この歳時記は、オールカラー版で写真をふんだんに使いながら、総季語数が2801収録されています。
前半に基本季語とその例句、季語をイメージしやすいカラーの写真と句の鑑賞の助けとなる詳しい季語の解説があります。
さらに石寒太さんの代表例句の解説も書かれています。
これだけの内容がありながら、自宅で読むのにも、持ち運びにも便利なB6判というのがうれしいですね。
オールカラーよくわかる俳句歳時記/石寒太・編/ナツメ社
↓↓↓ 中は情緒のある美しいカラー写真が満載です。
句と写真を眺めているだけで、心がほっこりとしてほぐれていくように感じます。
春・夏・秋・冬・新年が、この一冊にまとめられています。
昨年の暮れに、この歳時記を自分へのご褒美に買いました。
写真が美しくて癒されたのと、俳人の石寒太さんの句の解説があって大変勉強になると思ったからです。
私は石寒太さんの本からまず俳句を学んだので、自分にとっては石寒太さんの解説が一番しっくりくるのかもしれません。
私のように独学ですと、こういう解説がありがたいですね。
もう少し力がついたら、独自の解釈もあるのでしょうが、まだまだ基本のきのところですから、そこまではいっていません。
例句の解説を読むと、なるほどなぁと思うことばかりです。
今は自分が使いたい季語や調べた季語辺りから、少しずつ読んでいます。
句作のためのアドバイスがあるところも嬉しいですね。
編者・石寒太さん
1943年生まれ。本名、石倉昌治。大学卒業後、加藤楸邨に出会い、1969年に楸邨が主宰する俳誌『寒雷』に入会。楸邨最後の直弟子となる。
1989年に俳誌『炎環』を創刊し主宰する。
毎日新聞社の俳句総合誌『俳句αあるふぁ』の編集長を務め、『あるき神』『炎環』『翔』『夢の浮き橋』『石寒太句集』などの句集を著す。
また評論、随筆として『山頭火』(毎日新聞社)『宮澤賢治の俳句』(PHP研究所)『歳時記の真実』(文藝春秋)や入門書の『カラー版初めての俳句の作り方』(成美堂出版)など、幅広い著作がある。
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