あなたは運をどのように考えていますか?
運なんて信じないという人もいるでしょう。
運勢はあるかもしれないけど、自分ではどうしようもないよという人も。
しかし、巷には運にまつわる情報があふれています。
開運は「技術」だと言っているのは、この本の著者の櫻庭露樹さんです。
宇宙には法則があり、その法則を知り、型通りに実践さえすれば、誰でも、どこでも、どんな状況でも、いつからでも開運することができます、と。
開運を15年にわたって研究し、実践して効果があった方法を、櫻庭露樹さんは本書『世の中の運がよくなる方法を試してみた』に惜しみもなくつづられています。
櫻庭露樹著 フォレスト出版
今回は第6章の、こちら⤵です。
あなたの夢を叶える、具体的な夢の引き寄せ方
運をよくするためには、あなたが日常生活でどれだけワクワクできるか、というのがものすごく重要です。
あなたが思い描く世界の中で、現実にはまだ叶っていないとしても、
こんな素晴らしいことが起きたとか、あの人にこんなうれしいことを言われたとか、このワクワクしたイメージを日常生活にどれだけ落とし込んでいくのかが大事になってきます。
夢を引き寄せるには「準備」するしかない
あなたの夢や希望が叶った場面を想像して、喜びに浸るプチ瞑想をしましょう。
このときにいかにリアルに五感をフル刺激して、全身全霊で喜べるかというところがポイントです。
約8割の人は夢が叶わないわけですが、なぜ叶わないかというと、準備が足りないからです。準備なきものには、いっさいの介入をしないというのが、宇宙の法則だからです。
一流のアスリートの中で、メンタルリハーサルをしていない選手は1人もいません。
朝起きてから自分のテンションや体力が何時間後にピークにくるかということも計算して、最高の状態で最高のパフォーマンスを出せるように、全てを逆算して準備をしています。
それはどんな職業や業種でもすべて一緒で、成功者というのは全て逆算しているのです。そうした逆算が綿密に組まれているからこそ、何が起きたとしても同様しなくなります。
準備が完璧な人こそ、夢を叶えているのです。
「予祝」の世界観は夢を叶える近道
予祝とは【予め祝う」ということで、未来を先に祝ってしまうことによって夢が叶ったという未来を引き寄せるという考え方です。
夢を引き寄せる実践法
①潜在意識の奥深くに落とし込む
夢はノートに書くと実現しやすくなります。
寝る前にその夢が叶っている姿を思い描きながら、過去完了形で書き、枕元に置いて寝ます。朝起きたら、夢ノートに書いたことを声を出して読みます。
②夢を引き寄せる「願文流し」という儀式
・自分が心願していることを神様にお伝えする行動で、文字で書くことにより、さらに成就しやすくなります。すでに叶ってしまったかのように、過去完了形で書きます。
・1文目は世界平和など、自分ごとではなく周りの幸せを書きます。2分目から、心願をわかりやすく真心を込めて書きます。
・書いた紙を川に流します。流す際には、誰にも見られてはいけません。川に流したあとは、成就した姿を思い描きながら、宇宙に感謝しつつ見えなくなるまで見送ります。
あなたの夢(願文)の内容について
あなたの夢が叶っていくと世界がどう変わっていくのか、あなたにかかわった人たちはどう変わって幸せになっていくのか、それが最も大事なのです。
宇宙から見ている神様は、けっしてあなただけを幸せにしたいのではないのです。
あなたが幸せになったとき、その余波がどうなって、いったいどれだけの人が喜んでくれるのだろうか、どう変わっていくのだろうかということを知りたいのです。
あなたの夢が叶うことによって、あなたの周りの人や多くの人たちが恩恵を受けられるという願望があってこそ、もうすでにあなたの未来の姿は出来あがっているのです。
あとは時間の経過とともに、その姿が現れてくるのをワクワクと行動をしながら待っていればいいのです。
近くに川がない場合やどうしても川に流せない場合は、家で燃やしてもいいのです。
重要なことは、紙に書くということです。
運を高めるために必要な「徳を積む」ということ
この試験には絶対合格しなければいけないとか、このプレゼンはぜひとも成功させたいとか、絶対に失敗できない場面は人生ではいくつも遭遇します。
そういう時に上手くいく人と、失敗する人との違いは、運そのものなのです。
じつは運というのは、宇宙から与えられたポイント制なのです。
自分が使いたいときに使えるのが運というもので、そのときに自分が貯めていた運のポイントによって決まってきます。
そのポイントは、徳を積まなければ発生しないのです。
徳には陽徳と陰徳があります。
陽徳は、いいことをしているのいですが、そのことをわざわざアピールすることです。
陰徳は「陰で徳を積む」というように、人からは知られずに「誰かのために何かいいことをする」という見えない徳でほとんど賞賛はされません。
徳のポイントを積んでいくなかでも、1番ポイントが高いのがこの陰徳です。
そもそも純粋に良いことをしようとしている人が、他人に何かをアピールする必要があるのでしょうか。
運の上げ方は無限にあります。
運が良くなるチャンスはいっぱいあります。
あなたの小さな行動の積み重ね、その小さな微差が人生を大きく変えていくのです。
その微差をどれだけ大切に積み重ねて実践し続けていかが、運を高める唯一の方法なのです。
微差については斉藤一人さんも大切だと言っています。
またこういう逸話があります。
ミケランジェロのアトリエに友人が訪ねてきた時、ミケランジェロが、どの部分に手を入れたかを詳細に説明し始めました。
友人が「そういう些末なことは、さほど重要には思いませんが」と言うと、ミケランジェロは、
「確かに、細かい修正など取るに足らない問題かもしれません。
しかし、そのようなことが積み重なって美は完成します。つまり美の完成にとっては、どんなにささいな問題でも重要な意味を持つのです」
大リーガーの大谷選手は、運を良くするために、球場にゴミがあったら、さっと自らすすんで拾っていると聞きます。
大きな徳をいっきに積むのは大変でも、小さな徳なら、今すぐにでも出来そうな気がしませんか。
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