『万国旗』というと子供の頃は運動会を思いましたが、
最近は平和への願いから、
国連に立ち並ぶ各国の旗がまず思い浮かんできます。
現在の世界情勢の報道から、一句。
国連の居並ぶ旗に霙霏霏
こくれんのいならぶはたにみぞれひひ
霙〖冬の季語・天文〗霙る
雪混じりの雨で、シャーベット状で降ってきます。
冬の初めや終わりに多い。明け方の霙は日中雪に変わりやすい。
『霏霏』は、1.雨や雪が絶え間なく降るさま。雲のとぶさま。霞のかかるさま。
2.なびく、ひるがえる。
戦争の寒々としたニュース報道を観るたびに、世界の平和を希求しますが、国連はまるで凍りついように機能不全に陥っているとか。。
句は、(居並ぶ旗)で、旗を各国の代表に見立てて擬人化してみました。
国旗に降りかかっているのは、氷雨よりももっと冷たく凍りつきそうな霙です。
そんな凍て空の現状でも、やはり諦めないで平和への願いを込めて、
明日へともう一句。
凍空の万国旗霏霏と白鳩
いてぞらのこくれんにひひとしろばと
冬の空〖冬の季語・天文〗冬空・冬青空・冬天・寒天・寒空・凍空
冬の曇りや雪の日は暗鬱で寒々とするが、晴れわたった日の透徹した青空は冬ならではのものです。
今回は、『霏霏』に拘ってみました。
上の句は、霙が絶え間なく(霏霏と)国旗に降りかかっているというものですが、
下の句は、絶え間なく(霏霏と)国旗に降りかかっているのは、白鳩です。
白鳩は平和の象徴ですからね。
白鳩も霏霏と詠んでいいものかどうか、わかりませんが。。。
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プレバトの夏井いつき先生のお題『万国旗』で詠んでみました。
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