俳句を始めようと思って本屋さんなり図書館なりに行ってみると、
『初めての……』という俳句の本がずららっと並んでいます。
この中から、どれを選ぼうかと迷うところなんですが、
私の場合は簡単です。
写真が多くて読みやすく、分かりやすい本です。
初心者に俳句を文字でいくら丁寧に説明されても、今一つ、ピンと来ないし情景もぼやけてピンボケ状態です。
そこへいくと写真があれば一目瞭然。
というわけで、超初心者だった私が、まず最初に選んだ本はこれでした。↓↓↓
カラー版 初めての俳句の作り方 石寒太著/成美堂出版
ご覧のとおり、全ページオールカラーのビジュアル本です。
これはいいですね。
秋の画像がまずあって、句作の簡単なヒントなどが簡潔な文章でちょこっとだけ書かれています。お手本となる句も載っています。
内容としては、〖定型 言葉を五七五にあてはめてみる〗などステップ1から、ステップ6まであります。
ステップ1 知っておきたい俳句のきまり
↓
ステップ2 言葉の写生で俳句作り
↓
ステップ3 よい俳句を作る技術
↓
ステップ4 気取らず自由に言葉を選ぶ
↓
ステップ5 先人の俳句を知る
↓
ステップ6 俳句の仲間を作り楽しむ
ぼんやりとページを眺めているだけでも勉強になりますが、
お手本の句がどれもまあ、惚れ惚れとするような名句ばかりがそろっています。
こういう名句を詠みながら添えられた趣きがある写真を眺めていると、
「どれ、ちょっと自分も一句、詠んでみようか」
っていうような気になってきたりします。
松尾芭蕉が自分で推敲をした内容を解説しています。
あの芭蕉でさえも、何度も推敲を重ねて名句が誕生したんですね。
この本『カラー版 初めての俳句の作り方 石寒太/成美堂出版』は、
私にとって俳句作りのバイブルのような本なので、書棚に置いて時どき眺めています。
ちなみに初版は2017年で、1000円+税となっています。
これだけふんだんに写真を使ってこの金額とは、もしかして儲けってないのかもしれませんね。。。
ありがとう、『カラー版 初めての俳句の作り方』の製作者のみなさん❕
著者 石 寒太(いし かんた)さん
1943年静岡県生まれ。本名、石倉昌治。1969年に『寒雷』に入会、加藤楸邨に俳句を学ぶ。現在、俳誌『炎環』主宰。『俳句αあるふぁ』(毎日新聞社)編集長、毎日文化センター、NHK俳句教室、毎日カルチュア―センター講師。
日本文藝家協会、近世文学会、俳文学会、現代俳句協会会員。
著書に、句集『あるき神』『炎環』『夢の浮き橋』『石寒太句集』、評論・随筆に『山頭火』(毎日新聞社)『俳句日暦』『宮澤賢治の俳句』(PHP研究所)『わがこころの加藤楸邨』(紅書房)『「歳時記」の真実』(文藝春秋)『心に遺したい季節のことば』(KKベストセラーズ)『俳句はじめの一歩』(リヨン社)など多数。
【中古】 初めての俳句の作り方 写真を見ながらすぐ句作ができる / 石 寒太 / 成美堂出版 [単行本(ソフトカバー)]【メール便送料無料】【あす楽対応】
みなさん、こんにちは💛
いつもご訪問をありがとうございます。
初心者向けの俳句の作り方の本は、ずいぶんたくさん読んできました。
どの本も結局、言わんとしているところは同じなのですが、やはり写真がたくさんあった方が、私の場合は良かったです。
ラクチンにエレベーターで昇りたいYUYUでした。(;^_^A
でも富士登山と一緒で、五合目まではラクチンに車で行けますが、そこからはみんな一歩一歩、自分の足で登らないと頂上までは辿りつけません。。。
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