ターシャ・チューダーさんは絵本作家・挿絵画家でもあり、
美しい広大な庭の園芸家でもあり、92歳まで生き生きと素敵に生きた私のあこがれの女性でもあります。
この本はそんなターシャさんからのメッセージがたくさん載っています。
たとえば、
『夢を持ちましょう。
そしてその夢を良心的に、現実的に追いかけましょう。』
というページには、こんなふうに・・・
ターシャ・テューダー人生の楽しみ方/食野雅子 著/河出書房新社
「夢がみつからない」「夢など持てない」と言う人もいますが、ターシャの生き方を見ると、「いつかこうしたい」と思ったことが夢になることがわかります。
「花を育てたい、農業をやりたい、挿絵画家になりたい」という夢は、子ども時代に持った興味をずっと持ち続け、必要なことを調べたり、より深く探求したりしているうちに実現しました。
「バーモンドに住みたい」と思ったのは、結婚して数年後、自分達の農場を持ちたいと思った時でした。その時は「バーモンドは田舎過ぎる」という夫の意見を受け入れて、ニューハンプシャー州で土地を見つけましたが、子ども達が自立し、一人になった時、バーモンドに住める可能性が浮上し、30年来の夢が実現したのです。
また90歳の時、ターシャは「バラの専門家になるのが夢」と語っています。夢は、いくつになっても持てるということです。
ターシャの家と庭です。
90歳になっても夢を持っているところが素敵ですね。
その他にも、
・近道を探そうとしないこと。
価値のあるよいことはみな、時間も手間もかかるものです。
・気持ちが落ち込んだ時は、スイレンの花を思い浮かべるの。
ガチョウのひなでもいいのだけれど。
深い人生訓かなと思えば、ユーモアもあり、この楽観性がいいですね。
同じ食野雅子さんが訳した「思いどおりに歩めばいいのよ」には、こんなエピソードが書かれています。
石積みの庭を造る前、玄関を出ると、すぐ下は四メートルの急斜面でした。
そこでジム・ヘリックという石工に工事を頼んだの。このあたりでいちばんの腕だと聞いたので。ところが、いくら待っても現れないのです。そこで、
「ジム・ヘリックを工具持参でわが家まで連れてきくださった方に、格別のお礼を差し上げます」と書いた大きなポスターを、郵便局の目立つ場所に貼ってもらったの。
そうしたら、翌日、ジム・ヘリックが飛んできたわ、息子を連れて。
そして、こんなみごとな庭を造ってくれたのです。
面白いエピソードですね。
彼女がいかに人生と生活を楽しいんでいるかがよくわかる話です。
そんなわけで、私は年とってもこういう生き方をしたいなあというのが夢の1つでもあります。広大な庭は、特にいいんですけどね。
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