風もなくおだやかな冬の日ですので、足をのばして
昭和レトロの文具店のような本屋さんへ行ってみました。
模したのではなく、昭和のお店がそのまま残っている感じです。
このお店は車で見かけてから気になっていて、
昨年に1度、一粒万倍日と天赦日が重なった日に行ったのでした。
運がいい日には、人のためにお金を使うものだという人いて、
それもそうだと思ったのです。
そして、何かを買うなら、なるべく流行っている大きなお店ではなく、
買い物客が少ない小さなお店で買うのが良いらしいのです。
なぜならたくさんの人が買うお店で使ったお金は、その店の売り上げのほんの些細な一部の金額にしかなりませんが、
売り上げがないお店で使ったお金は、その店にとっての売り上げで占める割合が大きく、貴重なお金になるからだということでした。
なるほど、それもそうだと思いました。
もし同じようなモノを買うのなら、なるべくお客さんんが少ないお店で買おうと思いました。
そこでワタクシは、超運がいい日に、その昭和レトロのお店に行ったのでした。
さて、そのお店は、外見は文具店でしたが、入ってみると中は本屋さんでした。
棚には古めの本がずらりと並んでいました。
古めですが、古本屋さんではありません。
さて、どれを買おうかとしばらくあれこれ眺めて見たものの、
買いたい本がありませんでした。
どうしようかと思って、レジの辺りをちらっと見ると、そこに座っていたのはおばあさんでした。たぶん80歳くらいでしょうか。
お店にはワタクシの他にお客さんは無く、
おばあさんもこちらをさり気なくうかがっているようでした。
さんざん迷ったあげく、ワタクシは1冊の開運の本を手に、そのお店を出たのでした。
そして、ふたたび、今度は『ペン習字の練習帳』を買おうと思い立ったので、
あの昭和レトロのお店へ行くことにしました。
そう、あの時、どの本を買おうかを迷った時、棚のすみっこのほうにペン習字の練習帳があったのを思い出したからなのです。
そうして、意気揚々と向かってみると、おばあさんが店番をやっていた昭和レトロのお店のシャッターには、
『閉店』
・・・の張り紙があったのでした。
諸般の事情により、閉店と。
諸般の事情って、なに?
もともと、売れてなかったやん。(⇐なぜか関西弁。しかもいいかげんな関西弁です)
おばあちゃん、どうかしたん?
という思いがぐるぐる頭の中をめぐりましたが、
仕方なくあきらめて、いつもの文具店兼本屋さんへと歩いていきました。
なにしろ散歩中なので。
ところがです。
ココもシャッターが閉まっていて・・・
よもや、よもや、とドキドキしながら張り紙をみたら・・・
ただの臨時のお休みでした。
ほっとはしたものの、散歩ともう一つの目的の『ペン習字の練習帳』が手に入らず、なんとなくスッキリとしません。
日曜日なのに、お休みとは・・・と内心思いつつ、口には出さず、
(不平、不満、悪口、文句、泣き言を言わない修行中なので)
ぼんやりとしていたら・・・
ひらめきました!!
「あっ、近くに百均があったやん!」(←またもや、性懲りもなく関西弁です)
しかも、年中無休。
もしかしたら、あるかも・・・・という希望を胸に、いざ、ダイソーへ。
なんとそこには、ちゃんとペン字練習帳が鎮座しておりました。
しかも、百円❣
紙の質はちょっと薄っぺらくて悪いですが、
練習だもんね。
とすぐに購入して、なんだか得した気分で帰途につきました。
家に帰ってから、ペン習字練習帳をよく見てみると、買ってきたのは『基礎編』でした。
とゆうことはと、よく見てみれば、どうやら『実用編』もあるようでした。
たった100円で、この内容・・・・。
ワタクシは、きっとこの百均の実用編も買うことになるでしょう。
不本意ながら、レトロなお店でもなく、小さな文具店でもなく、
こういう量販店で。
そして、しみじみと思いました。
時代は、こんなふうに流れているのか・・・と。
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