桜さくら堂

みなさま、こんにちは!🌸本の感想や俳句、猫ちゃん、植物のことなどを中心に、カフェやお出かけの情報など楽しんでいただければと思います。(*˘︶˘*)読者登録をお願いします💛

本・映画

祖母姫、ロンドンへ行く!/旅エッセイ/感想レビュー・要約など

正月の親戚の集まりで英国留学の思い出を問われるままに語っていたら、80歳を超えた祖母が、 「一度でいいからロンドンに行ってみたい。お姫様のような旅をしたい」 と告げたことから、一族総出で支援する五泊七日の豪華イギリス旅行が決まった! とんでも…

to do リスト書かずに暮れる三が日〖季語:三が日〗俳句

日々を無駄なく過ごすために、毎朝、必ず書いている to doリスト。 でも、お正月だけは、 やるべきことよりも、やりたいことを優先して過ごしたいもの。 この三が日は、to do リストを書かないことに…… ♪ to do リスト書かずに暮れる三が日 瑚幸 とぅどぅり…

きもちを伝えるラッピング/実用書/感想レビューなど/NHKまる得マガジン

いつもこの時期になると、参考にする本があります。 そう、ラッピングの本です。 ちょっと前まではシンプルなラッピングは、お店で無料でやってくれたものですが、 最近は有料になっているところが多いように感じます。 それに私はハンドメイドのものを贈っ…

まんげつの夜、どかんねこのあしがいっぽん/童話・絵本・児童文学/感想レビューなど

ノネコは、山のねぐらに、ひとりぼっちで暮らしていた。 山には、猫のお客はめったにやってこない。それでも、ノネコは毎日、テーブルにイスの数だけお皿をならべた。 小学館 まんげつの夜、どかんねこのあしがいっぽん/朽木祥 作・片岡まみこ 絵 シチュー…

魔法ねこベルベット3ハロウィンの大そうどう/児童文学・童話/感想レビューなど

もうすぐハロウィンです。ペイジたちは、自由研究でチャームホール学園の歴史を調べることになりました。 新しく赴任してきた歴史のストックブリッジ先生が、こんなことをいいました。 「知っている人もいるかもしれませんが、この学校の創立者、ラビニア・…

ゴミ拾いをすると、人生に魔法がかかるかも ♪ /自己啓発・実用書/感想・レビューなど

私は、中小企業の経営者であり、「幸福の専門家」であり、ゴミ拾い仙人です。 著者の吉川充秀さんは、さらにこうも言っています。 ・いわゆる「運」をよくしたい人 ・上機嫌になりたい人 ・大谷翔平選手がゴミ拾いをする理由を知りたい人 ・仕事に疲れて幸せ…

サイド・トラック/走るのニガテなぼくのランニング日記/感想レビューなど

「え、何をめざすって?」 サジットが聞きかえした。 「自己ベストよ。自己ベスト記録とも言うわね。今日どんなタイムで走ったとしても、明日はそれよりも速く走ろうとがんばることよ。自分のベストをつくすの。ほかのだれのでもない、自分だけのベストをめ…

魔法ねこベルベットⅠ学校へようこそ!/児童文学・童話/感想・レビューなど

両親が仕事の関係で1年間ドバイに転勤になったため、ペイジ・ハートはその間イギリスの寄宿学校に入ることになりました。 ペイジは学期の途中で入って友達ができるかという不安と、もとは貴族の邸宅をそのまま学校にしたという由緒あるお屋敷での生活にもわ…

これから猫を飼う人に伝えたい11のこと/感想・レビューなど/短歌・エッセイ

猫を迎えるときにはいつも「健やかなるときも、病めるときも……」 というフレーズがよぎります。 これから猫を飼う人に伝えたい11のこと/短歌・文 仁尾智/辰巳出版 もう猫を飼っているんですけどね。 すでにずうっと昔、私が生まれた時から猫と暮らし続け…

オカリナ 初心者のための上達レッスン/一生モノのオカリナ知識&練習方法がわかる一冊/感想・レビューなど

オカリナの練習を始めて2週間が経ちました。 最初はどこか近くのオカリナ教室でレッスンを受けようかと思っていたのですが、オカリナを買った楽器店でついでに本を買ってきたので、とりあえずその本を見ながら練習を始めました。 その本が、これです ⇓ オカ…

アップステージ —シャイなわたしが舞台に立つまで―/児童文学・青春小説/感想・レビューなど

「あのね、演劇人は、くよくよしないものなのよ。 顔をあげて、目を前にむけるの。わたしの好きな言葉はね、”とびらがひとつ閉まるたびに、新しいとびらがひらく”というの。 あなたにとって、そうなると思っているわ、シーラ、心からね」 アップステージ/ダ…

かぎ針編みのコサージュ大全集/applemints・日本ヴォーク社/花のレース編み

レース編みでドイリーに付けるシンプルな薔薇の花のコサージュを編んでいたら、もっといろいろな花を編みたくなってきたので、コサージュ編みの本を購入しました。 表紙にもあるように、たくさんのお花の編み方が載っています。 それがこちらです ⇓ かぎ針編…

そのときがくるくる/童話・児童文学/感想 レビューなど

小学1年生のたくまは、小さい時から夢でうなされるほどなすがきらいだ。 給食でなすが出る日には、学校に行きたくなくなる。パパはむりに食べさせようとするし、ママはファイト!なんていう。 夏休みにおじいちゃんの家に行ったら、おじいちゃんは、 「いつ…

スティル・ライフ/池澤夏樹 作/小説/感想レビューなど

ぼくたちはバーの高い椅子に坐っていた。それぞれの前にはウィスキーと水のグラスがあった。 彼は手に持った水のグラスの中をじっと見ていた。水の中の何かを見ていたのではなく、グラスの向こうを透かして見ていたのでもない。透明な水そのものを見ているよ…

かわいいレース編み🌹薔薇の園のミニパターン〈葉っぱとピンクのばら〉を編んでみました♡

レース編みをもう1つ作ってみました。 今度は四隅に葉っぱをつけたピンクのバラです。 小さいのですぐに編みあがりました。 使ったレース糸は、バラの花の部分がダイソー リサイクルレース糸のミックス・ドリームピンク #20太で、葉っぱの部分が同じくダ…

かわいいレース編み お花畑のちいさなドイリー〈ピコットのちいさなお花B〉を編んでみました。

猛暑続きの毎日なので、涼しげな水色で編んでみました。 久しぶりなので思い出しながら、10センチくらいの小さなドイリーを編みました。 それがこちらです。 温かい目でご覧になってください。 小さいので楽しみながらさくっと編めました。 久しぶりなので…

かわいいレース編み「お花畑のちいさなドイリー」「薔薇の園のミニパターン」レース編みの本の感想レビューなど

編み物を楽しそうに編んでいるブログを読んでいたら、私も編み物がしたくなりました。編み物をしたのはずいぶん昔のことです。 大きなものを編むエネルギーはないので、楽しみに小さなレース編みをしようかなと思って見つけたのが、この2冊のレース編みの本…

コクルおばあさんとねこ/海外童話・児童文学/感想・レビュー・あらすじなど

ロンドンの町の、高い高い家のてっぺんのへやに、年よりのコクルおばあさんが住んでいました。そのため階段を、84段も登ったり降りたりしなければなりません。 だけど、そのことをつらいとは思っていませんでした。 おばあさんの部屋の窓から、ロンドンの…

じっぽ〈まいごのかっぱはくいしんぼう〉児童文学・童話/感想・レビューなど

台風で大洪水があった翌日、あふれたドブ川のそばのゴミ山で、ぼくは変な生き物を拾った。家に帰って洗ってみたら、そいつはカッパの子どもだった。 「おまえはじっぽだぞ、じっぽ。いいな」 そういったぼくを、カッパはまんまるい目で見あげて、 「くるっ」…

海の見える理髪店/小説・直木賞受賞作品/感想レビューなど

人が住まなくなった民家を店に改築したのだろう。花のない庭には、支柱も鎖も赤く錆びついたブランコが置き忘れられていた。ドアの両側には棕櫚の木が番兵のように突っ立っている。 ドアを開けると中は、良く磨かれたダークブラウンの床に、きちんと揃えられ…

名なしのこねこ/絵本・童話・児童文学/感想・レビュー・あらすじなど

捨て猫がいるらしいという話を聞いたわたし(=作者)は、真夜中に探しにいきましたが、見つかりませんでした。 翌日も暑く、天気予報では最高気温が34度にもなるといっていました。 心配でたまらなくなり、わたしは再び公園に探しに行きました。 草むらは…

沈黙のパレード/東野圭吾/ミステリ小説/感想レビュー・あらすじなど

「あんた、逮捕されたんじゃなかったのか」 「されたよ。だけど釈放された」 「釈放・・・」 「前にいっただろ。自白は証拠の王様だって。その王様がいなきゃ、奴らはどうしようもないんだ」 言葉がでなかった。今回もまた黙秘を続け、処罰を免れたというの…

銀行屋と小間使い猫・十年屋と魔法街の住人たち4/児童文学・童話/感想レビューなど

黄昏横丁二丁目は、魔法使いたちの住む街だ。 普通の人たちが暮らしている世界と、ほんの少しだけずれた場所にあり、魔法使いたちはそれぞれ自分の魔法を活かしたお店を開いている。 十年屋。作り直し屋。いろどり屋。お天気屋。封印屋。 そして、桜さくら屋…

ゆかいな床井くん/戸森しるこ 作/児童文学/感想レビューなど

床井くんは、六年生のクラスがえで、最初にとなりの席になった男の子だった。 ・・・ 「さんけた?」 「みけたです。三ケ田暦(みけたこよみ」 「みけたか! じゃあミケだなっ」 なにそれ、猫みたい。でも、男の子からニックネームで呼ばれたのははじめてだ…

クスノキの番人/ミステリ/東野圭吾 作/感想レビューなど

「示談が成立した後、豊井社長がいってたよ」岩本がいった。 「欠陥のある機械は、いくら修理してもまた故障する。あいつも同じで、所詮は欠陥品。いつかもっと悪いことをして、刑務所に入るだろうって」 玲斗は唇を噛んだ。どういう言葉を返せばいいのかわ…

僕は上手にしゃべれない/児童文学/感想・レビュー・あらすじなど

たとえば『おはよう』が、僕は言えない。 朝、目が覚めて、部屋から出てキッチンにいるお母さんの後ろ姿を見たとき、言うべき朝の挨拶が頭に浮かぶけれど、僕はそれを言えない。 最初の『お』の音が出てこないんだ。無理に言えば「お、お、お、おはよう』と…

「ワイパー」と云われ気づいた虎が雨〖季語・虎が雨〗雨降りのシーン〈映画・西の魔女が死んだ〉より

撮影での「雨降りのシーン」というのが、今回のプレバトのお題ですね。 「西の魔女が死んだ」にも、秀逸な雨のシーンがあったことを思い出したので、書いてみたいと思います。 特にいいのが、冒頭の雨が降り始めるシーンなんですね。 「魔女が――倒れた。もう…

西の魔女が死んだ/児童文学/感想レビュー・あらすじなど

「わたしはもう学校へは行かない。あそこは私に苦痛を与える場でしかないの」 二年前の五月、まいは小学校を卒業し、中学にはいったばかりだった。始まりはいつもの季節の変わり目の喘息だった。 けれど発作が起きなくなっても、まいは学校へ行けなかった。…

喫茶おじさん/感想・レビューなど

松尾純一郎、57歳。 大手ゼネコンを早期退職し、珈琲店を始めたが早々に失敗し現在は無職の身の上。 まだ大学2年の娘は家を出てアパート暮らし。妻も純一郎に愛想をつかして、娘のアパートに移り住んでしまった。 再就職のあてもないし、お金もないし、趣…

みずがめ座流星群の夏/児童文学/感想・レビューなど

幽霊になったおじいちゃんにいつも悩み事を相談している花は、人を笑わせることが好きな明るく活発な女の子。 大好きな兄が重い病気にかかっていつも胸を痛めている莉子は、かわいくておとなしくてまじめな女の子。 まったく違うタイプの女の子が、ひょんな…