地域包括支援センターから、新しいご利用者さまの紹介がありました。
要支援2の女性の方でした。
予防(要支援1、2と事業対象者)は、地域包括支援センターが担当します。
要介護1~5は、居宅介護支援事業所いわゆるケアプランセンターが
担当するという決まりがあります。
でも、要支援や事業対象者でも、地域包括支援センターから依頼されて、
担当することがままあります。その場合は、委託という形になります。
委託なので、プランを立てる時にも包括(地域包括支援センター)に
いろいろお伺いをたてないといけないし、プランの書式も違うのですね。
さらにプランが出来たら、再度包括に持っていって意見を書いてもらってから、
やっとご利用者さまに持っていけるようになります。
委託は包括がワンクッション入るので何かと面倒なので、
予防(要支援と事業対象者)を担当するのを嫌がるケアマネージャーも
多いですね。
そーゆー私も、予防のプランを作るのが苦手です。
今回、私が担当するTさんは、歩行が大変になったので施設に入りたいけれど、
一緒に住んでいる夫の方が施設に入りたくないとのことでした。
そこでしばらくは自宅で福祉用具等のサービスを受けながら
夫と暮らしていくということでした。それを受けて、
アセスメントをとって、基本情報やなんやかやの書類を入力して、
苦手な支援のケアプランを作り、担当会議をやって、
山ほどどっさり書類を作って、包括に意見を書いてもらいました。
後はTさんに説明して、署名と印鑑をもらうだけです。
やれやれ💦
その時、電話がなって、
「やっぱり、夫を待てないから、すぐに私だけ施設に入ります。
もう見学してきたので、施設の調査に立ち会ってください」
だって。
もっと、早く言ってよ~~~(+_+)
ま、こうゆーことは(ドタキャン)はよくありますね。
デイサービスと契約までして、いざ、迎えが来ると、
「やっぱり、やめた」とか。
(*´Д`) ケアマネあるある ですね。
いろいろと準備をしてきた関係事業所には、
ひたすら頭を下げるしかないですが、
こういう時は……
「 ま、いっか 」
です。
みなさんは、介護保険でお困りのことはありませんか?
さて、
介護保険を使おうかなって思った時に、
ファーストコンタクトは、地域包括支援センターがいいのかなって思います。
包括は、主任ケアマネージャーと看護師と社会福祉士で構成されています。
行くと、どういうことで困っているのかを聞いて、
問題になっているのは病気なのか、経済なのか、家庭なのか、
それとも違う何かなのかを多角的に、
専門的な見地から考えて支援するようになります。
それと同時に、介護度が出ていなければ申請して、
認定調査もすることになります。
(調査員は市区町村から来ます)
これは一般のケアプランセンターでも、同じですけどね。
もし、担当してもらいたいケアマネージャーや事業所が決まっていたら、
直接そこへ行ってもいいですよ。
あるいはデイサービスに行きたいとか、
ヘルパーさんを頼みたいとか、
具体的な支援の内容が決まっていたら、先に伝えてみるのもいいですね。
介護の悩みは、1人で抱え込まないのが1番ですよ。
1人では解決しそうにないと思われることでも、もしかしたら
ご自分では思いもよらないような社会資源が見つかるかもしれません。
諦めないで、解決策を一緒に探してみましょう。
担当する地域包括支援センターは、お住まいの住所で決まっています。
ご自分の包括がどこなのかわからない場合には、
市区町村役場に訪ねてみれば教えてもらえますよ。
ネットで調べてもいいし。
お悩みを抱えている方も、お気軽に相談されてみてはいかがでしょうか?
っていうことで、
(*^^*) 今回は介護保険の入り口のご説明になりま~~す。
では。
ご訪問いただき、ありがとうございます~~💛