本・映画
オカリナの練習を始めて2週間が経ちました。 最初はどこか近くのオカリナ教室でレッスンを受けようかと思っていたのですが、オカリナを買った楽器店でついでに本を買ってきたので、とりあえずその本を見ながら練習を始めました。 その本が、これです ⇓ オカ…
「あのね、演劇人は、くよくよしないものなのよ。 顔をあげて、目を前にむけるの。わたしの好きな言葉はね、”とびらがひとつ閉まるたびに、新しいとびらがひらく”というの。 あなたにとって、そうなると思っているわ、シーラ、心からね」 アップステージ/ダ…
レース編みでドイリーに付けるシンプルな薔薇の花のコサージュを編んでいたら、もっといろいろな花を編みたくなってきたので、コサージュ編みの本を購入しました。 表紙にもあるように、たくさんのお花の編み方が載っています。 それがこちらです ⇓ かぎ針編…
小学1年生のたくまは、小さい時から夢でうなされるほどなすがきらいだ。 給食でなすが出る日には、学校に行きたくなくなる。パパはむりに食べさせようとするし、ママはファイト!なんていう。 夏休みにおじいちゃんの家に行ったら、おじいちゃんは、 「いつ…
ぼくたちはバーの高い椅子に坐っていた。それぞれの前にはウィスキーと水のグラスがあった。 彼は手に持った水のグラスの中をじっと見ていた。水の中の何かを見ていたのではなく、グラスの向こうを透かして見ていたのでもない。透明な水そのものを見ているよ…
レース編みをもう1つ作ってみました。 今度は四隅に葉っぱをつけたピンクのバラです。 小さいのですぐに編みあがりました。 使ったレース糸は、バラの花の部分がダイソー リサイクルレース糸のミックス・ドリームピンク #20太で、葉っぱの部分が同じくダ…
猛暑続きの毎日なので、涼しげな水色で編んでみました。 久しぶりなので思い出しながら、10センチくらいの小さなドイリーを編みました。 それがこちらです。 温かい目でご覧になってください。 小さいので楽しみながらさくっと編めました。 久しぶりなので…
編み物を楽しそうに編んでいるブログを読んでいたら、私も編み物がしたくなりました。編み物をしたのはずいぶん昔のことです。 大きなものを編むエネルギーはないので、楽しみに小さなレース編みをしようかなと思って見つけたのが、この2冊のレース編みの本…
ロンドンの町の、高い高い家のてっぺんのへやに、年よりのコクルおばあさんが住んでいました。そのため階段を、84段も登ったり降りたりしなければなりません。 だけど、そのことをつらいとは思っていませんでした。 おばあさんの部屋の窓から、ロンドンの…
台風で大洪水があった翌日、あふれたドブ川のそばのゴミ山で、ぼくは変な生き物を拾った。家に帰って洗ってみたら、そいつはカッパの子どもだった。 「おまえはじっぽだぞ、じっぽ。いいな」 そういったぼくを、カッパはまんまるい目で見あげて、 「くるっ」…
人が住まなくなった民家を店に改築したのだろう。花のない庭には、支柱も鎖も赤く錆びついたブランコが置き忘れられていた。ドアの両側には棕櫚の木が番兵のように突っ立っている。 ドアを開けると中は、良く磨かれたダークブラウンの床に、きちんと揃えられ…
捨て猫がいるらしいという話を聞いたわたし(=作者)は、真夜中に探しにいきましたが、見つかりませんでした。 翌日も暑く、天気予報では最高気温が34度にもなるといっていました。 心配でたまらなくなり、わたしは再び公園に探しに行きました。 草むらは…
「あんた、逮捕されたんじゃなかったのか」 「されたよ。だけど釈放された」 「釈放・・・」 「前にいっただろ。自白は証拠の王様だって。その王様がいなきゃ、奴らはどうしようもないんだ」 言葉がでなかった。今回もまた黙秘を続け、処罰を免れたというの…
黄昏横丁二丁目は、魔法使いたちの住む街だ。 普通の人たちが暮らしている世界と、ほんの少しだけずれた場所にあり、魔法使いたちはそれぞれ自分の魔法を活かしたお店を開いている。 十年屋。作り直し屋。いろどり屋。お天気屋。封印屋。 そして、桜さくら屋…
床井くんは、六年生のクラスがえで、最初にとなりの席になった男の子だった。 ・・・ 「さんけた?」 「みけたです。三ケ田暦(みけたこよみ」 「みけたか! じゃあミケだなっ」 なにそれ、猫みたい。でも、男の子からニックネームで呼ばれたのははじめてだ…
「示談が成立した後、豊井社長がいってたよ」岩本がいった。 「欠陥のある機械は、いくら修理してもまた故障する。あいつも同じで、所詮は欠陥品。いつかもっと悪いことをして、刑務所に入るだろうって」 玲斗は唇を噛んだ。どういう言葉を返せばいいのかわ…
たとえば『おはよう』が、僕は言えない。 朝、目が覚めて、部屋から出てキッチンにいるお母さんの後ろ姿を見たとき、言うべき朝の挨拶が頭に浮かぶけれど、僕はそれを言えない。 最初の『お』の音が出てこないんだ。無理に言えば「お、お、お、おはよう』と…
撮影での「雨降りのシーン」というのが、今回のプレバトのお題ですね。 「西の魔女が死んだ」にも、秀逸な雨のシーンがあったことを思い出したので、書いてみたいと思います。 特にいいのが、冒頭の雨が降り始めるシーンなんですね。 「魔女が――倒れた。もう…
「わたしはもう学校へは行かない。あそこは私に苦痛を与える場でしかないの」 二年前の五月、まいは小学校を卒業し、中学にはいったばかりだった。始まりはいつもの季節の変わり目の喘息だった。 けれど発作が起きなくなっても、まいは学校へ行けなかった。…
松尾純一郎、57歳。 大手ゼネコンを早期退職し、珈琲店を始めたが早々に失敗し現在は無職の身の上。 まだ大学2年の娘は家を出てアパート暮らし。妻も純一郎に愛想をつかして、娘のアパートに移り住んでしまった。 再就職のあてもないし、お金もないし、趣…
幽霊になったおじいちゃんにいつも悩み事を相談している花は、人を笑わせることが好きな明るく活発な女の子。 大好きな兄が重い病気にかかっていつも胸を痛めている莉子は、かわいくておとなしくてまじめな女の子。 まったく違うタイプの女の子が、ひょんな…
マジミスった。なんだってオレ、こんなとこ選んじゃったんだろっ。 ――エンジェル保育園。 屋根の上にある看板に目をやって、ため息をついた。 天使のにもつ/いとうみく 作/株式会社 童心社 斗羽風汰の中学校では、中学2年になると学校の授業の一環として…
東野圭吾氏といえば、ミステリの大作家です。 ミステリといえば、ふつう殺人事件とか誘拐とか、さまざまな事件が起こるのがお約束ですが、この歪笑小説にはそういう事件は起こりません。 ただ常識破りのあの手この手をくり出して、原稿を取ってくる伝説の編…
本書は「俳句研究」誌で連載された『恭二歳時記』を抜粋収録したものです。 と、あとがきにありました。さらに、こうも書かれています。 本書でとりあげた句のほとんどは、発表時話題となった作品です。 確かに出てくる句もすごい名句ばかりですし、俳人も雲…
小学3年生のみずかは、夏休みの宿題の「読書感想文」がどうしても書けません。 本を読んでおもしろかったことを書こうとすると、おもしろかったことが消えてしまうからです。そのことを先生にいうと、えりこ先生は、みずかの胸に耳をあてて、 「だめだ。わ…
数年前のある日、ちょっと大きな本屋さんで目にとまったのが・・・ 毎月3000円から「貯金感覚」でできる横山式カンタン投資法という金色の帯があるこの本「はじめての人のために3000円投資生活」でした。 まさか、そんなうまい話があるわけないじゃ…
行きつけの本屋さんで、直木賞受賞作という黄色い帯がある本が目にとまりました。 「夜に星を放つ」というこの本は、夜をイメージした黒地にカラフルな色のイラストがファンタスティックだったので、手に取ってページをパラパラと繰ってみました。 なかには…
「そんなに食べていないのに、やせないんです」 そうおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。なぜなのでしょう? それは、本当に正しい食生活をご存じないからです。 食事はガマンしなくてもOK! 激しい運動は必要なし! そう語るのは内臓脂肪の名医である…
まわりの自然現象をはじめ、あなたに起こる物事、ふと感じる感覚など、あらゆることにメッセージが来ています。 サインに沿って行動していくと、現実の生活も変わります。 関係ないと思っていた事柄がひとつの方向に向かってまとめて流れ出し、その結果、自…
小学6年の健太は、節分がきらいだった。なぜなら…… 節分の日、健太の家では豆をまかない。 まくどころか、鬼さんをお迎えする。 健太の家では、先祖代々、節分に鬼様を家にお迎えする「鬼迎え」、 そして、翌日にお送りする「鬼送り」の儀式を行う。 なんで…