古女房とは、長年連れ添っている伴侶のことをよくこんなふうに呼んだりしますが、
猫ちゃんも長い年月をともに過ごすとそのようなものかもしれません。
わが家の猫も若かったころは、猫の本能よろしく夜になると実に生き生きと夜遊びにいそしんでいたものです。
ところがこう、猫ちゃんも20年以上も人間と暮らしていると、夜は人間と同様に寝るものと思うらしく、こちらが夜更かしをしているとわざわざ寝床から起きてきて、
「ニャア~~、こんな夜中に、いつまでも起きてちゃだめだニャ~~!」
と、しきりに鳴いて訴えてきたりします。
「わかった、わかった、もう寝ますよ」
と言うと、猫ちゃんも納得してまた寝床にもどって眠りはじめます。
そんな猫ちゃんを思っての一句です。
⇐イメージです
古猫に叱らるる夜半の秋
秋の夜〖秋の季語・時候〗終夜・秋の宵・夜半の秋
秋の夜一般をいう。また夜半の秋は、更夜の趣。強いて区別するなら、秋の宵から後のことといってもいいだろう。
月明かりに虫の音、あるいは遠く近く聞こえる海騒いや瀬音。
すべて古来から言いふるされた景物にちがいないが、古くしてまた鮮しい自然相を感じさせるのも秋の夜。
ー カラー図説日本大歳時記 飯田龍太より ー
夜半の秋って、なんだか情緒がある季語ですね。
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つぎのプレバトのお題『夜更かし』で、一句です。
20歳のころの猫ちゃんを思い出して詠んでみました。
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