俳句
ほんの少し暑さが和らいで、いつもの真夏の暑さになってきました。 久しぶりに川べりの方へ散歩にいってみると、道端で野生化したと思われる真っ黄色いカンナが咲いていました。 カンナの花はクレヨンの原色のような色で、元気が似合う花です。 深緑の葉は傭…
9月になってもまだ34度という気温です。今年は猛暑記録を更新し続けたまま、9月に突入です。 日本はもとより諸外国でも、猛暑による山火事や水不足、農作物の立ち枯れなど様々な被害が出ています。 もはやこれは災害といっても過言ではないでしょう。 そ…
30代のころ、ふっと、俳句を詠みたいという気持ちが湧いてきました。 なぜだかわかりません・・・まるで、こう、果実が熟してぽとりと落ちてくるように思いついたのでした。 それまで俳句といえば、中・高校のころに、ちらっと授業でふれただけでした。 も…
アウトドアでつくるカレーは、初心者の定番ですね。 外で作るカレーは簡単なのでよく子供達がカレー係をしていましたが、それも今となっては夢幻のごとくなりとなりました。 なんだか懐かしいですね・・・ 影よぎるカレーライスに秋の蝶 秋の蝶〖秋の季語・…
とある裏路地を散歩していたら、ぼうぼうと草が茂った中に大きな白百合が咲いていました。それもたくさん・・・ 見れば長く雨戸が閉まったままの空き家の庭のようで、百合のまわりは雑草が高く深く生えています。 かつての主が大切に育てていたのでしょうか…
東名や新東名のサービスエリアで車から降りると、 まず富士山を仰ぎ見ますね。 これが何よりの休息になります。 でも、いつもあの雄大で美しい富士山が眺められるわけではありません。 見えるはずの方角を見ても、その日、その時間の、お天気によっては・・…
散歩をしていると、思いがけずステキなものに出会ったりします。 今までどうってこともない家の軒下に、白く大きな芙蓉の花が咲いていました。 見上げるような高い空に、うっすらと白く美しくあって、 まるで昼間の月のようです。 白芙蓉昼なか月に出会いけ…
森とか山とかに行くと、こう、うっそうとした所を抜けてパッと開けた草地とか吊り橋なんかに出ると、よくトンボが飛んでいたりします。 飛ぶというか、あちこちの草や葉などの上に止まっていて、近づくとフッと浮いてツイっと飛んでいくんですね。 うわあっ…
今日は立秋です。 俳句をかじってから、季節が気になるようになりました。 秋になったからといっても、この猛暑が急にクールダウンするわけでもありませんが、ただこれで暑さの折り返し地点を過ぎたのだと思います。 すごく暑いには暑いのですが、 夕方にな…
たとえばお気に入りの店で、 うれしいことがあって行き、悲しいことがあって行き、料理を食べながら夢を語ったり、悩みを聞いたり、衝撃の告白があったり・・・そんなお店、あなたにもありませんか。 その店は、戦後間もなくから何十年もやっていたと聞きま…
いよいよ今日から8月ですね。 8月の運を味方にして、新しい一歩をふみ出しましょう。 8月の開運日 8月3日(木)巳の日 8月4日(金)天赦日×一粒万倍日×大安 8月10日(木)一粒万倍日×大安 8月12日(土)寅の日 8月15日(火)巳の日 8月16日(水)…
燃えるような暑さの下で咲いているベゴニアさんを、 カメラにおさめました。 ベゴニアさんはもともとは秋の花のようです。 毎年、庭先で咲いてくれている巨大ベゴニアは、1月の強い空っ風が一晩中吹き荒れたときにすっかり枯れてしまいました。 もうダメか…
酷暑の毎日ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか? 暑くてもしなければならないことや、したいことがあるでしょうが、 まずは健康第一で、無理をしないようにしたいですね。 わが家ではメダカを外で飼っています。 この猛暑なので、メダカの水も高温…
6月6日に青蛙を玄関脇の植木鉢で見かけてから、とんと姿を見せなくなりました。 いつもだったら植物に水をやっていると、ぴょこんと色々なところから顔を出したりしていたのですが、1か月以上経っても姿を見せません。 雨が降っても鳴くこともなく、し~…
こちら猛暑の毎日ですが、みなさまのお住まいの地域はいかがでしょうか? 暑いのは人間だけでなく、猫ちゃんもワンちゃんも一緒ということで、 猫ちゃんには1人でお留守番の時にも、ちゃんとクーラーをかけています。 電気代がかさむけれど、猫ちゃんも熱中…
プレバト‼俳句による梅沢富美男さんの句集『一人十色』のご出版 おめでとうございます。 そして、ここから俳句人生のご出帆になるのでしょうか。 ・・・ということで、 では、さっそく中を見ていきたいと思います。 句集一人十色/梅沢富美男/夏井いつき監…
海の日の今日は、日本全国猛暑日とか。 こんな日には、涼しげな川端康成の『雪国』をイメージしたインクで、 書き物ををするのも一興です。 夏〖夏の季語・時候〗三夏・九夏・朱夏・炎帝 立夏から立秋の前日までをいいます。 新暦ではほぼ五、六、七月にあた…
何気ない日常が、見慣れた世界が、キラキラし始める。 そんな俳句のある生活をご一緒に楽しみましょう。 ・・・と著者の夏井いつきさんが本書で語っています。 夏井いつきの「今日から一句」/夏井いつき/第三文明社 夏井いつき先生が俳句の基本の基を、俳…
猛暑の毎日です。 ちょっと外に出るだけで汗だくになってきます。 そんな日には、北海道の抜けるような青空の下で育った夕張メロンという 冷たいパフェはどうでしょう。 メロン〖夏の季語〗マスクメロン、西洋メロン、プリンスメロン、アンデスメロン、アム…
海水浴でひと遊びして、 水着のまま海の家で、かき氷と冷やし中華を食べた夏の日です。。。 足には砂がついて、体にも潮の匂いをつけたまま、ぎらつく太陽にも負けなかったあの頃を思い出して・・・一句です。 最近は夏の海にあまり行かなくなりました。あの…
2023年6月29日のプレバト俳句の兼題〖木漏れ日〗では、 森口瑤子さんの句が、きらっと輝いていましたね。 こんな句です。〖鑑賞句〗 木洩れ日に晒され空蝉のしずか 季語は〖空蝉〗です。 木洩れ日のきらきらした光に晒されて、空蝉のひっそりと静かなようす…
沖縄は梅雨が明けたという・・ 子供のころは雨の中、カタツムリを探すと道ばたの葉っぱによくいたものですが、 この頃は、とんと見かけません。 ジグザグにテカる足あと蝸牛 蝸牛〖夏の季語:動物〗蝸牛(くわぎゅう)、ででむし、でんでんむし、まいまい マ…
愛猫家としては、そろそろ猫で詠まなければと思いました。 そこでプレバト兼題の「木漏れ日」で、一句です。 木漏れ日の影と戯る猫涼し 涼し〖夏の季語:時候〗朝涼、夕涼、晩涼、涼風、涼風、夏のほか、夏のよそ 夏の暑さの中にあってこそ感じられる涼気を…
木漏れ日がゆらゆら揺れているのを見ていたら、 ただそれだけで、心がひたひたと満たされてゆきました。 木漏れ日が好きになったのは、この日からで初夏のことでした。 『プーと大人になった僕』というディズニー映画があります。 その中でぬいぐるみのプー…
松尾芭蕉をはじめとして江戸期の近世俳人から、現代の俳人まで、 数多くの代表句と共に経歴までもが、 下重暁子氏のエッセイと解説によってたくさん紹介されています。 一つの俳句を鑑賞するとは、私の場合、一つの絵画を鑑賞するのにも似ています。 名画の…
立葵(タチアオイ)の花が咲き始めました。 太い茎がまっすぐに伸びて、そこに下から次々に花が咲きてゆきます。 花は大きくて薄くて、芙蓉の花に似ていますね。 夕暮れにまっすぐに立って咲いている立葵の姿は、まるで 家族が、 恋人が、 ペットが、 愛する…
毎年、今頃の季節になると故郷の庭石の隅に2つ、3つ、ひっそりと咲いていた小さな白い花は、梔子(くちなし)の花でした。 「梔子の花が好き」だと言っていた母は、石楠花の花も好きだとも。 歌が上手くて賑やかで、ご近所の人気者だった母は、くちなしの…
淡水魚水族館は地味なので、いつ行ってもわりと空いています。 なぜならイワナやヤマメやメダカなど、水槽にいる魚は普段よく見かける魚が多いということもあるのかなと思います。 子供を連れて行ったのは夏休みです。 3~5㎝くらいの薄っぺらな魚のタナゴ…
町中の散歩道の細い路地を曲がると、アパートと民家との間の狭いスペースに小さな畑がありました。 そこには白い花と紫色の花が、仲良く風にゆられています。 暑い日差しのなかをミツバチが1羽飛んできて、花の周りを飛び交っていましたが、 すぐに風に吹か…
アフリカのキリマンジャロ山は、別名「神の家」ともよばれている。 その頂近くに、不毛の頂上を目指し登り、力尽きて死んだ豹の亡骸があるという。 豹が何を求めて頂上を目指したのか、知る者はない。 これはヘミングウェイの「キリマンジャロの雪」という短…