とある裏路地を散歩していたら、ぼうぼうと草が茂った中に大きな白百合が咲いていました。それもたくさん・・・
見れば長く雨戸が閉まったままの空き家の庭のようで、百合のまわりは雑草が高く深く生えています。
かつての主が大切に育てていたのでしょうか、
主が去った今も、百合の花はこんなにも美しく健気に咲いていて・・・
つわものの草侍らせて百合の庭
百合〖夏の季語:植物〗鉄砲百合・鬼百合・姫百合・鹿の子百合・山百合・笹百合・白百合・カサブランカ
ユリという名の植物はなく、ユリはユリ属の総称です。日本は世界でも最も百合の種類が多い国とされています。
句は「庭の百合」とすると、庭の一部にユリが咲いていますという感じですが、この場合はユリが一面に咲いている庭全体を表現して、「百合の庭」としました。
草侍らせて・・・「強い雑草を侍従のようにしたがえている」という擬人化です。
これによってお姫様のような百合という、人の寂しい事情とは別に植物なりの逞しさも出してみました。
🌺花言葉 「純粋」「無垢」
その美しい花の姿からイメージされた花言葉です。
キリスト教では白い百合の花を「マドンナリリー」と呼び、聖母マリアに捧げられた花であることから「純粋」のシンボルとされています。
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