今日は立秋です。
俳句をかじってから、季節が気になるようになりました。
秋になったからといっても、この猛暑が急にクールダウンするわけでもありませんが、ただこれで暑さの折り返し地点を過ぎたのだと思います。
すごく暑いには暑いのですが、
夕方になるとほんの少しだけ日が短くなったと感じたり、
水やりをしていても汗のかき方がちょっと違うなと思ったりして、
暑い中でもこうして1秒1秒、カチッカチッと秋に向かっているんだな、
そう思うだけでも、ほんのちょっとだけ涼しい気持ちになりませんか。
ということで、木槿(むくげ)〖秋の季語〗で詠んでみました。
道端に千の夢落つ木槿かな
いつもの散歩道に咲いていた赤紫色の木槿の花です。
近づいてみれば、木の足もとにはたくさんの散った花が落ちていました。
木槿の花はハイビスカスの花のように、華やかな開花のあとに、きちんと花びらを閉じてから落花するつつましい花のようです。
槿花一朝の夢(きんかいっちょうのゆめ)
ということわざがあります。
木槿の花はたった一日でしぼんでしまいます。
そのことと人の世の栄華の儚さとを掛けたことわざだそうです。
句はさらにこれに掛けて、
たくさんのしぼんだ花が落ちているのを見て、「千の夢」としました。
蕾のように見えるのは、じつは咲き終わった花のようですね。
木槿〖夏の季語・植物〗花木槿・白木槿・底紅
アオイ科の落葉低木で、初秋に花を開きます。
普通は赤紫色ですが、園芸品種では白・絞りなどもあります。
🌺木槿の花言葉 : 「新しい美」「信念」
新しい美は、つぎつぎに新しい花を咲かせることから。
信念は、十字軍のシリア遠征の際にタチアオイ(木槿の古い学名を低木タチアオイという)が持参されたことに由来します。
みなさん、こんにちは💛
いつもご訪問をありがとうございます。
こちら、クリックをお願いいたします💛^^
↓ ↓ ↓
にほんブログ村