まだ寒い冬の一日です。
太陽の光も遠く弱いのですが、
ロウ細工のような朧梅の花は、まるで真昼の日差しに溶けゆくように見えてきました……。
昼の日に臘梅の花溶けゆくか
ひるのひにろうばいのはなとけゆくか
蠟梅〖冬の季語・植物〗唐梅・南京梅・蠟梅花・蠟梅
梅とは別種で、ロウバイ科の落葉低木。
1、2月葉より先に、蠟のような光沢のある香りのある黄花を下向き、または横向きに開く。蝋細工のように半透明で光沢があるので蝋梅というが、臘月(旧暦12月)に咲くことから臘梅ともいいます。
ロウバイの漢字は、
講談社版 カラー図説日本大歳時記では、臘梅という字が使われています。
角川学芸出版編 俳句歳時記では、蠟梅という字になっています。
角川春樹編 季寄せに、芥川龍之介の
臘梅や雪うち透かす枝のたけ
という句が、臘梅の代表句として載っていました。
蠟梅の透明感と美しさが際立って感じられますね。芥川龍之介は他にも、
臘梅や枝まばらなる時雨ぞら
という句も詠んでいますね。
芥川龍之介と臘梅、なんだか近いように感じます。
みなさん、こんにちは💛
いつもご訪問をありがとうございます。
いつもクリックありがとうございます💛^^
↓ ↓ ↓
にほんブログ村