かつて江戸川の傍に住んでいました。
住まいの脇の細い道をはさんだ向こうに土手があって、その土手の下は、もう広い江戸川です。江戸川の河川敷にはサッカーや野球場などがありました。休日にはキャンプやバーベキューをしている人もたくさんいましたね。たまにTVや映画の撮影にも使われていて、土手の上を機材を持った人達がぞろぞろと歩いていました。
あの頃はそんな世間様とは関係なく、季節を意識することもなく、ただ忙しく毎日を過ごしていました。
いつの間にか冬が過ぎ、いつの間にか春も過ぎ、夏になって秋になって、ふと気がつけば1年が過ぎて・・・という、そんな感じでした。
ある日のこと、自宅を出て駅の方に向かっている時でした。駅というのは江戸川の土手とは反対方面なので、江戸川に背を向けてせかせかと歩いていました。すると風が吹いてきて、ふわぁっと、いい匂いがやってきて包み込まれました。
なんだか懐かしい、ずうっと昔からの幼なじみにでも出会ったような香りでした。
「ああ、春だなぁ……」
そう思って立ち止まってふり返ると、江戸川の土手いっぱいに菜の花が咲いていました。このいい香りは、風に乗ってやってきた菜の花の香だったんだ、と初めて気がつきました。あんなに真っ黄色になっていたのに、気がつかなかったのでした。
ダメですねぇ・・・。
ほんの一瞬だけ、日々の生活を忘れて、思いっきり息を吸い込んだ希望の春でした。
今週のお題「小さい春みつけた」
迫り来る江戸川の香や花菜風
せまりくるえどがわのかやはななかぜ
菜の花〖春の季語・植物〗花菜・菜種の花・油菜・菜種菜・花菜雨・花菜風
アブラナ科の越年草の油菜の花。
菜種は秋に蒔種すると翌春、薹が立ち先端に黄色い十字花をつけます。
季語の傍題に、「花菜風」というのを見つけて、たぶん、こういう風をいうのだろうなと思いました。誰がつけたのでしょうね。
花言葉 : 『小さな幸せ』『快活』『明るさ』
夏目漱石の『草枕』には、”春の眠気を覚ましてくれる花”として象徴的に描かれています。花言葉は明るい花色から。
みなさん、こんにちは💛
いつもご訪問をありがとうございます。
3月の目標の1つ、はてなお題を書くことができました。
そういえば、はてなさんから、
はてなフォトライフ市民(プラチナ)になりましたので、
はてなよりカラースターをプレゼントいたします。
★カラースターの種類: グリーンスター
☆プレゼント数: 20個
★カラースターの種類: パープルスター
☆プレゼント数: 1個
というメールをいただきました。
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°うれしいです✨ありがとうございます♥
ちなみに、
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