桜さくら堂

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ショートスティ短期入所生活介護の利用を考えるケース2 体験

昨日に引きつづいて、今回も介護する方も介護される方も、

f:id:sakurado:20210410125947p:plain ウィンウィンの関係でいられるために、

ショートステイ短期入所生活介護の利用について

考えてみたいと思います。

ご家族などの介護する方の理由では、

・介護疲れ

・体調不良や入院等

・冠婚葬祭など

・お泊りの勤務がある

・仕事での出張や旅行での外出

などがあります。

そんな時に大切な高齢者を、ちゃんとお世話をしてくれる所があるのは、

すごく安心💛ですよね。

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 🌸 ショートステイご利用までの流れ 🌸

 

1.担当のケアマネに相談し、ショートステイにケアマネが申し込みます。

 

2.ショートステイの相談員などが、ご自宅に本人の状態などを見に来ます。

  特に問題がなければ、ご契約になります。

 

3.本人と家族とショートスティの相談員とケアマネ等で、

  話し合いをします。(担当者会議)

  それに基づいてケアマネが、ケアプランを作成します。

  (ご家族の都合等で2と3が、同じ日に行われることもあります)

 

4.入所する希望の日時と期間を予約します。

 

5.入所する日には、ショートステイからお迎えの車が来ます。

 

6.施設で過ごして、自宅にもどる日には施設から車で送ってくれます。

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   🌸 ショートスティでの過ごし方の例 🌸

 

    7:00  起床・排泄・着替え・整容

          (必要な部分の介護を支援してくれます)

    8:00  朝食  食堂でそろって食事をします。

          (食事介助もあります)

    9:00  部屋にもどる。

          (お部屋でゆっくり過ごしたり、入浴をします)

   12:00  昼食  食堂でそろってします。

   13:00  レクリェーションなど

   15:00  おやつ

   18:00  夕食

   21:00  就寝

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施設は決まったルーテインなので、安心ですよね。

ショートスティはご利用する人が短期で変わってしまいますが、

それでも食事で同じテーブルの人と顔なじみになったり、

レクレーションで親しくなったりして、にこやかな笑顔もみられます。

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 尚、施設への送り迎えは、送迎加算がついて料金がかかります。

加算はいろいろあって、

夜間にじゅうぶんな職員を配置している夜勤職員配置加算

認知症の方をちゃんとお世話ができるという若年性認知症利用者受入加算

計画に基づいて個別に機能訓練を提供できるという個別機能訓練加算

看護師がお世話できますという看護体制加算

急な受け入れができますという緊急短期入所受入加算等など、

施設によってずいぶん違います。

本人の状態にあった施設を選ぶのが良いでしょう。

 

ただ今までの経験からすると、

ご本人がにこにこして帰ってくるとか、

お迎えが来たときにこわばったり、緊張することがない所がいいのかな

と思います。

 

  f:id:sakurado:20200623110458p:plain 【 体験 】

 🌸 家族(夫)の葬儀のためショートスティを利用したケース

 

 次男さんと2人で暮らしている80代の要介護3の認知症の女性です。

排泄の失敗があるためオムツをつけていますが、歩行は自立されています。ご自宅は団地の4階ですが、介助なしで上り下りができます。

重度の認知症のため、自宅から1歩でも外に出ると何処だかわからずにもどってくることが出来ません。挨拶はできますが、何をたずねても「わからない」との返答です。

次男さんは60歳代で年金暮らしとのことですが、日中は母親の目が離せないとのことです。夜間は家から1人で出ることのないように、厳重に鍵をかけているとのことです。

ご本人は外出することや人との交流が大好きなので、週5日デイサービスに楽しく行かれて入浴もしてきます。

 ご本人の夫も要介護4で認知症ではないのですが、車椅子状態で排泄や食事、入浴や着替えなど生活の全ての介助が必要なため、次男さんは2人は面倒がみれないので施設に入っています。

その夫が施設で食事を摂らなくなり、病院に入院したのですが約1か月後に亡くなりました。それで葬儀などをすることになったのですが、妻であるこの方は、認知症で夫が亡くなったことがわかりませんでした。

夫どころか次男さんも誰だかわからないのです。もちろん、私のことも誰だかわかりません。

本来ならば妻も葬儀に参列するところですが、一瞬でも目を離すとどこかへ行ってしまいます。そういう訳で、この女性もショートスティの利用となりました。

つぎにご自宅にうかがった時には、夫のご霊前の前でにこにこしていました。

次男さんは、「むしろ死んだのが分からない方が、本人には良かったのかもしれません」と言っていました。

皆さん、それぞれ色々なご事情がありますよね。

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