しだけ循環バスで巡ることにしました。
金沢城公園前から🚌バスを降りて、すぐそばに21世紀美術館があります。
まずはここを見学しましょう。
ここは現代美術館で、造詣の面白い作品が展示されていたり、水の中から眺められるプールに入れたり、透明なエレベーターがあったりして楽しめます。
この透明なエレベーターは油圧式なので、とてもゆっくりと動きます。エレベーターの向こう側には作品があって、それを眺めながら上から横から下からと眺められて面白いです。
ちょうど現代焼き物の展示もしていました。
21世紀美術館のそばには、日本3名園の1つの兼六園があります。
ここは松の木がすばらしい景観ですね。
前にも来たことがありますが、せっかくなのでここも見学しましょう。ゆったりとした上り坂を、足を労わりながらのろのろと登って行きました。
ここで三脚を立てて写真を撮っている人が、「カワセミがいた」というので目を凝らして見たけれど、見つかりませんでした。
写真家なのかな、毎日、兼六園に来て写真を撮っているのだとか。
瓢池は掃除をほとんどしないので濁ってしまい、カワセミがあまりここには来ないのだと云う。
山査子(サンザシ)が赤い実をたくさんつけていました。
虹橋 写真には写っていませんが、ここで撮るために長~~い行列が出来ていました。
金沢駅の鼓門です 📷(金沢駅東口側)
いつもは車で来ていたので、鼓門を観たことがありませんでした。今回は是非、見たいと循環バスの🚌金沢駅で下車しました。大っきくて立派ですね~~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
外国の観光客もいっぱいいて、写真を撮っていました。
まだお昼をまわったばかりですが、今日はこのくらいで船に戻ることにしました。
レストランに行くとやはりというか、ガラガラなので、窓に近い席で金沢の港を眺めながらゆっくりとコース料理を摂ることができました。
すると近くの2人の席に、給仕さんとかたくさんのスタッフが集まってきて、ぐるっと囲むと、いきなり「ハッピ~、バ~スディ・トゥ・ユ~~♪」と合唱が始まりました。
どうやらお客さんの誕生日だったようです。へえ、あんなサービスもあるのか・・・と。私も思わず拍手を👏👏👏
また、お客さんが席をたって空席になると、全席、テーブルクロスを取りかえているのでした。
そういえばルームサービスも、毎日、部屋にいない時にシーツを取り換えてベッドメーキングをして、バスタオルやタオルも交換してくれています。時には、1日に2回も交換してくれていたこともありました。
ちゃんとしているな~~(=^・^=)
2時過ぎに部屋にもどって、ベッドに寝転がって文庫版を読んだり、レース編みをしてのんびりと過ごしました。やがてゆっくりと、ゆっくりと陽が暮れてゆきました。
金沢港からのサンセットです~~🌅
5時過ぎにロンドンシアターに行って、イタリア・テノール歌手のヴィンチェンツォレンティティー二さんの歌を聴きました。
前回のテーマが『夢』で、良かったので、また聴きに行きました。今回は早めに行って、真ん中のいい席を確保しました。
今回のテーマは、『世界』で、いろいろな国の歌を歌ってくれました。
そして今、こうしている時にも、世界では戦争が起こっていることを悲しく思うと共に、少しでも世界平和に役に立つようになりたいと、「平和を願う歌」を歌ったのが心に残りました。
それは私も、同じように思っていたからでした。
日本の歌は、美空ひばりさんの「川の流れのように」を、日本語で歌ってくれました。美空ひばりさんも素晴らしい歌手ですが、といってもちょっと世代が違うのであまりしっかりとは聴いていないのです。
それでも川の流れのようには、何度か聴いたことがあります。
彼の歌は日本語としては上手とはいえないのですが、声量がある低い声の歌はそれを補ってあまりなく、まさに大河の流れのようで感動しました。
本物の大きな川の流れがくっきりと見えるようで、そうして自分は人類という大きな川の流れの中の一滴の水なんだな、人類の歴史の一滴の水になって大河を流れていく、というような大きな大きな気持ちになりました。
なんてすばらしい歌なんだろう。そういう歌だったんだと、改めて思ったのでした。
お恥ずかしいのですが、まさに歌の逆輸入だったのでした。
いつもありがとうございます。