私は、中小企業の経営者であり、「幸福の専門家」であり、ゴミ拾い仙人です。
著者の吉川充秀さんは、さらにこうも言っています。
・いわゆる「運」をよくしたい人
・上機嫌になりたい人
・大谷翔平選手がゴミ拾いをする理由を知りたい人
・仕事に疲れて幸せを見つめ直したい人
・仕事をリタイアして、人生にときめきが少ない人
・志望校に合格したい受験生
・スポーツで結果を出したい学生やアスリート
・トップ当選したい政治家
・スピリチュアルが好きだけどハッピーとは言えない人
・常識的な生き方にうんざりして、非常識な生き方をしたい人
・人生を変えたい人
みなさんのための本です ♪
・・・と。
ゴミ拾いをすると、人生に魔法がかかるかも♪/吉川充秀著/あさ出版
これですと、ほとんどの人が当てはまっちゃう感じがします。もちろん、私もですが。
幸せには2つのベクトル(方向性)があるといいます。
1つは、自己実現というベクトル。たとえば経営者やスポーツ選手のように、「なりたい自分になる」ために、結果を出すために頑張るという方向性です。
別ないい方をすると、物質的な成功をメインにした「マテリアル(物質中心)」な生き方です。
もう1つは、「自己肯定」のベクトル。ありのままの自分を認めて、自分を好きになる、「自分は自分でいいんだよ」という方向性です。
こちらは、精神世界での幸福をメインにした「スピリチュアル(精神中心)」な生き方です。
このどちらにも長所と短所があり、マテリアルの人の落とし穴は、理想を追い過ぎて足元の幸せを見過ごしやすいところで、目標を追い求めるあまりに、自分の生活を楽しむことや家庭をないがしろにしやすいことです。
スピリチュアルの人は、精神世界に傾倒しすぎて、こちらも現実の世界をおざなりにしやすいということです。
そこで吉川さんはこう語っています。
マテリアルも大事です。スピリチュアルも大事です。ではその二つをつなぐものは何か。
私は、それがゴミ拾いである、と思っています。誰にでもできるゴミ拾いという極めて簡単な行為で、この二つのバランスが取れるのです。
ちなみに著者の吉川充秀さんは、24歳の時にプリマベーラを創業し、25年間で年商47億円、経常利益4億円以上の会社にしたという方です。現在も11期連続で最高利益を更新中で、日本全国から300社以上の会社が見学に見えるそうです。
そんな吉川さんがゴミ拾いを始めたきっかけは、健康のためでした。習慣化のプロである吉川さんは、「ながらを習慣にすると4・3倍続く」というデータをもとに、「ゴミ拾いをしながらスクワットを」をしてみたらどうかと思い立ち、町に落ちているゴミを拾いながら筋トレをし出しました。
ところが不思議なことに、この習慣を続けていると、いつの間にか筋トレよりもゴミ拾いのほうが気持ち良くなっていったそうなのです。
そしてこの本、「ゴミ拾いをすると、人生に魔法がかかるかも♪」では、実際にどんな魔法がかかったかが書いてあります。
・ゴミ拾いをすると、他人の目が気にならなくなります ♪
・ゴミ拾いをすると、清濁を併せのめるようになります ♪
・ゴミ拾いをすると、ジャッジをしなくなります ♪
・ゴミ拾いをすると、イライラが減ってきます ♪
・ゴミ拾いをすると、プラス発想になります ♪
・ゴミ拾いをすると、プロセスを楽しめます ♪
・ゴミ拾いをすると、自然と音符が出てきます ♪
・ゴミ拾いをすると、足元の幸せに気づけます ♪
・ゴミ拾いをすると、無条件に「いい人」だと思われます ♪
・ゴミ拾いをすると、自己肯定感が上がります ♪
・ゴミ拾いをすると、夢が叶いやすくなります ♪
・ゴミ拾いをすると、モノを大切にするようになります ♪
とてもたくさんありますねぇ~~♪
「プラス発想になります」という項目では、こんなエピソードを語っています。
ある時、私の自宅玄関前に、タバコの吸い殻や食べ物の包装紙が数日間続けて落ちていたことがあります。当然、妻は激おこぷんぷんです。
もし私だったら、「自分の出番だ」と感じます。
「私がゴミ拾いが好きなのをわかっていて、誰かが私を楽しませるために、置いてくれたのね、ありがとう ♪」
プラス発想も、どんだけ~~⤴
なるほど。吉川さんが、自称ゴミ拾い仙人というのも納得してしまいます。
ゴミ拾いに関しては、本書を読んでいただくとして、それ以外で面白いと思ったところをいくつか。
私の文章に音符が多い理由 ♪
文字によるコミュニケーションはあらぬ誤解を生みやすいのもまた事実です。
音符をつけるのは、相手に「怒ってないですよ、私は上機嫌ですよ、だから、何を言ってもいいんですよ」という心理的安全性を作る最も簡単な手法です。ですから、相手や他人のために、音符をつけているわけです。
また「♪」をつけることによって、自分自身の心を軽くしているのです。
絵文字にしないのは、スマホやPCの機種によって、使える使えないがあるので、どんな機種でも使える「♪」にしたのだとか。
これ、私も納得したので、最近「♪」を使っています。
それまでは何で、〇ハラなんて言うんだろう、普通の文書なのに、神経質過ぎないのかなと思ったりもしましたが、立場によって考えすぎたりするかもしれませんね。細やかな心遣いの出来る人は、すばらしいですね。
最愛の口癖「可愛い」
可愛い……最高の意味づけです。『愛を可能にする』言葉です。
失敗した部下を見たら、『可愛い』。
ささいなことに怒る上司を見たら、『可愛い』。
人の中に可愛さを認めると、自分の中にも可愛さを認められるようになります。
この口癖はいいですね。
吉川さん曰く、
「どんな出来事にも、ありがとう、愛していると言いましょう」という教えがありますが、これは自社の女性従業員さんに「愛してるよ」と口癖のように言ったら、即刻セクハラで労働基準監督署が入ってきます。
「愛してる」の口癖は非現実的で一般に使うには、ハードルが高い言葉です。
と。
確かに、そうかもです。「可愛い」の口癖だったら良さそうですね。
さらに自分自身にも「可愛い」と使いましょう ♪ と言っています。
失敗しちゃった自分も、可愛い ♪
食べすぎ飲みすぎちゃった自分も、可愛い ♪
上手くいかないけど頑張っている自分も、可愛い ♪
シミソバカスが出来ちゃったけど、可愛い ♪
ゴミ拾いの本なんですが、この2つは私も 即 取り入れて実行しています。
1.文章に ♪ を付けること。
2.「可愛い」を口癖にすること。
私がゴミ拾いに関心を持ったのは、何かボランティアをしたいと思っているからです。
だけど、体力は無いし、特別な才能や技能も無いし、時間もそれほど割けないし。
やる気満々のボランティアラ―さんの足を引っ張りそうだし。
それにボランティアでも人が集まれば、新たなストレスも生じそう・・・。
だけどゴミ拾いなら・・・・
・1人で体力と時間があるときに、ちょっとだけでもできる ♪
・1人なので人間関係に煩わされない ♪
・疲れたら、即休んだり中止していい ♪
・好きな場所でできる ♪
・拾うだけなので、特別な才能や能力を必要としない
・ボランティア心を満足させられる ♪
・エトセトラエトセトラ・・・
というように、私にぴったりなような気がしました。
でも、いざ始めようと思うと、やっぱり恥ずかしいという気持ちがあって、未だに最初の1歩が踏み出せていません。
でも、年内にはどこか誰もいないところで、こっそりと始めようかなと思っています。
が、どうなることでしょう ♪ こんな時には、この口癖です ♪
ゴミ拾いをしようと思いつつ、出来ない私って「可愛い♪」❣
ゴミ拾いをすると、人生に魔法がかかるかも♪ [ 吉川充秀 ]
いつもありがとうございます。
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