2023年6月29日のプレバト俳句の兼題〖木漏れ日〗では、
森口瑤子さんの句が、きらっと輝いていましたね。
こんな句です。〖鑑賞句〗
木洩れ日に晒され空蝉のしずか
季語は〖空蝉〗です。
木洩れ日のきらきらした光に晒されて、空蝉のひっそりと静かなようすがさらに際立って感じられました。
≪脚光をあびる華やいだ席にいながら虚しさを感じている、あるいは逆に脚光をあびる所に居ることになってしまったがゆえに、さらに空しくなってしまった≫
というふうに取れなくもないですね。
義理の世界にいると、誰でもたまにこういうことを経験することもあるのではないでしょうか。
味わいのある句です。
森口瑤子さんの句は、どこか深い所があって、それでいて、そこはかとなく大人の色気を感じさせてくれます。
もともと頭が良い人なのでしょうが、感性の良さと可愛さがそれを上まわっているので、人間味のあるいい句になっています。
しなやかな方なのだろうと思います。
今回は秀逸な句に出会えたので、うれしかったです。
ありがとうございました。
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