文房具屋さんでウィンドウショッピングをするのが好きです。
筆記具を眺めたり、ノートを見たり、グリーティングカードを開いてみたり、ファンシーグッズを見たり・・・。
ときどき、すごく進化した文具や遊び心があるものもあったりして、すごく楽しいですね。
そういえばホッチキスの芯は、日本と海外ではサイズが違うようですね。
プレゼントでいただいた遊び心があるホッチキスの芯のサイズが日本になくて、わざわざ海外から買ったりしました。
海外出張でホッチキスを持参したのに、替えの芯がなくて使えなかったという話を聞いたことがあります。
定規の単位も、日本はセンチですが、アメリカではインチですね。e-Bayのオークションに出品する時には、インチで記入することになります。
インチのメモリの読み方は、十進法ではないので面白いですね。
間違えてトラブルにならないように、品物とインチ定規を一緒に写真に撮るといいそうですよ。
そこで一句です。
e−Bayにインチで輸出和紙扇
いーべいにいんちでゆしゅつわしおうぎ
季語〖夏の季語・生活〗扇子・白扇・絵扇・古扇
折りたたむことのできる扇(うちわとは別)は、平安時代の初期に日本で創造されました。
木の薄板を綴じ合せた檜扇と、紙などを扇骨の上に張った蝙蝠(かわばり)扇との二種類があります。この檜扇、蝙蝠扇はすでに平安初期末に中国に輸出されていました。
e−Bayは、アメリカのオークションサイトです。文房具のインチ定規で測っているのを思い浮かべていただけたでしょうか。
平安時代に中国に輸出されていたという日本の扇。
令和の現代は、米国へ個人輸出です。
現代のe-Bayやインチ定規と、古来からの日本の文化の扇や和紙とを組み合わせて世界観をつくってみました。その落差を楽しんでいただければ、と思いました。
いつもご訪問をありがとうございます。
文房具で気になるのは、やっぱり筆記具でしょうか。
小学生のとき、子供向けの雑誌の付録に付いていた万年筆にドキドキしたのを思い出しました。今でも、万年筆は好きで、わくわくしますね。