桜さくら堂

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本・映画

ゆかいな床井くん/戸森しるこ 作/児童文学/感想レビューなど

床井くんは、六年生のクラスがえで、最初にとなりの席になった男の子だった。 ・・・ 「さんけた?」 「みけたです。三ケ田暦(みけたこよみ」 「みけたか! じゃあミケだなっ」 なにそれ、猫みたい。でも、男の子からニックネームで呼ばれたのははじめてだ…

クスノキの番人/ミステリ/東野圭吾 作/感想レビューなど

「示談が成立した後、豊井社長がいってたよ」岩本がいった。 「欠陥のある機械は、いくら修理してもまた故障する。あいつも同じで、所詮は欠陥品。いつかもっと悪いことをして、刑務所に入るだろうって」 玲斗は唇を噛んだ。どういう言葉を返せばいいのかわ…

僕は上手にしゃべれない/児童文学/感想・レビュー・あらすじなど

たとえば『おはよう』が、僕は言えない。 朝、目が覚めて、部屋から出てキッチンにいるお母さんの後ろ姿を見たとき、言うべき朝の挨拶が頭に浮かぶけれど、僕はそれを言えない。 最初の『お』の音が出てこないんだ。無理に言えば「お、お、お、おはよう』と…

「ワイパー」と云われ気づいた虎が雨〖季語・虎が雨〗雨降りのシーン〈映画・西の魔女が死んだ〉より

撮影での「雨降りのシーン」というのが、今回のプレバトのお題ですね。 「西の魔女が死んだ」にも、秀逸な雨のシーンがあったことを思い出したので、書いてみたいと思います。 特にいいのが、冒頭の雨が降り始めるシーンなんですね。 「魔女が――倒れた。もう…

西の魔女が死んだ/児童文学/感想レビュー・あらすじなど

「わたしはもう学校へは行かない。あそこは私に苦痛を与える場でしかないの」 二年前の五月、まいは小学校を卒業し、中学にはいったばかりだった。始まりはいつもの季節の変わり目の喘息だった。 けれど発作が起きなくなっても、まいは学校へ行けなかった。…

喫茶おじさん/感想・レビューなど

松尾純一郎、57歳。 大手ゼネコンを早期退職し、珈琲店を始めたが早々に失敗し現在は無職の身の上。 まだ大学2年の娘は家を出てアパート暮らし。妻も純一郎に愛想をつかして、娘のアパートに移り住んでしまった。 再就職のあてもないし、お金もないし、趣…

みずがめ座流星群の夏/児童文学/感想・レビューなど

幽霊になったおじいちゃんにいつも悩み事を相談している花は、人を笑わせることが好きな明るく活発な女の子。 大好きな兄が重い病気にかかっていつも胸を痛めている莉子は、かわいくておとなしくてまじめな女の子。 まったく違うタイプの女の子が、ひょんな…

天使のにもつ/児童文学/感想・レビュー・あらすじなど

マジミスった。なんだってオレ、こんなとこ選んじゃったんだろっ。 ――エンジェル保育園。 屋根の上にある看板に目をやって、ため息をついた。 天使のにもつ/いとうみく 作/株式会社 童心社 斗羽風汰の中学校では、中学2年になると学校の授業の一環として…

歪笑小説/東野圭吾/集英社/感想・レビューなど

東野圭吾氏といえば、ミステリの大作家です。 ミステリといえば、ふつう殺人事件とか誘拐とか、さまざまな事件が起こるのがお約束ですが、この歪笑小説にはそういう事件は起こりません。 ただ常識破りのあの手この手をくり出して、原稿を取ってくる伝説の編…

この俳句がスゴい!/小林恭二/感想レビューなど

本書は「俳句研究」誌で連載された『恭二歳時記』を抜粋収録したものです。 と、あとがきにありました。さらに、こうも書かれています。 本書でとりあげた句のほとんどは、発表時話題となった作品です。 確かに出てくる句もすごい名句ばかりですし、俳人も雲…

先生、感想文、書けません!/児童文学/感想レビュー・あらすじなど

小学3年生のみずかは、夏休みの宿題の「読書感想文」がどうしても書けません。 本を読んでおもしろかったことを書こうとすると、おもしろかったことが消えてしまうからです。そのことを先生にいうと、えりこ先生は、みずかの胸に耳をあてて、 「だめだ。わ…

はじめての人のために3000円投資生活/横山光昭 著/感想レビュー・要約など

数年前のある日、ちょっと大きな本屋さんで目にとまったのが・・・ 毎月3000円から「貯金感覚」でできる横山式カンタン投資法という金色の帯があるこの本「はじめての人のために3000円投資生活」でした。 まさか、そんなうまい話があるわけないじゃ…

夜に星を放つ/窪美澄/感想・レビュー・あらすじなど/文藝春秋

行きつけの本屋さんで、直木賞受賞作という黄色い帯がある本が目にとまりました。 「夜に星を放つ」というこの本は、夜をイメージした黒地にカラフルな色のイラストがファンタスティックだったので、手に取ってページをパラパラと繰ってみました。 なかには…

1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法/感想・レビュー・要約など

「そんなに食べていないのに、やせないんです」 そうおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。なぜなのでしょう? それは、本当に正しい食生活をご存じないからです。 食事はガマンしなくてもOK! 激しい運動は必要なし! そう語るのは内臓脂肪の名医である…

あなたの願いが次々叶う!宇宙からのサイン/感想・レビュー・要約/開運・自己啓発

まわりの自然現象をはじめ、あなたに起こる物事、ふと感じる感覚など、あらゆることにメッセージが来ています。 サインに沿って行動していくと、現実の生活も変わります。 関係ないと思っていた事柄がひとつの方向に向かってまとめて流れ出し、その結果、自…

鬼の市/鳥野美知子・作/童話・児童文学/感想・レビュー・あらすじなど

小学6年の健太は、節分がきらいだった。なぜなら…… 節分の日、健太の家では豆をまかない。 まくどころか、鬼さんをお迎えする。 健太の家では、先祖代々、節分に鬼様を家にお迎えする「鬼迎え」、 そして、翌日にお送りする「鬼送り」の儀式を行う。 なんで…

占い屋敷と消えた夢ノート/児童文学・童話/感想レビュー・あらすじなど

真生の学校の卒業生にノーベル賞を取った人がいるという。感動した先生が、 小学5年の真生たちに『将来の夢』という作文の宿題を出しました。 でも、真生にはまだ夢なんかありません。 そんなとき、平三郎さんというおじいさんが、曽祖父の権左右衛門さんが…

仕事の量も期日も変えられないけど、体感時間は変えられる/感想レビューなど

大人になるほど、「1年が過ぎるのが早いな…」と感じていませんか? その日に片づけようと思っているタスクが、いつも間に合わない。 「毎日もっと余裕があったらいいのに…」って思っていませんか? その悩み、『時間学』研究者の一川誠教授が解決します。 …

狐/新美南吉/児童文学・童話・絵本/感想・レビューなど

月夜の晩に、七人の子供が小さい村から本郷へお祭りを見にゆきました。 その時、文六ちゃんというやせっぽちで色の白い子供が下駄を買いました。 すると腰の曲がったおばあさんが、 「やれやれ、晩げに新しい下駄をおろすと、狐がつくというだに」と言うので…

魔女と過ごした七日間/東野圭吾/警察ミステリ・空想科学・少年冒険/感想レビューなど

父親と2人暮らしの中学三年の陸真の父親・克司が多摩川で水死体で発見され、他殺の疑いがあった。克司は今は警備員をやっているが、かつては警視庁で見当たり捜査員をしていた。しかし、AIに仕事を奪われる形で退職していた。 どうやら犯人は、見当たり捜査…

新しい時代の神社参拝/SHINGO/感想・レビューなど/龍のごとく運気が上昇する

私たちはいま「新しい時代」に突入しようとしています。 ”新しい”とは、何が新しいのでしょうか? 私たちは、どこへ行こうとしているのでしょうか? 2021年から本格的に始まった「風の時代」。 そして、今年は辰年です。 神社の中でも、とちわけエネルギ…

魔術/芥川龍之介/児童文学・童話/感想・レビュー・あらすじなど

「―御覧なさい。この手をただ、こうしさえすればいいのです」 ある時雨の降る晩、若い魔術の大家、ミスラ君が魔術を見せてくれました。 ミスラ君は、魔術は誰でも造作なく使える、と言います。 ただ、習得するのには一つ条件があったのでした。 魔術/芥川竜…

素敵な日本人/東野圭吾短編集/感想・レビュー・あらすじなど

意外な結末で着地する9つの短編集です。 どれも面白く読めますが、は第1話の『正月の決意』を是非読んでほしいと思います。 特に今年、ツイてないことばかりの1年だった人に、 もう人生詰んでしまったと思っている失意の人に、 このお話をおススメいたし…

『季寄せ』角川春樹 編 /感想 レビューなど

『季寄せ』とは・・・ 季語を集めて分類・整理したもので、歳時記の簡略なもの だそうです。 詠もうとする言葉が季語かそうでないか、 季語ならば、どの季節になるのかなどを調べるのに良いのだそうです。 今は歳時記の合本(文庫版)で事足りているのですが…

タブレット・チルドレン/児童文学/感想・レビュー・あらすじなど

1人1台のタブレット時代、 中2の心夏(ここな)は、学校の授業で子育てをすることになった。 生徒2人がペアになり、タブレットの中でAI(人工知能)の子供を育てるのだという。誰とペアになるのか、どの年齢の子を授かるかは、すべてコンピューター任…

今日も俳句日和/歳時記と歩こう/感想・レビュー・など/俳句の本

どこにでも気軽に歳時記を持って出かけよう 季語に出会おう ・・・というコンセプトで、俳人の石田興子さんが自分自身の経験をもとに、 架空の60代の男性を主人公にして追体験するという「俳風フィクション」仕立てになっています。 今日も俳句日和・歳時…

手ぶくろを買いに/新美南吉童話・絵本/感想・レビュー・あらすじなど

冷たい雪で牡丹色になった子狐の手を見て、母狐は毛糸の手袋を買ってやろうと思います。 その夜、母狐は子狐の片手を人間の手にかえ、銅貨をにぎらせ、かならず人間の手のほうをさしだすんだよと、よくよく言いふくめて町へ送り出しました。 手ぶくろを買い…

おっちょこ魔女先生・保健室は魔法がいっぱい!/感想レビュー・あらすじ/童話・児童文学

いさなが通う花丸小学校に、新しい保健室の先生がやってきました。 小柄で、若くて、かわいらしいえくぼを持った先生です。 その名は乙千代子。 でも、この通称「おっちょこ先生」には、とても大きな秘密があったのです。 それは……な~~んてもったいつけて…

白銀ジャック/東野圭吾/感想・レビューなど/ミステリー

壮快な結末を 用意してあります 白銀の世界を 楽しんでください 東野圭吾 本を開くとまず、東野圭吾氏のこんな折り込みがありました。 そうか、壮大な結末があるのか、 白銀の世界を楽しめるのかぁ、 東野圭吾さんの作品は嫌いじゃない。面白そうだな、読ん…

雪のかえりみち/絵本・童話/感想・レビュー・あらすじなど

ぼくが1年生だったときの冬は とくべつでした。 そのときのことをおもいだすと、 うちの人がみんなニコニコしだすのです。 お母さんなんか、 ぼくのおでこをゆびでピンとはねたりします。 雪のかえりみち/藤原一枝❄作/はたこうしろう❄絵/岩崎書店 朝は少…